
写真:ソン・フンミン(提供:AP/アフロ)
8月7日、トッテナムの韓国代表MFソン・フンミンはやはりロサンゼルスFCに移籍することになりそうだ。
ソン・フンミンはトッテナム退団を発表していたが、新天地はまさかのMLSだったようだ。
アジアナンバーワンの実績を誇るソンの移籍により、「新たなアジアのアイコン」の台頭が必須だといえるだろう。
新たなアジアのアイコンは韓国勢か、それとも三笘or久保か
近年アジア系の選手の活躍が目覚ましいが、やはりソン・フンミンは絶対的なアイコンとも呼べる存在だった。
アジア版のバロンドールと称される「ベスト・フットボーラー・イン・アジア」では9回も1位を受賞し、プレミアリーグ得点王も2021-2022シーズンに獲得している。
その他にもPFA年間ベストイレブン(イングランドでプレーする選手のベストイレブン)も2020-2021シーズンに選出、FAカップでも2016-2017シーズン得点王に輝いている。
2020年にはFIFAプスカシュ賞(最も優れた得点を挙げた選手に贈られる賞)も受賞しており、個人で成し得た功績は挙げればキリがないほどだ。
しかし、そんなソン・フンミンも33歳となり、さすがにプレーのキレは落ちている。
トッテナムを退団しMLSのクラブに移籍することで、アジアナンバーワンの座から降りることになるわけだ。
新たなアイコンの候補となるのは、韓国勢か日本人選手となる可能性が高い。
韓国代表ではウルヴァーハンプトンに所属しているファン・ヒチャンやPSGのイ・ガンイン、バイエルンのキム・ミンジェらがソン・フンミンの代わりとなる存在だが、日本人選手の三笘薫や久保建英も実力、ネームバリュー共に負けてはいない。
W杯前となるシーズンで三笘や久保が所属クラブで大活躍すれば、「アジアのスターといえば三笘や久保だ」と称される可能性もある。
ブライトンもレアル・ソシエダもCLやELに参戦できないため、現在よりさらに名を売るためにはリーグ戦で圧倒的な個人成績を残す必要がある。
ぜひこの2人にはシーズン10得点10アシスト(20得点関与)以上を目指してもらいたいものだ。
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