浅野拓磨がマジョルカ移籍決定でクラブ史上4人目の日本人選手に!新監督の戦術にもフィットする可能性大
浅野拓磨(撮影:Kaz Photography/Getty Images Sport)
7月6日、ラ・リーガのマジョルカが日本代表FW浅野拓磨(29)を2年契約で獲得したと発表した。
浅野は契約満了でボーフムを退団しているため、移籍金はかからない。
レアル・ソシエダで活躍する久保建英に続くラ・リーガ2人目の日本人選手誕生となった。
シュツットガルト移籍濃厚とみられたがマジョルカに決定
ブンデスリーガ16位で入れ替えプレーオフに回ったものの、なんとか降格を避けたボーフム。
浅野はそんなボーフムとの契約を更新せず、今季終了後に退団していた。
今季の浅野は、公式戦32試合出場で7得点1アシストとまずまずの結果を残した。
アジアカップのため出場できなかった期間とシーズン終盤の数試合を除けば、年間を通してレギュラーとしてプレーできていた。
そんな浅野は同じくブンデスリーガのシュツットガルトから強い興味を持たれ、移籍濃厚と思われていたが、まさかのラ・リーガ15位のマジョルカへの移籍となった。
久保の活躍により、日本人選手に対する期待度が高まっていることがこの移籍実現の大きな要因の1つであるといえるだろう。
浅野は久保建英、家長昭博、大久保嘉人に次ぐクラブ史上4人目の日本人選手となった。
マジョルカは新監督となるが浅野はフィットできるのか
昨季までアギーレ監督がマジョルカを指揮していたが、新シーズンは昨季オサスナを率いていたジャゴバ・アラサテ氏が指揮を執ることになっている。
大型FWをワントップに置くスタイルで、左右に守備意識が高くスピードのあるWGを置きたがる監督ゆえに、浅野もチームにフィットできる可能性は高い。
マジョルカもボーフムと同じように降格争いをしていたクラブゆえにステップアップとは言い切れないが、注目度の高いリーグゆえに活躍すれば北中米ワールドカップに向けて大きなアピールとなるはずだ。
また、久保が所属するレアル・ソシエダとの一戦も、日本人サッカーファンから大きな注目を集めることになりそうだ。
果たして浅野はプレーするリーグが変わっても活躍することができるのか、そのプレーに注目だ。
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