「アーセナル」負傷者続出もキャプテンウーデゴール復調でプレミア制覇の可能性高まる

ウーデゴール,サッカー

写真:ウーデゴール(ロイター/アフロ)
12月30日(日本時間12月31日)、プレミアリーグ第19節「アーセナル対アストン・ヴィラ」の一戦が行われる。

第18節のブライトン戦に2-1で勝利しリーグ戦4連勝中のアーセナルは、年内最後の試合に勝利しプレミアリーグ首位を死守することができるのか注目される。

対戦相手は第15節で敗戦を喫した3位アストン・ヴィラなだけに、アウェイながらなんとしても勝利しておきたいところだ。

アーセナルは負傷者続出中もウーデゴール復調でシーズン後半も期待大

リッカルド・カラフィオーリやユリエン・ティンバー、ベン・ホワイト、クリスティアン・モスケラといった選手たちが負傷離脱しているアーセナル。

DF陣の離脱者が多いのはお馴染みの光景だが、マガリャインスが復帰したことで「サリバ-マガリャインス」の鉄壁CBコンビが揃い、崩壊という状況にまでは至っていない。

とはいえ本来MFであるデクラン・ライスがSBを務めるなどSBの層はかなり薄くなっているため、怪我人の復帰を待つだけでなく冬の補強(レンタル移籍でのスポット補強も含む)は必須となるだろう。

MFに関しては、ウーデゴールが復調気味なのがポジティブな要素だといえる。

今季は加入したエベレチ・エゼの活躍によりウーデゴールの存在感が薄くなっていたが、そのテクニックとキャプテンシーの大きさはプレミアリーグ制覇に必要不可欠な要素であるのは間違いない。

1月以降も超過密日程が続くが、ウーデゴールとエゼ、ライス、ミケル・メリーノ、マルティン・スビメンディと一級品のMF5人が良いコンディションであるため、質を落とさずに戦っていけるはずだ。

CFに関しては今季から加入のビクトル・ギョケレシュが完全にフィットしていない点が気がかりだが、前線からのチェイシング力が高いため一概に補強失敗とはいえない。

2~3試合良い形で得点を重ねられれば、量産モードに入る可能性も十分にあると考えられるだろう。

アーセナルはCLでもリーグフェーズ首位に立っており、FA杯やカラバオ杯も勝ち進んでいるため厳しい日程が続くが、アルテタ監督が既存戦力のローテーションを成功させられれば悲願のプレミア制覇だけでなく2冠、3冠といった可能性も十分にありえるといえるだろう。

果たしてアーセナルの快進撃は2026年も続くのか、注目しよう。