
写真:スビメンディ(なかしまだいすけ/アフロ)
世界で最もレベルが高く世界で最も経済的にも発展したサッカーリーグであるプレミアリーグが、今夏も多くの世界的名手を獲得している。
特に的確な補強を成功させそうなクラブが、昨季2位のアーセナルだ。
7月6日にはレアル・ソシエダに所属するスペイン代表MFマルティン・スビメンディ(26)を約114億円の移籍金で獲得。
さらにスポルティングに所属するスウェーデン代表FWヴィクトル・ギェケレシュ(27)の獲得も目前だと欧州移籍市場に精通しているロマーノ氏が報じている。
スビメンディに続きギェケレシュ獲得ならプレミア&CL制覇も現実的な目標に
ここ数シーズン着実にチーム力を高めてきているアーセナルだが、プレミアリーグでは3シーズン連続2位、CLは2023-2024シーズンが準々決勝敗退、2024-2025 シーズンが準決勝敗退とタイトルを掴みきれずにいる。
その大きな要因となっているのが「エースCFの不在」だった。
スペイン代表MFスビメンディの獲得により、中盤の安定度は飛躍的にUPするだろう。
スビメンディはプレミア初挑戦ながら実力は間違いなくワールドクラスであり、シーズンを通して戦い抜ける肉体的強さも有しているため、怪我がない限りはアーセナルの主力として活躍するだろう。
そしてウィークポイントだったCFもギェケレシュの獲得が実現しそうなため、一気にチーム力はUPする。
プリメイラ・リーガ(ポルトガルリーグ)からのチャレンジとなるためアーセナルにとっては多少リスクがあるが、昨季公式戦54得点12アシストと圧倒的な結果を残しているため、期待感は高い。
なにより187㎝の大型ストライカーというアーセナルにとっては待望のピースなだけに、ハマればプレミア制覇はもちろんCL制覇も夢ではなくなるだろう。
スビメンディやミケル・メリーノ、ウーデゴール、ライスなどアシスト能力に長けた選手が多いアーセナルゆえに、ギェケレシュは加入1年目にしてサラーやイサク、ハーランドと得点王を争う可能性もあるはずだ。
果たしてアーセナルはスビメンディに続きギェケレシュを獲得できるのか、今後の動向に注目だ。
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