アーセナル、6発大勝で世界で最もハイレベルなプレミアリーグ優勝争いに食らいつく
写真:ウーデゴール(ロイター/アフロ)
2月11日、プレミアリーグ第24節「ウェストハム・ユナイテッド対アーセナル」の一戦が行われ、0-6でアーセナルが勝利した。
サリバのヘディングシュートを皮切りに前半だけで4得点を挙げ、後半にも2得点を挙げるなど圧倒的な強さを見せた。
日本代表DF冨安健洋はアルテタ監督の判断によってベンチ外だった。
アーセナルは充実した戦力で優勝争いに加わる
ウーデゴールやサカといった主力にトロサールやライスなど近年新たに加わった戦力が完璧にフィットしてきているアーセナル。
昨季は終盤に怪我人が続出しマンチェスター・シティに逆転優勝されたが、今季は充実の戦力でシーズン終盤に臨める。
冨安に関しても小さな問題を抱えていたためウェストハム戦はベンチを外れたが、今後は戦力として期待できる。
ウェストハム戦ではウーデゴールが見事にチームを操り、サカやトロサール、マルティネッリ、ハヴァーツらが躍動。
さらにライスが古巣相手にスーパーなミドルシュートを決めるなど、付け入るスキのない強さを見せた。
アーセナルはCLでもベスト16に残っているが、国王杯では3回戦で敗れているため十分に現在の戦力で対応可能だろう。
プレミアリーグは世界で最もハイレベルな優勝争いに
6-0で勝利し優勝に向けて最高の状態にあるアーセナルだが、優勝争いをしているリヴァプールとマンチェスター・シティの強さも圧倒的だ。
今季限りで退任することを発表しているクロップ監督に有終の美を飾ってもらうべくチームが一丸となっているリヴァプールが首位に立つ。
日本代表MF遠藤が中盤で素晴らしい働きをしていて、前節アーセナルに敗れはしたもののチームは好調を維持している。
しかし、CLはないがリーグ杯とFA杯で勝ち残っているため、スケジュール的に有利であるとは言い切れない点が気がかりとなる。
マンチェスター・シティは、デ・ブライネが復帰したことで連覇も狙える状態となっている。
エヴァ―トン戦ではハーランドが2得点を挙げるなど頼れるエースも好調だ。
公式戦8連勝中で、戦力も充実しているためシーズン終盤まで優勝争いに残るだろう。
果たしてこの世界一レベルの高いプレミアリーグを制するのはどのクラブなのか、今後の戦いに注目だ。
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