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逆転優勝を目指すアーセナルが白羽の矢を立てるのは久保建英か、三笘薫か、それともCFタイプのシェシュコか
三笘薫(写真:アフロ)
プレミアリーグは消化試合が1試合少ないリバプールが独走している状態だが、2位のアーセナルも第11節以降の成績を7勝5分と着実に勝ち点を積み上げており、逆転優勝の可能性は残っている。
しかし、アーセナル内には負傷離脱の連鎖が起こっており、今冬の移籍市場で前線を補強する必要に迫られている。
日本代表MFの久保建英や三笘薫も候補となっており、アーセナルの決断に注目が集まっている。
サカとジェズスの長期離脱によって前線の補強が急務となっているアーセナル
サカとジェズスという攻撃の柱2枚を失ったアーセナルにとっては、最低でも1人攻撃的な選手を獲得する必要があるのは確かだろう。
ジェズスは今季7得点2アシストとそれなりの結果は出していたが、前十字靭帯断裂で長期離脱となった。
エースのブカヨ・サカがハムストリングの負傷により長期離脱している。
単純にサカの代わりとなる戦力として獲得するならば、久保建英が適任であり、久保はWGだけでなくMFでもプレーできることから、選手層に厚みをもたらすことができるだろう。
また、三笘という選択肢もある。
アーセナルは最近の試合で左WGのマルティネッリを右WGで起用しており、左WGのスペシャリストである三笘を獲得することでWGの層は一気に高まる。
来季以降もマルティネッリと併用することで双方のコンディションもキープできるメリットがある。
残る選択肢はCFタイプのシェシュコだ。
今季ライプチヒにおいてリーグ戦8得点を挙げているシェシュコだが、アーセナルが長年求めていた純粋なCFタイプの選手となる。
194㎝とサイズもあり、21歳という若さも魅力だ。
ただし獲得には約7000万ポンド(約137億円)が必要となるため、「パニックバイ(焦っていて冷静に判断できない状態での獲得)なのではないか」といった意見もある。
確かに、ハヴァーツがCFとしてプレーでき、トロサールもCFでプレー可能であるため、高額な移籍金でCFを獲得するのはパニックバイとなるかもしれない。
ブンデス2年目というキャリアを始めたばかりのシェシュコが137億円という高額な移籍金に見合う選手なのかどうかは、まだわからない。
それよりもWGの選手をシェシュコよりも安価な金額で獲得し、乗り切る方が良いのかもしれない。
果たしてアーセナルはどの選手に白羽の矢を立てるのか、今後の動向に注目だ。
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