イングランドプレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドは、アヤックスに所属するブラジル期待の若手FWアントニー（22）の獲得に迫っているようだ。
すでに個人条件で合意に達しており、クラブ間の交渉がまとまれば正式に移籍が決定する。
現地メディアの『マンチェスター・イブニング・ニュース』の報道では、アヤックス側は1億ユーロ（約136億円）を要求していると発表されている。
マンチェスター・ユナイテッドは8000万ユーロ（約109億円）を提示
（提供：PhotoLondonUK）
マンチェスター・ユナイテッドは、アントニー獲得のために8000万ユーロ（約109億円）を提示したが、これをアヤックス側が拒否。
個人間では合意しているものの、クラブ間の交渉は難航している。
しかし、イギリス誌『ザ・サン』では、マンチャエスター・ユナイテッドが8400万ポンド（約139億4400万円）で正式にオファーをし、アヤックス側も了承するといった報道も出ている。
昨シーズン限りでエディンソン・カバーニ（35）が契約満了に伴い退団しており、クリスティアーノ・ロナウド（37）の移籍の可能性も残されていることからも、マンチェスター・ユナイテッドは是が非でもアントニーを獲得しておきたいところだ。
アヤックスはすでにアントニーの代役をリストアップ
アントニーの移籍金のクラブ間交渉でマンチェスター・ユナイテッドの提示額に首を縦に振らないアヤックスだが、すでにアントニー移籍の際の代役候補をリストアップ。
チェルシーに所属するモロッコ代表MFのハキム・ツィエク（29）の獲得を目論んでいる。
ハキム・ツィエクは、2016—2017シーズンから2019—2020シーズンまでの4シーズンに渡りアヤックスでプレーしており、公式戦165試合に出場し49ゴールを記録している。
アヤックスのエリック・テン・ハフ監督にとっては教え子であり、攻撃陣にフィットできる可能性は高いと考えているはず。
（次のページへ続く） 「アントニー自身はアヤックスのトレーニングを欠席」
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