サッカーのハーフタイムでチーム&個人ではどのようなことをしてるの?
手に汗握るサッカーの代表戦や、ヨーロッパサッカーの大きな大会では、前半が終わるまで白熱した戦いが繰り広げられるので、トイレにも行けなかったりしますよね。
ハーフタイムになってようやく一息つけますが、意外とその短い時間の中でチームや個人として行われていることは多かったりします。
選手たちがハーフタイムに何をしているかを知るだけでも、後半戦の面白さが倍増することでしょう。
この記事では、そんな「サッカーのハーフタイムで行われていること」について解説していきたいと思います。
ハーフタイムでチームとして行うこと
ハーフタイムでは、各選手が前半戦の疲れを癒すだけではなく、チームとしてのミーティングを必ず行っています。
・前半の戦い方で修正するところはないのか?
・後半に点を取る為にはどのように攻めればいいのか?
・チームとしてのテンションを上げるために監督が叱咤激励をする
・相手の後半の戦い方(交代選手を含む)の予測
・後半に点を取った時の戦い方と点を取られた時の戦い方の確認
これらの内容を少ない時間でミーティングをして確認しています。
ハーフタイムで選手たちの意思統一を図ったり、戦術面での修正を上手に行うことで、後半戦を優位に進められる確率が上がり、必然的に勝利を掴む確率も上がります。
そういった意味でも、ハーフタイムはチームにとって非常に重要な時間となるのです。
ハーフタイム中に個人として行うこと
ハーフタイムでは、前述した通りチームとして必ずミーティングを行っていますが、個人としてもいろいろと行っていたりします。
個人によって行っていることにかなり違いがあるので、いくつか礼を紹介してみましょう。
アイシングやマッサージを受ける
プロの試合では、チームに必ずフィジカルトレーナーがいるので、アイシングやマッサージを受けてる人もいます。
こうすることで筋肉の疲労を少しでも和らげ、後半戦に力を注ぐことが可能となるのです。
最近ではマッサージにアロマを取り入れているチームもあったりします。
チームメイトと談笑
もちろん近いポジションの選手と後半戦の戦い方を話し合ったりもしますが、談笑することで精神的に一度リフレッシュするという選手もいます。
サッカーのハーフタイムは、11人制であれば15分(8人制では10分)となっていますが、試合全体では100分以上とかなり長丁場になります。
人間の集中力からしても、ハーフタイムも脳を休ませずに話に集中してしまうと後半戦途中で集中力が途切れてしまいます。
軽く談笑をすることで、脳のリフレッシュができるので意外と効果が高いのです。
インナーなどを着替える
多くのサッカープレイヤーが行っているのが「着替え」です。
特に多いのは、ユニフォームの下に着ているインナーを新しいものに着替えるということです。
こうすることで、汗による気持ち悪さもなく後半戦を戦うことができます。
人によってはすね当てやスパッツを替えたり、スパイクを替えたりする選手もいます。
元日本代表の遠藤保仁選手は、必ずハーフタイム中にシャワーを浴びることで有名です。
水分補給と糖質の摂取
サッカーの試合では、前半戦だけでも5キロ以上走る選手もいたりします。
かなり消耗の激しいスポーツゆえに、ハーフタイム中にしっかりと水分補給(350ml~500ml程度)をしています。(水分と併せて多少の塩分も補給している)
また、中には30g~60gの糖質を軽く口にする選手もいます。
糖質を摂取することで後半戦もエネルギッシュにプレーすることが可能となるのです。
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