サッカーにおけるキーパーグローブの選び方とプレー後のメンテナンス方法
サッカーの試合の中で、唯一手を使うことが許されたポジションであるゴールキーパーは、好き嫌いが非常に別れるポジションであると言えます。
ある人には「絶対にそのポジションだけはやりたくない」と感じるでしょうし、ある人にとっては「このポジションこそ自分が輝ける場所だ」と感じることでしょう。
もしもあなたが後者であった場合、まずは自分の手に合ったキーパーグローブを購入しましょう。
ゴールキーパーにとってスパイクと同じくらい(もしかしたらそれ以上)に重要なサッカー用品であるため、しっかりとした知識を得ておいた方が良いと言えるでしょう。
この記事では、そんな「サッカーにおけるキーパーグローブの選び方とプレー後のメンテナンス方法」について解説していきたいと思います。
サッカーにおけるキーパーグローブの選び方
サッカーのスパイクにも様々な種類があるように、キーパーグローブに関しても実に多くの種類が存在します。
「実際に手を入れてみて大きささえあっていればOK」というような選び方をしてしまうと、クオリティの高いプレーは決してできないでしょう。
それでは、いったいどのようなポイントに注意して購入すべきなのか、具体的に挙げていきましょう。
キーパーグローブの大きさ
まずはやはり自分の手の大きさに合ったグローブの大きさを把握することが先決となります。
基準となるサイズは、ジュニア用の3号であれば小学校2年生まで、4号が3~4年生、5号が5~6年生、6号が小学6年生~中学1年生、7号が中学1~2年生、8号がちゅがく2年生~3年生。
大人用であれば、5号が「~7㎝(手の幅)」、6号が「7.5㎝」、7号が「8㎝」、8号が「8.5㎝」、9号が「9㎝」、10号が「10㎝」、11号が「10㎝~」となっています。
ジュニアサイズの学年はあくまでも目安となりますので、現在の学年よりも体が大きめであればても大きい可能性があるのっで、ワンサイズ大きめを選んでみると良いかもしれません。
大人用のグローブの場合には、号ごとに手の幅に設定が決まっているので、自分の手の幅を測ってみるとおよそのサイズ感が分かるはずです。(人差し指の付け根から小指の付け根までの長さを測りましょう)
一番良いのは、およそのサイズを把握したら、そのサイズのグローブに実際に手を入れてみることです。
グローブの中で横や縦にズレるようならば、サイズが大きすぎると判断できますし、手を握ったり広げたりして動かしにくいようであれば、サイズが小さすぎると判断できます。
グローブの形状
キーパーグローブを始めて購入する場合、どのグローブを見てもすべて同じように見えてしまいますが、スパイクなどと同じように様々な違う部分が存在します。
ジュニア世代のグローブの場合は、グリップ力よりもフィット感や手のひら部分の素材が厚かったり、手の甲側のフレームがしっかりと保護されている物を選ぶべきです。
最も大きな違いは、その「形状」なので、カット名と特徴を覚えておきましょう。
・フラット
グリップ力やフィット感、衝撃吸収のバランスがとても良い形状
・ロールフィンガー
衝撃吸収とフィット感に優れている形状
・ハーフネガティブ
グリップ力やフィット感が抜群な形状
・セミガン
グリップ力に特化した形状
・フィンガーサラウンド
圧倒的なグロップ力とフィット感がある形状で、ハイモデルのみに採用されているため、価格が非常に高い
プレー後のキーパーグローブのメンテナンス方法
ゴールキーパーにとってグローブはまさに相棒とも言える存在です。
サッカーの練習や試合が終わった後にそのままバッグに押し込むのではなく、しっかりとケアする必要があります。
また、練習や試合が終わった後に軽くメンテナンスしたら、帰宅後にさらに念入りにメンテナンスを行うことがとても重要です。
そのひと手間を行うかどうかで、グリップ力や耐久性が変わってきます。
汚れを落とす
ちょっとした汚れであれば、専用のクリーナーを使って汚れを落とします。
基本的にはグローブの表面にクリーナーを塗ってしばらく置いたら乾いたタオルなどで拭き取るだけです。
汚れがひどい場合には、グローブ専用のシャンプーを使ってぬるま湯で洗い流します。
洗った後は必ず水気をタオルなどで拭き取り、風通しの良い日陰で乾燥するようにしましょう。
パームを付ける
グローブの表面にパームを付けたら、左右の手を合わせるようにしてパームをこすり合わせます。
ゴシゴシとこするのではなく、ゆっくりと付けるようにしましょう。
この作業を行うだけでかなりグリップ力が維持できます。
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