ジュニア世代のサッカースパイクの特徴とおすすめメーカー
スポーツショップに行くと、壁一面にズラリとサッカースパイクが陳列されていて、自分の子供にどんなスパイクを買って上げれば良いのだろうと悩んでしまう親御さんは多いはずです。
特にサッカーの経験がない親御さんからすると、メーカーや特徴の違いが全く分からず、ジュニア世代の子供に合わないスパイクを買ってしまう可能性もあります。
試合で活躍するためだけでなく、成長期の子供の足の負担を少しでも軽くしてあげる意味でも、スパイク選びは非常に重要だと言えるでしょう。
この記事では、そんな「ジュニア世代のサッカースパイクの特徴とおすすめメーカー」について解説していきたいと思います。
見出し:サッカースパイクとトレーニングシューズの違い
子供に合ったスパイクを選ぶためには、まず「サッカースパイクとトレーニングシューズの違い」を理解する必要があります。
この2種類の違いはかなり大きいので、必ず覚えておきましょう。
小見出し:スパイク
まずは「スパイク」ですが、シューズの底の部分にスタッド(ポイント)と呼ばれる大きな突起が10数個あるので、すぐに判別がつくはずです。
丸型のスタッドの他にも、ブレード型のスタッドなどもありますが、明らかに突起が大きいのですぐに判別できるでしょう。
このスタッド付きのスパイクは、主に試合で使用されるシューズなので、ジュニア世代の練習用には不向きです。
グリップが効くので滑りにくいというメリットがある反面、「足への負担が大きい」というデメリットがあるので、小学校低学年の子供には向かないと言えます。
高学年以降でより質の高いプレーをしたい(活躍したい)という子供には、スパイクを履かせるのがおすすめです。
小見出し:トレーニングシューズ
トレーニングシューズ」は、スパイクと違い大きなスタッドがなく、シューズの底に細かな凹凸が無数に配置されています。
突起部分の大きさは非常に小さいので、スパイクとの違いも容易に判別できるでしょう。
このトレーニングシューズは、その名の通りトレーニング(練習)時に履くシューズとなります。
また、ジュニア世代に関しては、このトレーニングシューズで試合を行っても問題ないので、子供の足に大きな負担を掛けたくないという場合にはスパイクではなくトレーニングシューズを使わせるようにしましょう。
価格的には、スパイクの方が若干高く、トレーニングシューズの方が安く購入することが可能となっています。
人工皮革と天然皮革の違い
前述したスパイクとトレーニングシューズのどちらにも、「人工皮革」と「天然皮革」があります。
パッと見ではあまり判別できないので、サンプルの商品説明を見たり、店員さんに聞いて判別するようにしましょう。
人工皮革
人工皮革は、合成繊維を組み合わせて作った素材で、「型崩れしにくく雨が降ってもプレーできる」というメリットがあります。
価格も比較的安価な物が多くなります。
伸び縮みがしにくいので、足になかなか馴染まないというデメリットがあります。
また、蒸れやすいので夏場などはかなりソックスが臭くなりやすいです。
天然皮革
天然皮革は、カンガルー革やカーフ革が使用されていて、軽量でフィット感に優れているというメリットがあります。
通気性もあるので蒸れにくいというのも地味に嬉しいポイントです。
テクニックを存分に活かせるので、より活躍するためにはおすすめです。
しかし、変形しやすかったり、雨の日は水に濡れて変形してしまうといったデメリットもあります。
価格も若干高めで、専用のクリームなどによるお手入れも必須となります。
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