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「絶対的な堅固さを誇った」無失点に貢献の冨安健洋を現地メディアが称賛!一方で期待値が高くなったがゆえの辛口評価も

堅実な守備で貢献した冨安。「絶対的な堅固さを誇った」と賛辞を贈られた。(C)Getty Images
 現地時間12月15日、プレミアリーグ第17節が行なわれ、アーセナルは2-0でウェストハムを下し、2連勝で4位浮上を果たした。

 本拠地エミレーツ・スタジアムでの一戦、「ガナーズ」は幾つかチャンスを作りながらもゴールには結びつけられずにいたが、後半開始から3分、アレクサンドル・ラカゼットの縦パスで抜け出したガブリエウ・マルチネッリが巧みにゴール右隅に流し込んで先制。69分のPKはラカゼットが止められたが、87分にエミール・スミス・ロウがカットインから相手DFがブラインドになるタイミングでシュートを放ち、ダメを押した。

 守備では前節に続いてクリーンシートを達成したが、今夏の加入からリーグ14戦連続先発出場の冨安健洋は、この試合でも安定したプレーを披露。両チーム最多となるボールタッチ90回、パス67本を誇った不動の右SBは、パス成功率82%、キーパス1本、ドリブル2回(成功率100%)、守備での空中戦2回(成功率100%)、タックル2回(成功率100%)、クリア3回というスタッツを記録している(専門メディア『WhoScored.com』より)。

 スミス・ロウのゴールの場面では執拗なマークでボールを奪って起点となった冨安は試合後、メディアに対して「4位に上がることは重要なことであり、我々は情熱と威信を示し、タフな試合で勝点3を獲得できました。この結果はとても嬉しいです」とコメント(クラブ公式サイトより)。そんな彼に対して、現地メディアは様々な評価を下しており、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』は10点満点の採点で、他の守備の選手同様に「7」を与えた。
  英国公共放送『BBC』の視聴者投票による採点では「7.03」とチーム7番目の評価となった冨安だが、日刊紙『Evening Standard』は採点「7」で、寸評では「先週サウサンプトン相手にエクセレントだった日本代表選手は、今回も良いパフォーマンスを発揮した。よく攻撃に参加し、守備では堅実だった」とポジティブに評している。

 ところが、同じく日刊紙の『THE SUN』の採点は及第点にも満たない「5」で、チーム最低タイの評価。その理由として「31分にブカヨ・サカへのシンプルなパスが大きくなり過ぎてファンを苛立たせ、前半の終わり頃には危険な位置でボールを失い、ファンのより大きなうめき声を誘うことに。守備では効率的だったが、エミレーツの観衆が好むポゼッションにおいては、少しばかりプレーに無駄が多すぎた」と記述。前節で彼の攻撃面の貢献を称賛した同メディアだけに、ハードルが高くなっているようだ。

 スポーツ専門メディアでは、『football.london』も「6」止まりで、寸評では「守備では堅実だったが、時折パスが拙かった。ただ、攻撃参加があまり求められなかった一戦で、パフォーマンスは本当に安定していた」と物足りない部分があったことを示し、『90min』は「守備のタスクをこなし続けながらも、サカと悪魔のような連係を披露した」と綴って採点は「7」とした。

 最も高い「8」を与えたのは、アーセナル専門メディア『PAIN IN THE ARSENAL』で、「トミヤスのような両足が使えるSBがいると、攻撃の構築時に驚くほど幅が広がる。右サイドでサカを活かすエクセレントな仕事を何度も見せた他、守備では今回も絶対的な堅固さを誇った」と賛辞を贈っている。

構成●THE DIGEST編集部

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