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「タキは解決策だった」クロップが電光石火弾を決めた南野拓実を激賞!「重要な存在になっている」とマルチぶりを称える

待望の“アンフィールド初ゴール”を決めた南野。そんな日本代表FWをクロップ監督もべた褒めしている。(C)Getty Images
電光石火の一撃だった。

現地時間11月20日にプレミアリーグ第12節が開催され、本拠地アンフィールドでアーセナルを迎え撃ったリバプールは4-0で大勝した。

この試合で待望の一発を見舞ったのが、リバプールの日本代表FW南野拓実だ。チームが3-0とリードした76分にディオゴ・ジョッタとの交代でピッチに送り出された26歳は、およそ1分後にアンフィールドを熱狂させる。

カウンターから右サイドを攻め上がっていたトレント・アレクサンダー=アーノルドが、敵エリア内に絶妙なグラウンダーのクロスを供給。これをファーサイドで待っていた南野が、難なくねじ込んだのだ。

ファーストタッチでゴールを決めた南野。リバプールに移籍して以来、公式戦ではアンフィールドで点を奪えてなかった彼にとっては待望の一発になった。
リバプールの地元紙『Liverpool Echo』が寸評採点で「7」を与え、「とにかくリバプールのためによくやってくれた」と称えた一撃には、指揮官も賛辞を惜しまない。ユルゲン・クロップ監督は、試合後の会見で、「タキ(南野の愛称)は信じられないぐらいに調子がいいね」と褒めちぎった。

「私がどれだけタキのことを嬉しく思っているのか、君たちには想像できないはずだよ。彼は素晴らしい時間を過ごしている。いまのスカッドの状況からして、彼は4つのポジションを変えるための解決策だったと思う。両サイドの8番と3トップの一角としてプレーできたんだ。これは君たちにもわかるだろうが、いまの彼は本当に良い状態だ。日本代表として戦った後、このクラブに戻ってきて、我々にとってとても重要な存在になっている」

さらに「これからももっとプレーすることになる。その事実に何の疑いもない」と明言したクロップ。そんな指揮官の期待に応えた南野は、よりタイトな日程が続いていくなかで、出番をどれだけ得られるだろうか。目に見える結果を出したことで、その起用法はますます興味深いものとなった。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】華麗な連動性! 質の高いカウンターを完成させた南野拓実のゴラッソシーン

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