久保建英が“ラ・レアル”で見つけた自分の居場所 “日本の至宝”が見せたスペイン4年目の進化を振り返る
レアル・ソシエダに残留宣言
写真:久保建英(Photo by Masashi Hara/Getty Images)
2022-23シーズンに飛躍を果たした久保には、シーズン中から古巣のレアル・マドリードや下部組織時代を過ごしたバルセロナ、イタリア・セリエAを制したナポリから関心が伝えられるなど去就も注目を集めた。そんななかで久保は来季をレアル・ソシエダの一員として迎え、CLを戦うと残留宣言。4日に22歳の誕生日を迎えた久保が、来季初めて挑む欧州最高峰の舞台でどのような姿をみせるのか。日本代表としても中心選手としての働きが求められるなかで、さらに高いレベルで揉まれることによる変化と進化は期待したい。
バルセロナの下部組織育ちという過去の日本人には前例がないキャリアを過ごし、Jリーグでのプレーを経てスペインに再訪したのが2019年夏。それから4年の月日が過ぎ、久保はレアル・ソシエダという自分が輝ける場所を見つけ、その力を証明してみせた。ラ・リーガでも期待の若手として名を高めた久保にはこれから日本人未到の地への到達とワールドクラスへの変貌にも期待がかかる。そのポテンシャルを開花させた“日本の至宝”がみせるさらなる飛躍には引き続き注目だ。
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