
久保凛(写真:森田直樹/アフロスポーツ)
東京2025世界陸上も6日目を迎え、4日間を残すのみとなった。
日本勢は前回大会(2023ブダペスト)で金メダル1個と銅メダル1個の計2個だったが、今回の東京大会では35km競歩で勝木隼人が銅メダルを獲得しており、後半戦で2個以上獲得すれば前回大会を上回る。
久保凛や北口榛花、サニブラウンなど注目選手目白押しの後半戦に注目だ。
女子最年少の久保凛は決勝進出を目指す
17歳の久保凛は女子800メートルに出場予定だ。
日本記録保持者(1分59秒52)である久保は陸上選手としての伸びしろがまだ多く残されており、今後1分58秒台を記録する可能性を持っている。
今大会では日本記録更新と決勝進出を目指す戦いとなるが、世界の強豪選手たちと大舞台で真剣勝負をすることで飛躍的に経験値を伸ばしワンランク上の選手となっていくことだろう。
久保凛は日本時間9月18日19時58分頃に女子800メートル予選に登場予定となっている。
北口榛花は大会2号となるメダル獲得が期待される
大会7日目となる9月19日にはメダル候補となる女子やり投げの北口榛花が登場予定だ。
2023ブダペストと2024年パリ五輪で金メダルを獲得しており、今大会もメダル獲得への期待は高い。
今年は怪我を経験しており不安感はあるものの、全力スローはできる状態だ。
「もうすでに脳みそがいかれ始めている」とX(旧Twitter)で綴っており、高いテンションで今大会に臨むことになる。
怪我の影響によりコンディションを崩すサニブラウン
大会8日目となる9月20日には、人気競技である男子4×100メートルリレー予選が行われる。
エースのサニブラウンは男子100メートル予選でまさかの準決勝進出を逃すなど、コンディションは良くない。
リレーへの出場を回避する可能性もあるが、メダル獲得のためには必要な選手であるため、コンディションを少しでも高め臨んでもらいたいものだ。
主将の桐生祥秀を筆頭に、守祐陽、サニブラウン、鵜澤飛羽ら実力者が揃っており、サニブラウンが出場しバトンパスがスムーズにいけばメダルという結果も見えてくるはずだ。
果たして日本勢は残り4日間でいくつのメダルを獲得してくれるのか、1つ1つの競技に注目しよう。
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