ラグビー熱を再び!北海道“ラグビーの日”に込めた思いとは。
コロナ禍で止まっていた時間を取り戻すため
――新型コロナの影響も大きくあったのではないでしょうか。
田尻:ありますよ。競技人口は増えたものの、コロナ禍で2年間は全然イベントができませんでした。次のワールドカップが来年に控えていますし、このタイミングでまたイベントを開いてラグビー熱を再燃させようというのが、今回の北海道“ラグビーの日”になったわけなので、もう一度子供たちを集めてラグビーを見たり、プレーできたりする機会を作れたらいいなと。イベントでは、早明戦を見るだけでなく、ジュニアチームと中学生が対戦する大会や、女子の7人制ラグビー、18歳以下の強い子たちを集めた大会や、ラグビースクール交流会なども企画しました。2日間で止まっていた2年の時間を取り戻せたらいいなと思っています。(続く)
>>特集連載:北海道ラグビーフットボール協会 田尻稲雄会長「ラグビー、北の大地で再燃」
◼️プロフィール
田尻稲雄(たじり・いなお)
1948年生まれ。北海道小樽市出身。メディカルシステムネットワーク創業者・代表取締役社長。社会人チーム北海道バーバリアンズ設立者で、全国クラブ大会で4度の優勝に導く。2019年から北海道ラグビーフットボール協会会長を務める。座右の銘は「人類には、ラグビーをする人間か、しない人間かの二種類の人間しかいない」。
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