【ミラノ・コルティナ五輪2026】スピードスケート日本代表選手を一挙紹介!

写真:髙木美帆/提供:森田直樹/アフロスポーツ

 

<ミラノ・コルティナ五輪2026 日程:2026/2/6 ~ 2/22 場所: ミラノ、 コルティナ・ダンペッツォほか>

2月6日から、ミラノ・コルティナ五輪2026が開幕する。

今大会、スピードスケート日本代表には北京五輪でメダルを獲得した平野歩夢や竹内智香ら日本のトップ選手が選出されている。

本記事では、そんなミラノ・コルティナ五輪2026スピードスケート日本代表選手を紹介する。

 

森重 航(もりしげ わたる)

 

2026年ミラノ・コルティナ五輪において、日本選手団の旗手という大役を担い、スピードスケート男子短距離のエースとして金メダル獲得の期待を背負うのが森重航である。北海道別海町出身の25歳は、2022年北京五輪の500mで、同種目の日本男子として12年ぶりとなる銅メダルを獲得した。

森重の最大の武器は、重心の低い安定したフォームから繰り出される力強い加速と、コーナー出口で爆発的に加速する技術にある。2025年12月の全日本選手権では、自身の持つ国内最高記録を更新して優勝し、圧倒的な強さを見せて代表入りを決めた。

世界記録保持者のジョーダン・ストルツら強豪がひしめく中、日本のスピードスターがミラノの氷上でどのような「一閃」を見せるのか。五輪2大会連続のメダル、そして1998年長野五輪の清水宏保以来となる「男子500mでの金メダル」という悲願に挑む。

 

蟻戸 一永(ありと いちなが)

 

2026年ミラノ・コルティナ五輪のスピードスケート男子中長距離において、チームの要として初の夢舞台に挑むのが蟻戸一永である。北海道出身、専修大学を経て現在は滋賀県スポーツ協会に所属。ジュニア時代から3000mや5000mで頭角を現し、2020年ユース五輪での金メダル獲得など、次世代の長距離エースとして期待を集めてきた。

蟻戸の武器は、正確なラップを刻み続ける安定したスケーティングと、レース後半でも崩れない持久力にある。2025年12月の代表選考会では、激戦の1500mや長距離種目で安定した強さを見せ、念願の五輪代表入りを勝ち取った。今大会では個人種目に加え、日本のメダル獲得が期待されるチームパシュートのメンバーとしても重要な役割を担う。

「自分を信じて最後まで滑りきる」と語る23歳の若き力。初めての五輪という大きなプレッシャーの中でも、淡々と己の滑りを追求する。中長距離種目での日本勢のプレゼンスを高めるべく、ミラノの氷上で一歩一歩、確かな軌跡を刻もうとしている。

 

髙木 美帆(たかぎ みほ)

写真:髙木美帆/提供:森田直樹/アフロスポーツ

写真:髙木美帆/提供:森田直樹/アフロスポーツ

2026年ミラノ・コルティナ五輪において、スピードスケート女子の絶対的なエースとして、そして日本選手団を象徴する存在として4大会連続の夢舞台に挑むのが髙木美帆である。2022年北京五輪での1000m金メダルを含む1大会4個のメダル獲得、そして通算メダル獲得数7個という日本女子最多記録を保持する彼女は、31歳で迎える今大会、自らのスケート人生における「ラストピース」を埋めにいく。

そのラストピースとは、自身が世界記録を保持しながらも、五輪では平昌・北京と2大会連続で銀メダルに甘んじている「1500mでの金メダル」である。今シーズンもW杯で同種目5季連続の総合優勝を果たすなど、世界のトップを走り続けてきた。2026年1月のW杯最終戦でも2位に入るなど、仕上がりは万全だ。今大会はあえて出場種目を絞り、1000m、1500m、そしてチームパシュートでの連覇に全精力を傾ける。

「1500メートルが最大の目標。すべてを出し切りたい」と語る彼女の覚悟は、長年培ってきた揺るぎない技術と、精神的な成熟に裏打ちされている。中学生での初出場から16年。日本のスピードスケート界を牽引し続けてきた女王が、ミラノの氷上で悲願のゴールにたどり着く瞬間を、世界中が見守っている。

 

稲川 くるみ(いながわ くるみ)

 

2026年ミラノ・コルティナ五輪のスピードスケート女子500mにおいて、日本短距離界の「次世代の旗手」として初の夢舞台に挑むのが稲川くるみである。北海道幕別町出身の26歳は、憧れの存在である小平奈緒さんを彷彿とさせる爆発的なスタートと、小柄な体格を補って余りあるピッチの速さを武器に、世界の強豪へと挑む。

稲川のキャリアは、怪我との戦いでもあった。ジュニア時代から頭角を現し、高校総体連覇や世界ジュニア選手権500m優勝など輝かしい実績を残したが、その後は腰の負傷などに苦しむ時期が続いた。しかし、不屈の精神でリハビリを重ね、社会人となってからは競技環境を求めて不動産会社への就職や移籍を経験しながら着実に力を蓄えてきた。

「100%の努力」をモットーに、一歩一歩氷を噛み締めてきた彼女にとって、ミラノは長年の夢が結実する場所となる。日本の女子短距離が伝統的に持つ「低姿勢からの一閃」を受け継ぐ新星が、五輪の舞台で自己ベストの更新、そしてメダル争いへの食い込みを目指して、勝負の500メートルを駆け抜ける。

 

2026年ミラノ・コルティナオリンピック スピードスケート日本代表

男子

森重 航(もりしげ わたる):500m、1000m

新濱 立也(しんはま たつや):500m

倉坪 克拓(くらつぼ かつひろ):500m

山田 和哉(やまだ かずや):1000m、1500m、チームパシュート

野々村 太陽(ののむら たいよう):1000m、1500m

佐々木 翔夢(ささき しょうむ):5000m、マススタート、チームパシュート

蟻戸 一永(ありと いちなが):1500m、チームパシュート

 

女子

髙木 美帆(たかぎ みほ):1000m、1500m、チームパシュート

佐藤 綾乃(さとう あやの):1500m、マススタート、チームパシュート

堀川 桃香(ほりかわ ももか):1000m、1500m、チームパシュート

野明 花菜(のあけ はな):マススタート、チームパシュート

吉田 雪乃(よしだ ゆきの):500m、1000m

山田 梨央(やまだ りお):500m、1000m

稲川 くるみ(いながわ くるみ):500m

 

2026年ミラノ・コルティナオリンピック スピードスケート競技日程

2月7日(土)

24:00〜:女子 3000m 決勝

 

2月8日(日)

24:00〜:男子 5000m 決勝

 

2月9日(月)

25:30〜:女子 1000m 決勝

 

2月11日(水)

26:30〜:男子 1000m 決勝

 

2月12日(木)

24:30〜:女子 5000m 決勝

 

2月13日(金)

24:00〜:男子 10000m 決勝

 

2月14日(土)

24:00〜:女子 チームパシュート 準々決勝

25:00〜:男子 500m 決勝

 

2月15日(日)

24:00〜:男子 チームパシュート 準々決勝

25:03〜:女子 500m 決勝

 

2月17日(火)

22:30〜:男子 チームパシュート 準決勝

22:52〜:女子 チームパシュート 準決勝

23:24〜:男子 チームパシュート 決勝D

23:30〜:男子 チームパシュート 決勝C

23:43〜:女子 チームパシュート 決勝D

23:49〜:女子 チームパシュート 決勝C

24:22〜:男子 チームパシュート 決勝B

24:28〜:男子 チームパシュート 決勝A

24:41〜:女子 チームパシュート 決勝B

24:47〜:女子 チームパシュート 決勝A

 

2月19日(木)

24:30〜:男子1500m 決勝

 

2月20日(金)

24:30〜:女子1500m 決勝

 

2月21日(土)

24:40〜:男子 マススタート 決勝

25:15〜:女子 マススタート 決勝

 

※いずれも日本時間