【徹底レビュー】コールマンのロードトリップ(R) グリル!使用感や注意点など
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コールマンのロードトリップ(R) グリルの特徴は?
コールマンのガスバーベキューグリル「ロードトリップ(R) グリル」は、多彩な調理を手軽に楽しめる人気アイテムです。火おこしの必要がなく、家庭用のコンロと同じようにつまみをひねれば着火が可能。脚には車輪がついており、車からキャンプサイトへの移動もスムーズです。
2色のカラーバリエーションがあり、オプションパーツが充実している点も魅力的。あっというまに準備ができて片付けも簡単なので、アウトドアでの時間を有意義に過ごしたい人におすすめです。
ロードトリップ(R) グリル LXE-J II
- 使用サイズ(約):118×46×高さ112.5cm
- 重さ(約):18kg
- 火力(約):最高時5,000kcal
- 燃焼時間(約):[470g缶2本使用時]2〜4時間
- 使用燃料:LPガス
コールマン(Coleman) グリル ロードトリップグリル LXE-J2 5~6人用 2000017066 【日本正規品】
徹底レビュー!使用感や注意点など
「ロードトリップ(R) グリル」をhinataスタッフが実際に使ってみて、その使用感をチェックしました。以下の点に着目し、おすすめのポイントや注意点を本音でレビューします!
- 持ち運びやすさ
- 組み立て・片付けのしやすさ
- デザイン性の高さ
- 火力調節のしやすさ
- 調理のしやすさ
持ち運びやすさ
ロードトリップ(R) グリルは、脚をたたんでコンパクトに収納できます。機能性が高いこともあり、本体は簡易的なバーベキューグリルに比べると厚みがあってどっしりとした印象。収納状態は、2〜3泊用のスーツケース程度の大きさです。車輪を工具で外せばさらにコンパクトに。
重さがあるため高いところに収納するのは難しいかもしれません。ベランダや倉庫など、足場が安定していて雨風をしのげる場所に収納すると良いでしょう。
持ち手は太くしっかりとしていて握りやすい印象。アスファルトの路面では、ぐらつきを感じず安定して引っ張れました。重さはそれほど感じず、18kgあるとは思えないほど走行がスムーズです。
一方河川敷では小石に車輪をとられ、本体が左右にブレて少々進みにくくなりました。また階段では両手で持って運ぶしかなく、力に自信のない人は一人で運搬するのは難しいでしょう。移動の際はできるだけアスファルトの道を選んだり、スロープの場所を確認したりしておくと安心です。
組み立て・片付けのしやすさ
組み立ては非常に簡単です。持ち手の部分を踏んで押さえながら本体を持ち上げると、グリルの脚が立ち上がって設営完了。女性スタッフでも本体を片手で持ち上げて設営できました。
組み立てる人がケガをしそうな工程はありませんが、周囲の人が思いがけず手を添えると挟んでしまう可能性もあります。まわりに人がいないか、子どもが触れていないかなどに注意してください。
運搬することでグリル内部の部品が外れたり、破損したりすることはありませんでした。全体的に丈夫なつくりで安心感があります。調理の際はグリル内部の汁受け皿(黒のプレート)に水を張り、付属の五徳を載せて調理します。
デザイン性の高さ
見た目はまさに「アメリカンバーベキュー」を感じさせるデザインで、コールマンらしいレッドカラーが目を引きます。本体、脚、車輪いずれもしっかりとしたつくりで高級感がある点も魅力的。炭を使わず汚れにくいこともあり、バーベキューをスタイリッシュに楽しみたい人にもおすすめです。
火力調整のしやすさ
点火には付属のホースにLPガスを装着し、ホースを本体につないでガスを送ります。アウトドアで一度でもOD缶を使用したことがあれば、迷うことなく作業できるでしょう。初めて扱う人でも、説明書を読んでおけば問題なく装着できる簡単さです。
ガスの燃焼時間は、470g缶を2本使用で約2~4時間。火力はスーパーガス(純正イソブタンガス燃料)使用時で、5,000kcal/h(約2,500kcal/h×2)です 。
赤いボタンを押すとイグナイター(点火装置)が作動し、「チチチチ」という音がします。つまみでガスの量を調節しながら点火しましょう。突然ボッと火が上がるようなこともなく、非常に静かかつ安全に点火できました。
このときイグナイターを作動させる電池の残量がないと、火花が出ず着火できません。うまく着火できないときは、電池の残量や電池の向きを確認しましょう。また電池は9V電池(写真上)を使用しますが、売店や小さなコンビニエンスストアでは手に入らない場合もあるため、予備があると安心です。
家庭用のコンロと同じく、つまみを回せば火力を調節できるので、火の通り具合を管理しやすい点が魅力的です。ツマミを最大にしても炎はそれほど大きくならず、家庭用コンロの中火程度。鉄板焼きや煮込み料理をするのにちょうどいい火力といえます。
調理のしやすさ
ふたは開けたまま風防にも、外してオープンなバーベキュー仕様にもできます。ゆるやかなカーブ状のため、厚みのある肉や高さのある魚介類を置いてもふたを閉められて蒸し焼きにも便利。開閉の際はふたの留め金を鉄板下に差し込む必要があり少々コツがいるので、調理前に練習するのがおすすめです。また本体やふたが熱くなるので、調理中はグローブや軍手を着用しましょう。
サイドにはテーブルが格納されており、引き出して食器や調理道具などを置けます。力をかけるとしなるので、重いものを置いたりサイドテーブル上で調理したりするのはおすすめしません。
ふたには温度計がついていて、中の温度を確認できます。しかし高温のはずなのになかなか温度計の針が動かなかったり、表面がくもって見えにくかったりと、今回は温度計を役立たせられませんでした。
とはいえ、アウトドアでは厳密な温度管理が必要な料理の頻度は高くないので、温度計はあくまで目安、と考えておくぐらいで問題なさそうです。
実際にピザを焼いてみたところチーズはきれいに溶け、生地もパリッと焼けておいしく仕上がりました。ふたが透明ではないため中の様子がわからない点は、メニューによっては難点といえるかもしれません。しかし今回は途中で開けたり閉めたりするたびに「いいにおい!」「もう少し!」と盛り上がって、楽しい時間を過ごせました。
今回紹介したピザや定番の鉄板焼き以外にも、たまねぎのスープやローストビーフなど、おしゃれなメニューも楽しめます。ぜひ以下の記事も参考にしてください。
キャンプ料理にはコレ1つ!コールマン「ロードトリップグリル」で作る本格フルコース♪
おいしくて安全なバーベキューが楽しめる!
実際にロードトリップ(R) グリルを使用してみて、まず印象的だったのは頑丈さと安定感。特に子ども連れでのバーベキューは、万が一にでもグリルが転倒しないか、危険な部品がないかが気になるものです。その点ロードトリップ(R) グリルは移動式にもかかわらず安定性が高く、安心して使用できました。
また、ロードトリップ(R) グリルの持ち味でもある設営と着火の簡単さも実感でき、炭火のバーベキューとはまた違うガスバーベキューグリルの魅力に夢中になりそうです!
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