最強の登山テント20選!超軽量・高コスパのおすすめとソロや2人用の選び方

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登山テント(山岳テント)とは

登山テントは別名「山岳テント」ともいい、持ち運びやすさや山の環境に対応できる機能性をそなえたテントのことです。まずは登山テントの特徴やキャンプ用のテントとの違いについて見ていきましょう。

登山テント(山岳テント)の特徴

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登山テントは、山の上でテント泊をするためのギア。山での厳しい環境に対応できる耐久性や機能性を持ち合わせています。また登山テントは縦走しながら持ち運ぶため、体力を温存できる軽量性があり、リュックに収納できるコンパクトなものが多いのも特徴です。そのため、電車・自転車・バイクなどで行くキャンプにもおすすめです。

キャンプ用のテントとの違い

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登山テントとキャンプ用のテントの違いは居住スペースの快適性です。車などで移動するキャンプの場合は、軽量性やコンパクト性を重視する必要がないため、居住スペースが快適なテントが好まれます。キャンプ用のテントはおしゃれで高額なものから購入しやすい安価なものまであり、たくさんのモデルの中から選ぶことも可能です。

一方、登山テントは背負って山を登ることを想定しているため、軽量性とコンパクト性を重視。また山頂付近は強風が吹くことも多く、風に飛ばされないよう天井が低い形状のテントが好まれます。そのため、登山テントはキャンプ用のテントよりも居住性が低い傾向にあります。

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登山テントの選び方のポイント

登山テントを選ぶときにチェックしておきたいポイントについて紹介します。携帯性・快適性・機能性など登山でテント泊をするときをイメージしながら見ていきましょう。

軽量性と収納性

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登山テント選びで基本となるのが、軽量性と収納性です。登山中はリュックに入れて歩かなければならず、体力をなるべく消耗しないためにも軽量なテントが最適。ソロ用のテントであれば1kg前後のものが軽量な部類で、中には1kg以下のものもあります。

また登山テントはコンパクトに収納できるため、かさ張らないのもうれしいポイントです。ただし、軽量なものは耐久性が低い可能性もあります。使用する山の環境に合った強度のテントを用意しましょう。

収容人数

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登山テントをできるだけ軽量なものにするなら、1人用のテントが最も適しています。ただし、荷物を置いたり快適なスペースを確保したりしたい場合には2人用のテントがおすすめです。そのぶん重くなってしまうので、その点を考慮して選びましょう。

構造(自立式・非自立式)

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登山テントには自立式と非自立式、2つのタイプがあります。それぞれの特徴について確認しておきましょう。初心者は自立式の登山テントがおすすめです。

構造 特徴
自立式 テント本体とポールだけで設営できる構造のテント。ペグを刺さなくてもテントとして機能します。地面が硬いところでも設営が可能です。
非自立式 テント本体とポールだけでなく、ペグを刺すことで設営できます。超軽量テントに多いタイプで、ペグが刺さる地面にしか設営ができないので初心者には扱いが難しいテントです。

形状(シングルウォール・ダブルウォール・ハイブリッド)

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登山テントには1枚のテント本体で設営するシングルウォールと、インナーテントとレインフライの2枚で構成されるダブルウォール、両方の形状のメリットを持ったハイブリッドがあります。それぞれ軽量性・コンパクト性・快適性などに違いがあります。

形状 特徴
シングルウォール 1枚のテント本体で構成されていて、設営が簡単な形状です。軽量でコンパクトに収納できます。前室が無いモデルもあり靴などを収納するのに不便な点も。また、外気温とテント内の気温差が生じることにより、結露が発生しやすいデメリットがあります。
ダブルウォール インナーテントとレインフライで構成される二重構造によって、湿気がこもりにくく結露が発生しにくいメリットがあります。荷物置きにできる前室をそなえているのがポイント。レインフライがあるぶん設営に時間が必要です。
ハイブリッド シングルウォールの形状に前室をそなえたのがハイブリッドタイプです。前室を荷物置きにできるので、テント内を広く使えます。ただしモデル数が少なく、気に入るデザインが見つからない可能性もあるでしょう。

出入り口の場所

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登山テントの出入り口は短辺についているものと長辺についているものがあります。短辺タイプは頭上や足元に位置していて、雨の吹き込みを少なくすることが可能。長辺タイプは上半身や下半身などの側面に位置していて、広く間口がとられているので人の出入りや荷物の整理がしやすいです。

長辺モデルと短辺モデル、それぞれメリットがあるので、どちらが自分に合っているか店舗などで実際にテントに入って試してみることをおすすめします。

素材

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山の天気は変わりやすく、登山中のテント泊のさなか雨に見舞われることもあるでしょう。浸水被害に遭わないためにも、登山テントを選ぶ際には素材もチェックするようにしてください。

テントの生地は、どれほどの水の力に耐えられるかを数値で表した耐水圧が表示されているものがあります。耐水圧は目安として500~1,000mmで小雨から普通の雨、1,500mmで強い雨に対応できるとされています。

登山テントでは1,500~2,000mm程度の耐水圧を持つモデルがおすすめです。高い耐水圧になると通気性が悪くなるので、効率的に空気を通せるベンチレーターがそなわっているか確認しましょう。

季節や標高

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登山テントは3シーズン(春・夏・秋)用と4シーズン(春・夏・秋・冬)用のものがあります。暑い時期に快適に使えるのが通気性に優れた3シーズン用で、冬に対応できるのが冷気を遮断する構造の4シーズン用テントです。雪山に使用したい場合には、オプションで外張が用意されているモデルもあるのでチェックしてみましょう。

また季節と同様に考慮しなければならないのが、宿泊する山の標高です。気温は標高が100m上がると0.6℃下がるといわれています。加えて、風速1mの風によって体感温度が1℃下がるという点も押さえておきたいポイント。登山テントを選ぶ際には、季節だけでなく使用する山の標高や気温、天気について確認しておくことをおすすめします。


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