【Zpacks】ロングトレイルの本場アメリカ発!UL界のリーディングブランド

自社で一貫してつくることで小回りの利くPDCAを

出典:Instagram(@zpacks)

軽さや体へのフィット感を大切にテストを繰り返したバックパックは、雨でぬかるんだ道でも歩きやすい

2025年には20周年を控え、多くのファンを獲得しているジーパックスですが、今でもOEMに頼ることなく、ほとんどのギアをアメリカ・フロリダのショップで自社製造しています。

その大きな理由は、「少量ずつ製造し、需要を確認できる」こと。アウトソーシングをするにはそれなりに大きなロットが必要ですが、自社で少しずつつくることで、ユーザーのニーズに合わせてすぐに改善し、最速で最適解へと進化させることができます。

ここでもまた、「軽さは早さ」とでもいわんばかりに、身軽に前へ前へと進化し続けているブランドなのです。


ロングトレイル大国アメリカで大人気!おすすめギア3選

テントからアパレルや寝袋など幅広いラインナップを誇るジーパックス。でも、やっぱりアメリカで最も人気なのはテントとバックパックなのだそう。その中からジョー氏に教えてもらったおすすめを2アイテムと、hinataストアバイヤー推しの1アイテムを紹介します!

【Plex Solo Lite Tent】オールインワンのソロ用テントとして世界最軽量!

まずは、ジョー氏も愛用しているソロテントの「Plex Solo Lite Tent(プレックス ソロ ライト テント)」。

バスタブ型のフロアや、靴や荷物を置ける前室が付いたフルクローズ型のソロテントです。このタイプとしては世界最軽量を誇り、重さは約334g!収納サイズも幅11.5×高さ28cmとコンパクトです。それでいて、時速100km(風速約28m)の突風にも耐えられる頑丈さ。

トレッキングポール1本で設営できるため、「荷物の軽量化にも一役買ってくれる」とロングハイカーや登山愛好家の間でも人気です。

軽量でも安心して過ごせる居住空間

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【Arc Haul Ultra 40L】特許取得のフレームが重さも背中の不快感も解決

2つめは、ジーパックスを代表するバックパック「Arc Haul Ultra40L(アークホールウルトラ40L)」。

2012年にヴァレスコ夫婦がテ・アラロア・トレイルでテストした最初のフレーム入りバックパックの進化版です。特許取得済みのアークホールフレームは重さを腰に分散させ、背中とバックパックの間に隙間をつくってくれるため蒸れることもなく、ロングトレイルがグッと快適に。

また、3~4日分の食料やULギアを入れるのに適したサイズでありながら、荷物が少ないときはロールトップや圧縮ストラップでコンパクトに使用することも可能です。

テストやフィードバックを反映しながら、2012年から十数回もの改良が加えられて現在の形になった、唯一無二のバックパックです。

特許取得のフレームにより体の負担を軽減。太いショルダーストラップとウエストベルトも疲れにくい

アメリカのロングトレイラーたちも大絶賛!

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【Multi-Pack】4WAYで使える名前の通り「マルチ」なヤツ!

最後はhinataストアのバイヤーもイチオシする人気アイテム「Multi-Pack(マルチパック)」。

ショルダーバッグとしてはもちろん、バックパックの上部に取り付けてリッドとして、ショルダーストラップに取り付けてチェストパックに、ウエストに装着してファニーパックにと、さまざまなスタイルで装着できます。

バイヤーのおすすめは、ショルダーストラップに取り付けて胸の前に装着する「チェストパック」。斜め掛けのサコッシュに比べて長時間歩いていてもストレスを感じにくく、荷物の出し入れが簡単、重さも感じにくいのだとか。

約3.5Lと大きめサイズなので、ペットボトルやジャケットなど、いろいろなものを収納できるのもうれしい!

ジーパックス以外のバックパックにも装着可能!

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「三冠王」の20年の知見がギュッと詰まったギアで冒険へ

開発者がアメリカの三大トレイルを達成しているだけではなく、自身やユーザーの経験を素早く反映させながら進化し続けるジーパックス。その20年間の歩みが凝縮されたULギアは、通常時は軽さに助けられ、雨や突風、ぬかるんだ道など、困難なシーンでは「なるほど」と感動するはず。

ロングトレイルや登山、山岳マラソンなど、日本でもジーパックスのギアが助けになるシーンはたくさん。泊まりアリの長い冒険に備えるなら、ぜひチェックしておきたいブランドです。

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