【Peakfourteen(R)】8,000m峰14座に登頂!竹内洋岳氏が選ぶ山道具

「日本のものづくり」発信にも一役

出典:peakfourteen

人気釣りブランドのfactory-bとコラボしたチタンテーブルの「LEVEL」や漆芸家の菊池麦彦氏とコラボしたkilkmug(キークマグ)など、竹内氏のアイデアを腕利きの職人たちがカタチにしています

ピークフォーティーンのブランドの特徴でもう一つ欠かせないのが「日本のものづくり」とコラボしているということ。竹内さん自身が考え抜いた形状や仕組み、選んだ素材に、さらに職人がアイデアを出し合って形にしています。

海外OEMのクオリティが上がった今、国内の工房を使わないところも増えていますが、竹内さんは「日本国内で活躍している人たちの技術や活動をプロダクトとして発信できる機会になれば」と、国内のものづくりをする人々とのWIN-WINもめざしています。


「極限の世界」の知見を宿したオールマイティな道具3選

日本人初の14サミッターとして、多くのメーカーのアドバイザーや、商品のフィールドテストもしている竹内さん。実は源流釣りやハイキングも好きで、ピークフォーティーンのギアも多彩なシーンでテストしています。

8,000m級の山という極限状態で使えるものなら釣りやハイキング、キャンプでも活躍するのは当然といえば当然。かゆいところに手が届くおすすめアイテム3つを戸田さんに教えてもらいました。

【LEVEL】岩場や斜面でもコーヒーでほっと一息

まずは入荷と同時に完売もめずらしくない、ULチタンテーブル「LEVEL(レベル)」。

登山では高所に行くほど平面がなくなりますが、「安定した場所でコーヒーを飲みたい」という、束の間の休息への欲求と価値は高さと比例して上がるもの。こちらは、そんな思いを満たす「4本の脚の長さが変えられてどんなところでも平面をつくってくれる軽量テーブル」!

竹内さんと懇意にしている釣りブランド「factory-b」とのコラボで、重さはわずか88g。収納時は一枚の薄い板状になる、考え抜かれた逸品です。

どんな場所でも水平を保つULテーブル

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【water bottle holder】ナルゲンボトル、これで落とさない!

2つめは大ヒットアイテムの「water bottle holder(ウォーターボトルホルダー)」。

登山家の間で愛用されている「ナルゲンボトル」は、水のみならず、ナッツやカメラの電池など、いろいろなものを入れて持ち運ぶのに便利。でも、「本体とフタをつなぐプラスチック部分にカラビナをかけたらプラスチックが切れてしまった」という、「ナルゲンボトルあるある」に泣いた人も多いはず。

竹内さん自身もそうした経験があり、こちらのホルダーを開発。ボトルの口に引っ掛けて、キャップの開け閉めに依存しないでつるせます。頑丈で衛生的なステンレス製ながら、1L用でも19gと軽さもしっかりキープ!

青いプラスチックのループ部分にカラビナをかけると、切れてしまうことも…。谷底にボトルを落としてしまったりフタを紛失したりといった悲しい事故を未然に防いでくれます

ナルゲンボトルの悲しい「あるある」を解決

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【Aluminium butterfly Mirror】身だしなみチェックでも救急シーンでも必需品!

クリアに映る美しい鏡面はガラスならでは

最後は戸田さんの悩みに竹内さんが応えた「Aluminium butterfly Mirror(アルミニウム・バタフライ・ミラー)」。

普段コンタクトレンズを使っている戸田さん。一週間ほどの山行の際などでは、テントの狭いスペースの中で毎朝装着しなくてはいけないのがストレスだったのだそう。

日常ではごく簡単なコンタクトレンズの装着も、山では「アクリルの鏡だと面が歪んできれいに映らない」「地面に置いて使うタイプだと下を向いてつける必要があるため装着しにくい」といった悩みがありました。そこで「テントからつるして目線を合わせられる」「ガラス製でクリアに映る」コンパクトミラーを開発。

ガラス製の鏡は光の反射も強いため、遭難など、レスキューを呼ばなければならないようなシーンでも活躍します。工房ともフタを付けてショック耐性を上げたり、衝撃を吸収する構造にしたりとアイデアを出し合い、機能性と普段も使いたくなるスタイリッシュなデザインを併せ持った鏡が誕生しました。

コンタクトレンズ派も歓喜!山で使うミラーの決定版

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登山に限らず、「アウトドア」全ての経験を豊かに

軽くてコンパクトなこと、安定感があること、落とさないこと、狭いスペースでも使いやすいこと…。これらは登山に限らず、足場の悪い渓流釣りやキャンプのテントの中、ロングハイクなど、さまざまなアウトドアでうれしい要素。

ピークフォーティーンのギアには、ありとあらゆる地形を自分で歩き、楽しみながら経験してきた竹内さんだから先回りできる「かゆい所への対処」が宿っています。キャンプからハードな登山まで、全てのそと遊びに寄り添ってくれる便利さをぜひ体験してみては。

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