【Big Agnes】北米シェアNo.1!アウトドアの聖地で生まれる多彩なギア
コロラドの自然の守り手としても活動
ビッグアグネスは、メキシコからコロラドを通り、カナダへ抜けるロングトレイルコース「CDT」の一部に、管理者としても関わっています。道を歩きやすく整備したり、ハイウェイを歩かなくてはいけなかった危険なコースを避けられるように新しいトレイルをつくったりと、雄大な自然と人との架け橋に。
「そとに出る度に環境に感謝するようになる」と語る彼らは、自然を守りながら冒険を快適に楽しむギアをつくり続けています。
日本の気候に合わせた限定品も!手に入れるべきおすすめギア3選
ケンコー社がビッグアグネスを日本で販売し始めたのは2010年の春。2011年からは、日本の気候に合わせた別注の「EXシリーズ」もほぼ毎年出しています。本国で人気のアイテムから日本別注まで、ビッグアグネスのおすすめアイテム3つを横部さんに教えてもらいました。
【フライクリークHV UL EXソリューションダイ】代表テントの日本限定モデル
最初に紹介するのは、ビッグアグネスの代名詞ともいえるテント、「フライクリーク」の日本限定バージョン。前述の「染めない生地」ソリューションダイを使用しており、環境にやさしいのはもちろん、軽量で頑丈、さらに従来の生地よりUVカット率はアップ。
日本別注バージョンではメッシュをなくし、寒さや強風への耐性を上げています。こちらも年々アップデートしており、HV(HighVolume)バージョンからは半自立モデルながら足元にカーブポールを使用して高さを出し、ポールのハブの位置も見直しました。入口に座った状態で頭が天井に当たらないくらいゆとりのある設計が特徴です。
また、スタッフバックもアメリカバージョンに比べて小さくし、コンプレッションベルトを搭載。コンパクトに持ち運べるようになっています。
キャンプから登山まで頼れるULテント
【タイガーウォールUL2ソリューションダイ】居住性にもこだわった軽量テント
2つめは、軽さも居住性も重視したい人におすすめの「タイガーウォールUL2ソリューションダイ」。
こちらもフライクリーク同様ソリューションダイを使用した超軽量テントです。トップにサブポールをもちいることで、天井部がフライクリークより広いのが特徴。また、両サイドにドアと前室があるため、開放的に使用したり、狭い場所でも仲間とドアトゥドアで食事や会話を楽しめます。
本体、フライ、ポールを合わせた最小重量は992g、ペグやガイラインまで含めた総重量も1,130gと、ダブルウォールとは思えない軽さを実現。
身軽な装備とゆったりした休息を両立
【スカイラインULスツール】重さ539g!軽量・快適なチェア
最後に紹介するのは、長年ヘリノックスを北米で販売してきたビッグアグネスだからつくれる軽量ファニチャー「スカイラインULスツール」です。
背もたれをなくすことで軽量化させ、その分座面を立体的に設計して、見た目以上の座り心地を実現しました。素材はRobic™という、同じデニール素材と比べて25~30%強度が高いものの70Dナイロンを使用。軽量ながら引き裂き強度も高く、ハードな環境でガシガシ使える頑丈さです。
お尻にフィットする座り心地がクセになる
リペア対応も安心!北米No.1の実力派テントで新しい冒険に
2024年現在、円高が続いているためにどうしても高く感じてしまうものの、たしかな品質と「リペアチームがいるため、できない修理はない」という安心感があり、使ってみればきっとコスパの良さに気づくはず。日本国内でも修理できる体制があるのもうれしいところです。
山にもキャンプにもフットワーク軽く出かけたくなる、軽量で高品質なテントを探している人はぜひ候補に入れてみては。
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