笑顔と肉汁があふれる!人気料理家「ぐっち夫婦」のキャンプ飯講座イベントレポート
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人気料理家・ぐっち夫婦が「キャンプ飯」3品を直接レクチャー!
ワンランク上のキャンプ料理をプロから教わる機会をつくろうと、キャンプWebマガジンhinataが2024年9月29日、料理イベントを初開催。事前の抽選に当選した10人が、TVやSNSなどで大人気の料理家・ぐっち夫婦のTatsuyaさん(写真中央)、SHINOさん(写真右)から直接レシピを学びました。
テーマは、キャンプの定番調理器具「鉄板マルチグリドル」の活用術。一泊二日のキャンプを想定して、夕食からおつまみ、翌日の朝食メニューまで3品の作り方を一挙に紹介!実際にクッキングしたり、試食したりしながら、キャンプトークにも花が咲きました。
キャンプ飯のレパートリーが広がる!
講師は人気料理家・ぐっち夫婦
ぐっち夫婦は、「日々の暮らしを楽しく美味しく。ちょっとおしゃれに。」をテーマに、日々の暮らしを楽しくするきっかけを届けたいと活動する料理家。
夫のTatsuyaさんは、ごはんのすすむ料理や一品もの、お酒に合うおつまみ等を得意とし、料理を口に入れた瞬間のおいしさを大切にしているそう。普段から友人とのグループキャンプを楽しんでおり、無類のサウナ好き!
妻のSHINOさんは、野菜や旬のものを取り入れて彩り華やかにしたレシピが評判で、定番の家庭料理からお菓子まで幅広いメニューが得意。毎日無理なく楽しくつくれるような、つくり手に寄り添ったレシピが支持されています。キャンプでは調理担当だそう。
そんな2人が実際に調理しながら、キャンプ飯のレシピや作り方のポイントを紹介してくれます。
実践!プロに教わるキャンプ飯
ここからは実際にイベントでつくったキャンプ飯や、調理の様子をお届け。参加者の感想も紹介します!
みんなで調理!具だくさんの「月見ハンバーガー」
1品目は、具だくさんの「みんなでつくる!月見ハンバーガー」。大人も子どもも一緒に調理して楽しめるメニューです。マルチグリドル1つでバンズ、ハンバーグのたね、 タマネギスライス、目玉焼きをまとめて焼き上げられるので、洗い物が減るのもキャンプでうれしいポイント。
イベントの最初に、ぐっち夫婦が作り方についてレクチャー。Tatsuyaさんが、鉄板マルチグリドルの特徴について「中央部分が緩やかに凹んでいるので、鍋の真ん中に肉汁やオイルなどの“うまみ”が集まる」と説明すると、参加者たちはうなずきながら聞き入っていました。
作り方を学んだ後は、数人のグループにわかれて、いよいよ調理開始!ハンバーグのたねを慎重に形づくって焼いたり、筒状にしたアルミホイルに玉子を割り入れ「月見」となる目玉焼きをつくります。
SHINOさんは「キャンプにアルミホイルはマスト!いろいろな使い方ができます」と解説。各テーブルをまわって、火加減や調理のポイントなどをていねいに教えていました。見事ハンバーガーが完成すると、参加者からは「おいしそう〜」「お店を出せるのでは!?」と拍手が沸き起こるシーンも。全員で同時に試食し、笑顔も肉汁もあふれていました。
完成した月見ハンバーガー!盛り付けも一流です
- バンズ 2個
- ハンバーグのたね 2枚(120g/枚)
- タマネギの輪切り(7〜8mm幅) 2枚
- トマトの輪切り(7〜8mm幅) 2枚
- ブラウンマッシュルーム 2個
- チェダーチーズ(スライス) 2枚
- ピクルス 2本
- 玉子 2個
- レタス 適量
- 油 適量
- 塩・こしょう 各少々
- マヨネーズ 適量
- ハンバーガーソース 適量
【作り方】
- 下準備として、牛ハンバーグのたねに塩・こしょう各少々(各分量外)を振る。タマネギは側面から中央に向かって爪楊枝を刺す。マッシュルームは縦に5mm幅に切る。レタスはパンの大きさ程度にちぎる。アルミホイルで直径8cmほどの丸型のセルクルをつくる
- マルチグリドルに油を中火で熱し、ハンバーグ、タマネギ、マッシュルームを焼く。タマネギとマッシュルームは、焼けたら塩・こしょうをし、取り出す
- ハンバーグが片面焼けたら裏返し、横にずらし、弱めの中火にする。セルクルを中央に並べ、玉子を割り入れる。ハンバーグと目玉焼きにホイルをかぶせて蒸し焼きにする。周りにバンズを置いて一緒に焼く
- ハンバーグに竹串を刺し、肉汁が透明になったら、ハンバーグソースを塗り、チーズをのせる。再度ホイルをのせ、チーズが溶けるまで蒸し焼きにする
- バンズの内側にそれぞれマヨネーズを塗る。下のバンズの上にレタス、トマト、タマネギ、マッシュルーム、ハンバーグ、目玉焼きの順にのせる
- 上からバンズ、ピクルスをのせ、竹串を刺す(ピクルスは添えてもOK)
彩り豊かなおつまみ「マッシュルームの生ハム詰め アヒージョ風」
続いては、焚き火を囲みながらお酒を片手に味わいたくなる「おつまみレシピ」を紹介!ミニトマトやブロッコリーなど色彩豊かな野菜を使った「マッシュルームの生ハム詰め焼き アヒージョ風」をぐっち夫婦が調理しながら手順のポイントを解説しました。
鍋の中央でアヒージョを熱しながら、スライスしたバゲットを周囲で同時に温められるのは、マルチグリドルならではのメリット。ジュージューという音とニンニクの香りが会場に漂います。参加者たちは試食を口にして「同じ鍋で手軽につくれるのはうれしい」などと話していました。
- オリーブオイル 200mL+大さじ1
- ブラウンマッシュルーム 10個
- 生ハム 30g
- ニンニク 1片
- パセリ(生) 適量
- ミニトマト 4個
- ブロッコリー 60g
- こしょう 少々
- バゲット 適量
【作り方】
- 下準備として、マッシュルームは軸を取り、軸部分をみじん切りにする。ニンニク、生ハム、パセリはみじん切りにする。ブロッコリーは小房に切る。ミニトマトはヘタを取る
- みじん切りにしたマッシュルームの軸部分、ニンニク、生ハム、パセリをボウルに入れ、オリーブオイル大さじ1、こしょうを加えて和える
- マッシュルームのかさの内側にスプーンで2を詰める
- マルチグリドルに3を並べ、オリーブオイル(200mL)を注ぐ。中火で加熱する
- 温まってきたらブロッコリーを入れ、周りにスライスしたバゲットを並べて焼き、マッシュルームに火が通るまで10分ほど煮る
- マッシュルームがやわらかくなってきたら、ミニトマトを入れて1〜2分煮る
残った食材を活用!「いろいろ野菜とチーズのオムレツのせトースト」
キャンプで悩ましいのが残った食材の活用法。ということで3品目は、撤収日の朝食を想定した「いろいろ野菜とチーズのオムレツのせトースト」を紹介してくれました。
前日の夕食・おつまみで使った食材のあまりを活用するのはさすがのアイデア!じっくり焼き上げる様子を、参加者は真剣な眼差しで見つめたり、写真を撮ったりと夢中。試食もおいしく味わっていました。
- 玉子 4個
- チェダーチーズ(スライス) 1枚
- オリーブオイル 小さじ2
- バター(有塩) 10g
- 塩・こしょう 各適量
- トマトケチャップ 適量
- 食パン(6枚切り) 2枚
- 生ハム 2枚
- タマネギ 1/4個
- ミニトマト 3個
- ブラウンマッシュルーム 2個
- ブロッコリーの小房 3個
前日の余り食材(120gほど)
【作り方】
- 前日の余り食材をそれぞれみじん切りにする。玉子はボウルに割り入れ溶いておく
- マルチグリドルにオイルを入れ中火で熱し、1の具材を炒め、塩・こしょうで調味する。具材に火が通ったら、マルチグリドルの周りに具材を寄せ、弱火にする
- 中央にバターを熱し、玉子液を流し入れる。半熟になるまで、菜箸でかき混ぜる
- 3の玉子の中央に2の具材をのせ、チェダーチーズをちぎってのせる。両端から玉子をたたみ、裏返して焼く。周りで食パンを焼く(お好みでバターで焼いても)
- 食べやすい大きさにカットし、ケチャップをかける。トーストにのせて召し上がれ
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