【T-DESIGN】“お父さんのお小遣いで買える”が信条!心躍る個性派ギア

多くの人から「欲しい!」の声が届いたΘ-SENCEフック

出典:Instagram(@visiw244)

シェルフコンテナの溝にはめ込んで、ハンガーや棚を増設できる「Θ-SENCE フック」

DIYで自分仕様のギアをつくっていたというTsuyoshiさんですが、あるとき、ブランド立ち上げのきっかけとなったギアを思いつきます。それがスノーピークのシェルフコンテナ用DIYフック「Θ-SENCE(ゼロセンス)フック」。

そのフックを使用してシェルフコンテナに棚を付け、Instagramに投稿したら何十人もの人が欲しいとコメントをくれたのだとか。今までに1,000セット以上は製作したという、ヒット商品になりました。


「ALL10,000円以下」の手に取りやすさもこだわり

ガレージブランド仲間のANCAM(アナキャン)オーナーから「こんなのできる?」と相談を受けてつくったゴールゼロ用ミニシェード兼フックの「DEKIRUKO」など、キャンパー仲間からの声に応える商品開発もしばしば

Θ-SENCEフックをきっかけにSNSでの問い合わせも増えていき、ティーデザインの活動も本格化。「Instagramを通じて、モノづくりをしている方と出会ったのも僕を加速させた一つの要素です」と、仲間とのつながりもブランド活動に大きな影響があったようです。

でも、そんな中でもTsuyoshiさんが忘れない初心があります。それは「10,000円以下のギアしかつくらない」ということ。ギアが高くて中古品やDIYアイテムを使っていたキャンプ開始当初の自分たちを振り返り、これからキャンプを始める人や初めて間もない人に少しでも安価で提供したいという思いが根底にあるのだとか。


所有欲も満たされるコスパのいいギア3選

みずからの経験や人から言われる「こういうのが欲しい」をせっせと形にしているTsuyoshiさん。

多彩なDIYスキルを生かして、サンプルはほぼ自分でつくってしまい、ものによってはその後も自作したり、工場に製造だけ依頼したりしています。でも、だからこそコストを抑えることができ、「かっこいい・実用的・安い」の三拍子を実現!気軽に買えて友達に自慢もできるギアを3つ紹介します。

【DEKIRUKΘ ANCAM XT-DESIGN】知恵の輪みたいなシェード兼フック

Tsuyoshiさんが「ものづくりへの思いがぴったり合う」という、アナキャンのオーナーからのアイデアを形にした「カラビナレス」がコンセプトのゴールゼロ用ミニシェード兼フック

  • ゴールゼロに収納できてすぐに外れないこと
  • 少しおもしろいギミック
  • 直径3mm/4mmのガイラインへ引っ掛けて自由にスライドできること

という機能・ギミックを持たせて実用化させました。

シェード使用時。どうやってはめているかわかりますか?

ちなみに、ネーミングのDEKIRUKO(できる子)は収納時に知恵の輪のようになるためなのだとか。力を入れなければ簡単に脱着できる寸法…ということなので、子どもと一緒にワイワイ楽しむのもよさそうです!

アイデア次第でゴールゼロがさらに便利に

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【MAGIC 拡張テーブル兼ブリッチテーブル】クランプスタンド一つでスペースを拡張

お次は、クランプスタンド1セットで棚が拡張できる「MAGIC 拡張テーブル兼ブリッチテーブル」。

コンパクトに持ち歩けるブリッジテーブルはあれば便利なアイテム。「でも、クランプスタンドが2セット必要になるのでお父さんのお小遣いではまあまあと出費となるよね…」というのが発案のきっかけなのだとか。

エッジスタンドと一緒に挟める厚みのものなら基本的にどこにでも装着可能!

クランプに挟めばどこでもテーブルが拡張ができるうえに、取り付けるものに約5mm乗る設計にしているから強度もアップ。ブリッジテーブルとして使う場合は、ダルマ穴を採用しており、EDGE STANDでもほかのメーカーのクランプスタンドでも使用可能です。サイズも長さ410×幅140mmと、ポットやシェラカップが充分置ける広さ!

※5050WORKSHOPの一部ロットでネジ部が5mm以下のものは使用できません。

サイトのレイアウト幅も広がる拡張棚&テーブル

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【FOLDER5】もう誰もはぐれさせない!ゴールゼロのおうち

便利ゆえに複数持っているキャンパーも多いゴールゼロ。でも、意外となくしそうになることってありませんか?特にファミリーキャンプでは、撤収後に子どもが持っていたことに気が付いたり、テントの中に置き去りにしたまま畳んでしまったりすることも…。

これもまさに「撤収後、テントの中からとか、子どもから、奥さんから不意にゴールゼロを渡されて、ギアボックスを再度開けるのが嫌だったんです」というTsuyoshiさんの経験から生まれたギア。5本のゴールゼロが収納できるようになっており、全機集合してるかどうかが一目瞭然。

「子どもにゴールゼロ宝探し~ってふざけたのがきっかけでつくりました。ゲーム感覚で撤収が楽しくなればと!」これなら子どもがダレがちな撤収時も楽しんで片付けができそうです。

「ゴールゼロ宝探し」で撤収も子どもと楽しいゲームに!

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みんなが笑顔になるギアをこれからもリリース!

開発中の38HUG

使う人のよろこぶ顔や声が励みになっているというTsuyoshiさん。次回は38灯用のアンバーグローブ38HUG(ミヤハグ)や、MAB-HUG(マブハグ)という、MABに挟む牧師の形のおもしろアイテムを考えているそう。

「これからもエッジの効いたおもしろいギアをできるだけコストを抑えてリリースできるよう日々邁進して参りますので応援よろしくお願いします」というティーデザインとTsuyoshiさんのアイテム、チェックしておいて損はありません!

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