“コメリ”のソフトクーラーが最強!保冷バッグ2アイテムで氷は溶けないか検証

【検証】ソフトクーラバッグの保冷力

コンパクトで軽量なソフトクーラーバッグですが、実際に保冷力はどのくらいあるのでしょうか。凍らせたペットボトルを使って検証しました。

【検証内容】29.5℃の屋外で5時間後、氷はどうなっているか

保冷力を検証します。完全に凍らせた500mLの水ペットボトルを、コメリのソフトクーラーバッグの中に入れて、屋外に5時間放置します。キャンプでタープの下や木陰に置くことを想定し、直射日光の当たらない日陰で検証しました。日陰でも気温は29.5℃。少し動くと汗が出る暑さです。

5時間後、凍ったペットボトルの水がどれだけ溶けたかと、ソフトクーラーバッグ内の温度を確認します。今回は検証のため、バッグ内には凍ったペットボトルのみを入れ、保冷剤は使用しません。また比較するために、凍ったペットボトル1本は、屋外の日陰の同じ場所に置いて、溶けるまでの時間を調べました。

【検証結果】氷の芯が残っており、低温をキープ!

5時間後。外の気温は29.5℃のままでしたが、クーラーバッグ内の温度は18.8℃!ペットボトルの水を取り出してみると、氷の芯が白く残っているのがわかります。

溶けた水の量を計測したところ、331mL。およそ5分の2が氷の状態で残っていたことになります。クーラーバッグに入れず、外に置いたペットボトルは、3時間後には全て溶け、5時間後はぬるくなっていました。

夏日の屋外で、5時間後も氷部分が残っていたので、頼りになる保冷力だといえます。午前10時に外出した場合、屋外で過ごしてもランチやおやつの時間までしっかり保冷してくれるはず。夏のレジャーやピクニックでも活用できる優れた保冷バッグだと感じました!

【検証結果】 溶けた水の量(500mL中) 温度
何もない状態 500mL 29.5℃
ソフトクーラーバッグ 331mL 18.8℃

5時間後に溶けた水の量を測定。5分の2が氷のまま残っていました


【税込2,980円】“最強”の保冷力を持つ新作!タフクーラーバッグ

続いては2024年の新作で、過去最強作ともいわれる「タフクーラーバッグ」。価格は2,980円(税込)と、こちらもアウトドアメーカーの保冷バッグに比べると大変リーズナブル!保冷効果の“肝”となる素材には、厚さ約2cmの極厚ウレタンを採用しており、SNSなどでは「最強の保冷力!」と話題の製品です。

同じようなウレタンやクッションを使ったソフトクーラーバッグは、1万円前後で販売されていることも。機能性や素材、容量を考えると「かなり高コスパ」のアイテムといえます。

ボックス型にもトート型にもなる2WAY使用

使用シーンや冷やしたいものに合わせて、ボックス型とトート型に変化させて使用できる2WAY仕様。両方サイドにバックルがついていて、取り外すことで形を変えられます。容量は12Lと20Lの2サイズ展開。ビジネスシーンでも活用できそうなクールな見た目も印象的です。

【基本情報】

  • 使用サイズ(約):幅36×奥行20×高さ30cm
  • 容量:12L
  • 重さ:850g
  • 価格:2,980円(税込)
  • 商品サイト:タフクーラーバッグ

【サイズ感】2Lのペットボトルが4本入る!大容量設計

ビジネスバックのような見た目ですが、想像以上に大容量!2Lのペットボトルを縦に4本、しかも500gの保冷剤を2つ入れた状態で、全て一緒に入れられるワイドなアイテムです。この容量であれば、大きいサイズのジュースはもちろん、ワインボトルや日本酒の4合瓶なども立てて入れることが可能

500mLのペットボトルは16本入るので、3〜5人でのグループキャンプやバーベキュー、屋外でのスポーツイベントなど、幅広い活躍が期待できます。

【素材】厚さ2cmの「極厚ウレタン」が冷気を逃さない!

ソフトクーラーバッグと聞くと、軽くて持ち運びが便利な反面、「ハードクーラーに比べると保冷力が心配…」と思っている人も多いのではないでしょうか。しかし、このタフクーラーバッグは、中材に極厚のウレタンを使用していて厚さは約2cm。一般的なハードクーラーと比べても引けを取らない、優れた保冷力が最大の特徴です。

外側の素材は、表面がゴムのような弾力と強度をあわせ持つポリウレタン。つるつるとした素材で撥水性がありそうです。裏面はシワになりにくく熱に強いポリエステル素材。実際に触ってみると、全体的に強度がありそうという印象です。

敷板は簡単に取り外しが可能!

底には「敷板」が入っていて、内側のシルバー色のビニール素材を反転させて、ガバッと取り出せます。先に紹介したソフトクーラーバッグと同様に乾燥させやすく掃除もしやすいのが使いやすいポイント!

内側のビニールは、水を弾く素材なので、冷たいドリンクや保冷剤の結露などで濡れても問題なし。キャンプだけでなく、釣りや水辺のレジャーでも便利に使えそうです。

内側の素材を反転させて、洗ったり乾燥させたりできるのもポイント!

【携帯性】分厚いベルトで「痛くなりにくい」配慮も

重さは850gと、硬式野球の金属バッドとほぼ同じくらいの重さ。持ってみると、見た目よりも軽く感じます。重いものを入れても負担にならないように、ベルトの肩に当たるパッド部分が分厚く設計されているのも魅力のひとつ。ユーザー目線に立った配慮がうれしいところです。

これれあれば、保冷剤やドリンクを多数入れて持ち運んでも、問題なさそう!ベルトは取り外しができ、トートバッグのように持ち運ぶことも可能。用途に合わせて使い分けができます。

ベルトの肩に当たるパッド部分は分厚い設計

【便利機能】カラビナループ付き

使いやすい仕掛けはほかにも。バッグの背面にはカラビナなど掛けられる穴「カラビナループ」が付いているのも特徴です。シェラカップの取っ手を掛けて乾かしたり、カトラリーケースをつるしたりと、アレンジが自由自在。アウトドアでも便利に使えそうです。


【検証】タフクーラバッグの保冷力

先に紹介した「ソフトクーラーバッグ」と同じく、完全に凍らせた500mLの水のペットボトルを使って、保冷力を検証しました。

【検証内容】29.5℃の屋外で5時間後、氷は?

先ほど同様に、直射日光の当たらない気温29.5℃の屋外に、タフクーラーバッグを設置。バッグの中には、完全に凍らせた500mLの水ペットボトル1本を入れて、5時間後に溶けた水の量とバッグ内の温度を測定します。

【検証結果】氷が残り低温をキープ!優れた保冷力

5時間後。ペットボトルを取り出していると氷の芯が白く残っていました。同じ条件でクーラーバッグに入れなかったペットボトルの氷は、3時間後には完全に水になっていたことを踏まえると、しっかり保冷してくれたという印象です。

クーラーバッグ内の温度は17.7℃と、500mLペットボトル1本に対してバッグの容量は大きめ(12L)であるにもかかわらず、低い温度をキープしてくれていました。溶けた水の量は277mL。夏日の屋外で5時間経過しても、約半分が氷として凍ったままでした。

保冷力は秀逸!この保冷力と機能性で2,980円(税込)というのは「コスパ抜群」だと感じます。SNSなどで“最強”といわれるのも頷ける結果でした。

【検証結果】 溶けた水の量(500mL中) 温度
何もない状態 500mL 29.5℃
タフクーラーバッグ 277mL 17.7℃

コメリのクーラーバッグは夏の最強アイテム!

【検証結果】 溶けた水の量(500mL中) 温度
何もない状態 500mL 29.5℃
ソフトクーラーバッグ(9L) 331mL 18.8℃
タフクーラーバッグ(12L) 277mL 17.7℃

コメリのオリジナルブランド「ナチュラルシーズン」が展開するクーラーバッグは、2製品とも機能性や保冷力に優れたアイテムだと感じました。夏日の屋外で5時間設置した場合でも、500mLの凍ったペットボトル1本だけで、外気温より10℃以上も冷たい温度をキープしてくれました。

夏のちょっとしたお出かけや買い物から、キャンプや海水浴、釣りや水遊びまでさまざまなシーンで活躍してくれそうなおすすめのアイテム!猛暑の夏は「コスパ最強」のクーラーバッグで、ドリンクや食材を冷やして、そと遊びがもっと快適にしてみてください。

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