
元記事はこちら:おすすめの砂浜向けペグ(サンドペグ)10選!抜けにくい製品や打ち方を紹介
砂浜でもペグは打てる?サンドペグの特徴
砂浜にタープを張ったら、すぐにペグが抜けてしまった!なんて経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか?そんなときに活躍するのがサンドペグ。ここでは、サンドペグの特徴を詳しく解説していきます。
サンドペグ(砂地ペグ)とは
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サンドペグは、砂浜や海辺などやわらかい地面での使用に特化したペグを指します。表面積が広く、さらさらとした砂浜でも抜けにくいことが特徴です。聞き慣れない人も多いかもしれませんが、アウトドア専門店やホームセンターなどでも手軽に購入可能。夏の海水浴やバーベキューなどのレジャーをはじめ、海辺のキャンプ場や、ふかふかの雪の上にテントを張る雪中キャンプでも活躍します。
サンドペグのメリット
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サンドペグを使う一番のメリットは、砂浜や雪上などやわらかい地面でも抜けにくいこと。アルミやABS樹脂など、比較的安価で軽量な素材でつくられたものが多いことも魅力です。鍛造ペグやピンペグは、芝生などの一般的なサイトではしっかり差し込めますが、砂浜では抜けやすく不安定になりがち。砂浜での使用に特化したサンドペグを使えば、大型テントもしっかり固定できます。
サンドペグのデメリット
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サンドぺグは、ペグ自体の強度が弱く、芝生や砂利など固めのサイトでは使えないことがほとんどです。使用シーンが限定されるので、汎用性は決して高くありません。また、金属製のハンマーを使うと破損や変形の恐れがあるため、ゴムやプラスチック製のハンマーを用意する必要があります。一般的なペグより長めのモデルが多く、別のハンマーを用意することも考慮すると、荷物は増えてしまうことはデメリットとして挙げられるでしょう。
砂浜向けペグ(サンドペグ)の選び方
砂浜向けペグの選び方を3つのポイントにわけて解説します。使用シーンをイメージして、自分に合ったアイテムを見つけましょう。
抜けにくい形状をチェック
ペグは使用する地面の質に合わせて形状を選ぶ必要があります。砂地などのやわらかいサイトには設置面積は広い形状のものが抜けにくく、おすすめです。適した形状は主に、X・Y字型、U字型、スクリュー型の3種類。それぞれの特徴を考慮して、自分に合ったものを選びましょう。
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X・Y字型は名前のとおり、断面がXやYの形になっています。硬すぎる地面には向きませんが、比較的幅広いサイトに適しています。使用頻度が少ない場合や、砂地に限らずさまざまな地面で使用したい場合は、X・Y字型をチェックしてみましょう。
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U字型は、断面積が広く、砂地でも抜けにくいのが特徴。重ねて収納すれば、コンパクトに持ち運べる点も魅力です。アルミ製がほとんどですが、形状ゆえにどうしても素材が薄くなり、強度が低下しがちです。強く打ち込むと変形していまうことがあるので注意しましょう。
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スクリュー型はネジのような形状をしており、ねじ込むことでしっかり地面に固定できます。硬い地面には打ち込みにくくいため、砂地や雪上に特化した形状といえるでしょう。中にはハンマー不要で使えるモデルもあり、手軽に使いやすいことも魅力です。
素材はさびにくいものがベター
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サンドペグの主な素材はアルミとプラスチック(ABS樹脂)です。どちらも軽量で扱いやすく、価格もリーズナブル。耐久性は低めで、アルミは変形しやすい、プラスチックは割れやすい性質を持ちます。
アルミはさびにくい金属ですが、海辺で使用する場合、海水や潮風の影響でさびや腐食が発生しやすくなることも。お手入れの手軽さを考慮するなら、劣化が少ないプラスチック製がおすすめです。汚れも落としやすく、水洗いするだけできれいになります。
抜けにくさにこだわるなら長いものを
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サンドペグの長さは30~40cmほどのものが多く、一般的なペグよりやや長めのモデルが主流です。ペグは長いほど抵抗力が増し、抜けにくくなります。デイキャンプ用のビーチテントなら30cm以上、ファミリー用の大型テントを固定する場合は40cm以上を目安に選びましょう。砂浜はやわらかく、通常のサイトよりペグが抜けやすいため、できるだけ長めのものを使用することをおすすめします。
おすすめの砂浜向けペグ(サンドペグ)10選
砂浜での使用にぴったりのサンドペグを10選紹介します。サイズや素材、形状の違いを考慮してお気に入りのアイテムを見つけましょう。
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) PC.サンドペグ38cm
ABS樹脂を採用しており、軽量ながら耐久性も十分。ロープを通す穴と、かけるフックが付いていて、シーンに合わせて使いわけができます。爽やかなブルーカラーもポイントです。
- サイズ(約):長さ38cm
- 重さ(約):75g
- 素材:ABS樹脂
- 形状:X型
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キャプテンスタッグ PC.サンドペグ45.5cm
サイズは45.5cmと長めに設計されており、風の強い日や、大型テントを固定したいときにも役立ちます。長さがある分持ち運びのしにくさはありますが、さびる心配もなく、お手入れも簡単です。
- サイズ(約):長さ45.5cm
- 重さ(約):90g
- 素材:ABS樹脂
- 形状:X型
【Amazon.co.jp 限定】 キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) ペグ 【45.5cm/4本セット】 テント・タープ部品 PC. サンドペグ プラスチックペグ UZ-13307
UNIFLAME(ユニフレーム) 海ペグ400
名前のとおり、浜辺での使用に特化したペグ。砂浜に食い込みやすい、独自デザインを採用しています。耐衝撃性や耐摩耗性に優れたPOM(ポリアセタール)を使用しており、強度が高いことも特徴です。
- サイズ(約):長さ40cm
- 重さ(約):87g
- 素材:POM
- 形状:X型
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FUNKS(ファンクス) サンドペグ 6本セット
軽量で扱いやすいABS樹脂素材のペグセット。フックが大きく、太いロープもかけやすいのが特徴です。長さも40cmあるので、大型のテントやタープを使用する人にもおすすめ。
- サイズ:幅7.9×奥行き5.3×長さ40cm
- 重さ:150g
- 素材:ABS樹脂
- 形状:X型
サンドペグ 40cm 6本セット 砂浜 砂浜用 プラペグ プラスチックペグ スノーペグ 雪用ペグ 雪ペグ (6)
Freell(フリール) サンドペグ
砂浜や雪上での使用にぴったりのアルミ製ペグ10本セット。大きめサイズ&U字形状にすることで表面積を増やし、固定力を高めています。アウトドアでも目立ちやすいポップなカラーもポイント。収納袋も付いています。
- サイズ:幅3.5×長さ31.5cm
- 重さ:55g
- 素材:アルミ
- 形状:U字
Freell フリール サンドペグ スノーペグ U字型ペグ 31cm 赤&青 10本セット テントネイル ビーチ 砂浜 雪 キャンプ用 U型 軽量 携帯 便利 アウトドア 野外
JEELAD U字型サンドペグ
砂地や雪上、ビーチでの使用にぴったりのU字型ペグ。ブルー、レッド、オレンジと明るいカラーがそろっており、お好みで選べます。軽量でさびにくいアルミニウム合金製で、使い勝手も良好です。
- サイズ:幅3.6×長さ31cm
- 重さ(約):52g
- 素材:アルミニウム合金
- 形状:U字
JEELAD ペグ テントペグ U字型 V字 アルミ合金 砂地 アルミ テントペグ サンドペグ 雪 バック 旅行 ハイキング用 キャンプ 登山
UMiNEKO(ウミネコ) サンドペグ
釣り用品やアウトドアギアを専門に扱う「ウミネコ」のサンドペグ。抵抗力が高く抜けにくいT字型を採用しており、砂地でも安定して使えます。10本を収納袋に入れても約382gと軽量なため、持ち運びの負担にもなりません。
- サイズ:長さ31cm
- 重さ:35g
- 素材:ABS樹脂
- 形状:T字
ウミネコ(UMiNEKO) 砂浜 砂地 砂利 ペグ サンドペグ プラスチック ペグ 長め 杭
TKcraft スクリューペグ
やわらかい砂地でも抜けにくいスクリュータイプのペグ。手で簡単にねじ込めるので、ハンマーが不要です。透明のキャップは、とがった先端の保護機能に加え、ねじ込む際のハンドルとしても役立ちます。
- サイズ:長さ29cm
- 重さ:90g
- 素材:ABS樹脂
- 形状:スクリュー型
TKcraft スクリューペグ プラスチック(ABS)ペグ 29 cm×5本 砂浜等軟らかい地盤に最適 キャンプ ビーチ テント タープ設営に (黄)
キャプテンスタッグ スパイラルペグ
1本の重さが約330gと、しっかりとしたつくりのスクリュー型のペグです。耐食性に優れたクロムメッキがほどこされているため、使用後にきちんと洗浄・乾燥させればさびも心配ありません。長さは46cmと長めで、砂などの柔らかい土でもしっかりと固定してくれます。
- サイズ:直径0.8×長さ45cm
- 重さ:330g
- 素材:鉄(クロムめっき)
- 形状:スクリュー型
キャプテンスタッグ スパイラルぺグ M-9203
YAPJEB テントペグ
軽量で強度の高い7001航空ジュラルミンを採用。スクリュー状で打ち込みやすく、引き抜くのも簡単です。光反射するパラコード付きで、夜間の視認性を高めています。
- サイズ:長さ25cm
- 重さ:37g
- 素材:7001航空ジュラルミン
- 形状:スクリュー型
YAPJEB ペグ テントペグ 軽量 25cm スクリュー タープペグ アルミ 芝生 砂地 海水浴場 柔らかい土 砂利 キャンプ ツーリング 10本セット 収納袋付き (レッド)
砂浜向けペグに代用できるアイテム&アイデア
砂浜向けペグを用意できないとき、代用できるおすすめアイテムやアイデアを紹介します。砂浜でのレジャーを楽しむときはぜひ参考にしてみてください。
ホームセンターのプラ杭
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プラ抗は、農業用のビニールシートを固定するために使われるアイテムですが、しっかり刺さって抜けにくいため、サンドペグとしても活躍します。100円以下で購入できるものも多く、予算を抑えたい人にもぴったり。CAINZ(カインズ)やコーナンなど、身近なホームセンターでも販売されているので近くの店舗をチェックしてみましょう。
第一ビニール プラ杭 36cm
抜けにくい返しが付いたプラスチックのペグです。低価格なので、割れたり壊れたりすることを気にせずに使えます。オールブラックのシンプルなデザインも魅力です。
- サイズ:長さ36cm
- 重さ:-
- 素材:ポリプロピレン
- 形状:X型
第一ビニール プラ杭 中36cm
ペグの上に大きな石を乗せる
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ペグの上に石を乗せて重しにする方法も効果的です。砂浜に大きな石がある場合はぜひ活用してみましょう。風の強い日は、ロープが揺れて石がずれてしまうこともあるので、石にロープを巻いておくと安心です。石以外に、砂や水を入れたバケツなどでも代用できるので、覚えておくと役立ちます。
100均で買える砂浜向けペグ
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「砂浜向けのペグにあまりお金をかけたくない」という場合は100円ショップをチェックしてみましょう。DAISO(ダイソー)やSeria(セリア)には砂浜にぴったりのプラスチックやアルミ製のペグが販売されています。一般のキャンプサイトで使うにはやや不安がある100円ショップのペグも、やわらかい砂浜なら十分に機能を果たしてくれますよ。
100均「ダイソー」のペグを全5種類打ち比べ!用途や実力を徹底解説
砂浜向けペグの打ち方
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砂浜でのペグの打ち方は、芝生や土などのキャンプサイトとやや異なります。ここでは砂浜でのペグの打ち方を解説します。
- ペグを打つ場所の周辺に水を撒く
- ペグをロープに対して垂直になるように傾けて地面に刺す
- プラスチックやゴム製のハンマーで深くまで打ち込む
- 上から砂をかけて周辺をしっかり踏み固める
さらさらの砂浜にペグを打つ際にはいくつかのコツがあります。まず、一番に気を付けたいことは、地面に対して角度をつけて打つこと。また、深く差し込むほどに不可抗力で抜けにくくなるためで、地面ギリギリまで打ち込むようにしましょう。抜くときは、ロープを左右に振りながら引っ張れば簡単に抜けるので、ペグ抜きがなくても手軽に撤収できます。
砂浜でも抜けないペグで快適に
サンドペグは、海キャンプや浜辺でのバーベキューに欠かせないアイテムです。場所によってペグを使い分けるのは面倒に感じるかもしれませんが、テントやタープはしっかり固定しないと倒れたり、風で飛ばされたり、危険が生じます。シーンに合ったペグを用意し、安心してレジャーを楽しみましょう。
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