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【徹底レビュー】スノーピークのドームテント「ランドネスト」!設営のコツや使用感などをチェック
ランドネストドーム Mの設営・撤収方法
ここからは、ランドネストの設営と撤収の手順を紹介します。ランドネストを購入したら、キャンプ場へ行く前に予習しておきましょう。
設営の手順
黒色のマークが付いているスリーブにセンターフレームを差し込む様子
- フライシートを地面に広げる
- センターフレームを繋げる
- 上部の黒色のマークがついているスリーブにセンターフレームを差し込む
- Aフレームとセンターフレームを接続し、Aフレームを内側のグロメットに差し込む
- 反対側も同様におこなう
- Cフレームを前方のスリーブに差し込み、両橋をCフレームを外側のグロメットに差し込む
- 後方も同様におこなう
- プラスチックフック10カ所をフレームに固定する
- テントの中央、前後の順でペグダウンする
- ロープをペグダウンする
フライシートの内側にあるフックへインナーテントを引っ掛けている様子
フライシートを設営したら、インナーテントを10カ所のフックへ引っ掛けて完成です。3種類5本のフレームしか使用しないため複雑さを感じずに設営できます。テントを初めて扱う人やブランクのある人でも、公式動画で予習すれば安心です。
インナーテント内は直接座ると地面のゴツゴツした感触が伝わってきます。不快というほどではありませんが、就寝時にはマットやコットを敷く方が良いでしょう。またはランドネスト専用のマットとグランドシートが販売されているので、あわせて購入しても良さそう。インナーテント内をマットで敷き詰められるため、純正ではないマットを敷くことでできる隙間や段差が生まれません。子ども連れでのキャンプには特におすすめのアイテムです。
ランドネストドーム M マットシートセット
- 収納サイズ(約):[フロアマット]幅62×奥行き85×高さ8cm [グランドシート]幅20×奥行き45×cm
- 重さ(約):[フロアマット]1.8kg [グランドシート]0.8kg
- 耐水圧:1,800mmミニマム
スノーピーク(snow peak)ランドネストドーム Mマットシートセット TM-260
片づけの手順
- インナーテントをはずしてたたむ
- ペグを抜き、プラスチックフックを外す
- 2本のCフレームをグロメットからはずし、スリーブから抜く
- 2本のAフレームをグロメットから外す
- センターフレームとAフレームをはずし、スリーブから抜く
- フライシートをたたむ
この日はにわか雨に見舞われましたが、インナーテントを外したあと、シェルター状態のフライシートの下でインナーテントをたたむことができたので雨は気にならず快適でした。同様に、隣に張っていたタープやこまかい荷物もフライシートの下で片づけて、最後にフライシートをふんわりと畳んで撤収しました。
後日フライシートをよく干したあと収納バッグへ収納しましたが、生地がしっかりしていて扱いやすく、左右対称なのでたたみやすい印象でした。収納バッグもサイズに余裕があり、押し込まないとファスナーが閉まらないというようなこともありません。
充実のオプションラインナップ
ランドネストMには同シリーズのタープが発売されています。連結させて張ればより広いリビングスペースを確保できて快適です。また、お得なテントとタープのセットも販売されているので両方そろえたい人はぜひチェックしてください。
タープのすそとランドネストの入り口の高さをそろえて立てるのがおすすめです。特別な部品を使わなくてもタープのカーブとランドネストの入り口がフィットして、連結状態をつくり上げられます。
スノーピークのIGTスリム(テーブル)を中心に配置してサイドにローチェアをレイアウトしたところ、スペースにはまだまだ余裕がありました。4人用のテーブルチェアセットが置けるほどの広さなので、食卓を置いてリビングスペースにするとちょうど良さそうです。もちろん1人でゆっくりくつろぐ空間としても、広くて快適でした。
ランドネストタープ セット
- 展開サイズ(約):幅380×奥行き440
- 使用サイズ(約):幅800×奥行き900×高さ240cm
- 収納サイズ(約):幅15×奥行き75×高さ18cm
- 重さ(約):7.2kg
- 耐水圧:1,800mmミニマム
- セット内容:タープ本体、タープ用スチールポール240cm×2、スチールペグ30cm×8、自在付ロープ3m×4)、自在付ロープ二又用10m×2、キャリーバッグ、フレームケース、ペグケース
スノーピーク(snow peak)ランドネスト タープセット TP-870
本来ランドネストMは定価51,700円(税込)、タープセットが定価37,400(税込)で合計89,100円(税込)のところ、セットなら定価80,300円(税込)で、8,800円も安く購入できます。ゆくゆく両方そろえたいと考えている人はぜひセット購入を検討してください。
ランドネスト M テントタープセット
- セット内容:[テント] テント本体、インナーテント、センターフレーム×1、Aフレーム×2、Cフレーム×2、ジュラルミンペグ21cm×14、自在付ロープ3m×6、キャリーバッグ、フレームケース、ペグケース [タープ]タープ本体、タープ用スチールポール240cm×2、スチールペグ30cm×8、自在付ロープ3m×4)、自在付ロープ二又用10m×2、キャリーバッグ、フレームケース、ペグケース
スノーピーク(snow peak) ランドネスト M テントタープセット SET-260
その他、ソロ〜デュオ用サイズのランドネストドームSサイズや、ランドネストドームMに使えるインナーソロテントなど、さまざまなオプションが充実しているのでぜひチェックしてください。
ランドネストは設営のしやすさと居住性の高さが良い!
ランドネストドームMは、女性1人でもわずか15分程度で設営できるほど簡単な点が魅力的でした。またスノーピークらしいカラーリングや、曲線美が強調されたフォルムなど見た目にも満足のアイテムといえそうです。これからキャンプをはじめる人にもベテランの人にもおすすめなランドネストで、キャンプをより一層楽しみましょう。
※記事内の情報は2024年6月時点のものです
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