彩り野菜がおいしい!「ナスのフラメンカエッグ」のレシピ

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6月の旬食材は「ナス」

ナスの旬は、初夏から秋にかけて。6月から9月に採れるものを夏ナス、9月以降に採れるものを秋ナスと呼びます。8月が出荷量のピークなので、「ナス=夏野菜」と認識している人も多いでしょう。

夏ナスは日光をたくさん浴びるため、身がしっかり詰まって皮も少し厚め。そのため、煮込み料理やスープなどに適しています。よく炒めても形が崩れにくく、しっかりとした食感を楽しめるのも特徴です。


半熟卵を絡めて食べたい「フラメンカエッグ」

「フラメンカエッグ」は、スペイン・アンダルシア地方の郷土料理です。赤いトマトソースと色とりどりの野菜がまるでフラメンコダンサーの衣装のように色あざやかなことから「フラメンカ」と命名されたそう。フランス料理のラタトゥイユにも似ていますが、ラタトゥイユは煮込み料理。一方、フラメンカは炒め料理で、とろとろの半熟卵と混ぜて食べます。

今回はナスとタマネギを使いますが、ズッキーニやパプリカなど、これから旬を迎える夏野菜でつくってもおいしく仕上がります。


材料(2人分)

  • ナス 小2個
  • タマネギ 小1個(80g)
  • ツナ(ノンオイル) 1缶
  • 卵 1個
  • トマトソース 1カップ(210g)
  • 塩 小さじ1/3
  • オリーブオイル 大さじ2〜

作り方(調理時間15分)

1. ナスとタマネギを1.5cmの角切りにする

ナスとタマネギをそれぞれ1.5cmほどの角切りにします。

2. ナスを炒める

中火で熱したスキレットにオリーブオイルをひき、ナスを揚げ焼きするように水分が抜けるまでじっくり炒めます。

3. タマネギを加えて炒める

ナスに火が通ったらタマネギを加えて、さらに炒めます。

4. 塩を加えて炒める

1分ほど炒めて野菜に焼色がついたら、塩をひとつまみ加えてさらに2分ほど炒めます。

5. ツナとトマトソースを入れ、混ぜ合わせる

弱火にした(4)にツナとトマトソースを入れたら全体を混ぜ合わせ、塩を加えて5分ほど水分を飛ばしながら煮詰めます。塩は、トマトソースの塩分に応じて量を調整してください。

6. 卵を割り入れ、半熟に仕上げる

スキレットの真ん中を開けて卵を割り入れたら、アルミホイルなどでフタをします。1分半〜2分ほど弱火で蒸し焼きにして、卵を半熟に仕上げます。

最後にお好みでオリーブオイル(分量外)を全体にまわしかけたら完成です。


赤いフラメンカエッグには赤ワインを!

トマトのうまみをたっぷり吸ったナスが最高においしいフラメンカエッグ。半熟卵を崩しながら食べれば、酸味のあるトマトソースもまろやかに。バゲットにのせて、一緒に食べるのもおすすめです。

赤いトマトの料理に合わせたいのは、同じ色みの赤ワイン。フラメンカエッグはフレッシュな味わいなので、濃い赤ワインよりも軽めのものが相性が良さそうです。


今回のキーアイテム

食卓に出すのにも、ちょうどいいサイズの南部鉄器のフライパン。「岩鋳」の製品は職人が伝統を守りながらていねいにつくり上げており、その品質の高さが人気です。

厚みのある鉄器は熱が効率よく食材に伝わるので、素材の味をじっくり引き出します。細かな凸凹のある焼き面は油なじみがよく、焦げつきにくいのもポイント。焼き物や炒め物に使いやすい浅型で、IHコンロにも対応しています。

岩鋳 ファミリーパン17

    【基本情報】

  • 使用サイズ(約):幅‎17.5×奥行き27.5×高さ5cm
  • 素材:鋳鉄
  • 重さ(約):912g

岩鋳 Iwachu ファミリーパン17 黒焼付 内径16.5cm IH対応 南部鉄器 24015

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撮影/宮本信義 スタイリング/河野亜紀