
庭に出しっぱなしはNG!タープテントの保管方法やおすすめ10選
タープテントを庭に出しっぱなしにするデメリット
タープテントの撤収作業は面倒に感じるかもしれませんが、その都度片づけるようにしましょう。ここでは庭にタープテントを出しっぱなしにすることで生じるデメリットを紹介します。
生地やパーツが劣化する
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耐久性に優れたタープテントでも、長期間雨風にさらされると劣化が早まります。コーティングが剥がれ、防水性やUVカット機能が低下することも。さらに劣化が進むとパーツが外れたり、穴が開いたりする可能性もあります。タープを長く使うためには使い終わったらすぐにしまう、悪天候時には使用しないなどの対策をとり、生地に負担をかけないようにしましょう。
雨の重みで破損する可能性がある
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タープテントには雨が溜まらないように排水機能をそなえたモデルも多数ありますが、雨量が多いと排水が間に合わず、雨水の重みでつぶされてしまうことも考えられます。ゲリラ豪雨など局地的な大雨が多い昨今、うっかりタープを出しっぱなしにしておいたら急な大雨で壊れてしまった、ということにもなりかねません。
風に飛ばされる危険性がある
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タープテントはしっかり固定しておいても、強風によりフレームが折れたり、ペグが抜けて吹き飛んでしまったりすることがあります。特にワンタッチタープは軽量で幕面積が広いため風に弱いことが難点。人や車に当たると大きな事故やトラブルに発展する可能性もあります。
タープテントを庭で使う際の固定方法
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タープテントの固定方法には、いくつかの種類があります。庭の広さや地面の素材に合わせて適切な方法を選びましょう。土や芝生の庭なら、キャンプサイトのようにペグを打ち込んで固定する方法がおすすめです。ウッドデッキやカーポートがあれば、ロープをくくりつけて固定してもOK。
ペグが打ち込めずロープを固定できる場所もないという場合は、コンクリートブロックやテント用のウエイトを活用しましょう。テント用ウエイトは砂や水を入れて重しとして使用できるアイテム。使わないときはコンパクトにたためるので、収納にもスペースを取りません。
タープテントを固定するときは日差しが入る方向や周囲からの目線を確認し、位置やバランスを調整しましょう。また、雨の可能性がある場合は、角度をつけて雨水が溜まらないようにすることも重要です。
知っておきたい!タープテントの保管方法と場所
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庭で使用したタープテントは汚れを洗い落とし、乾燥させてから収納しましょう。汚れたままにしておくと耐久性の低下に加え、カビやにおい、虫食いが発生する場合があります。特にコットンやTC(ポリコットン)素材のタープテントはカビやすいため、しっかり乾燥させることが大切です。タープテントを洗うときはコーティングが落ちないように、やわらかいスポンジで優しくこすり洗いをしましょう。
タープテントは湿気に弱いため、風通しの良い場所に保管することが理想です。高温や直射日光によるダメージを防ぐためにも、できるだけ室内で管理することをおすすめします。条件の良い場所が見つからない場合は、乾燥剤や除湿剤を入れて湿気対策をしましょう。
庭用タープテントの選び方
タープテントは種類が多く、「庭に合ったものの選び方がわからない」と悩んでしまう人も多いでしょう。ここでは庭用のタープテントの選び方を3つのポイントにわけて解説します。
設置するスペースの広さや人数、用途で選ぶ
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庭用のタープテントを選ぶときは、設置するスペースの広さや人数、用途に合わせて候補を絞りましょう。たとえば、3~4人のファミリー向けのタープテントのサイズは、ワンタッチタープなら200cm平方ほどが目安になります。大人数でバーベキューなどをおこなうなら、さらに大きなサイズがおすすめです。
アウトドア好きの人なら、キャンプと兼用できるアイテムを選んでもいいでしょう。収納スペースや重さなども考慮して、自分に合ったものを見つけてみてください。
素材の防水性・遮光性・耐UV性で選ぶ
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庭用タープテントを選ぶときは、素材にも注目しましょう。タープテントは素材によって、機能性や特徴が大きく異なります。コットンは、天然素材ならではのナチュラルな風合いが魅力。やや重さはありますが遮光性や通気性が高く、日差しが強くむしむしする夏の気候でも快適に過ごせます。火にも強く、火の粉が飛んでも燃え広がりにくいのでバーベキューや焚き火を楽しむシーンにもぴったりです。
ポリエステルは、軽量で扱いやすく、防水性が高いことが特徴です。お手入れも簡単なので、アウトドア初心者にもおすすめの素材といえます。比較的安価な商品が多く、気軽に購入しやすい点も魅力のひとつ。熱には弱いため、調理や花火など火の扱いには注意が必要です。
TC素材はコットンとポリエステルの混合素材でポリコットンとも呼ばれます。コットンより軽く、比較的熱にも強いハイブリッド素材。デザイン性と機能性を兼ねそなえているので、素材選びに迷ったらTC素材をチェックしてみましょう。
素材 | メリット | デメリット |
---|---|---|
コットン | ・ナチュラルでおしゃれな風合い ・遮光性が高い ・熱に強く燃え広がりにくい ・通気性が高い |
・重い ・カビやすい |
ポリエステル | ・軽い ・防水性が高い ・価格が安い ・お手入れが簡単 |
・熱に弱い |
TC素材(ポリコットン) | ・コットンより軽量 ・ポリエステルより熱に強い |
・ポリエステルより重い |
【4人以下】タープテントおすすめ5選
4人以下の利用におすすめのコンパクトなタープテントを紹介します。デザインや機能を考慮して、自分に合ったものを見つけましょう。
FIELDOOR(フィールドア) PORTABLE TARP TENT ALUMINIUM 1.5m×1.5mタイプ
軽量なアルミ素材を採用したコンパクトなワンタッチタープ。サビに強いので長く使えます。リーズナブルな価格ながら、機能性は十分。トップカバーには風が抜けるベンチレーションを搭載しているため、風で倒れにくいこともポイントです。
- 使用サイズ(約):幅195×奥行き195×高さ215cm(最大寸法)
- 収納サイズ(約):幅17×奥行き17×高さ74cm
- 重さ(約):5.3kg
- 素材:[フレーム]アルミ [生地]ポリエステル
- 耐水圧:2,000mm以上
- 対応人数:-
FIELDOOR 1.5m ワンタッチ アルミ タープテント ポータブル 【ライトベージュ】 センターロック ワンアクション コンパクトサイズ 軽量UVカット 耐水加工 180㎝ 折りたたみ 日よけ イベント アウトドア キャンプ
QUICKCAMP(クイックキャンプ) ワンタッチタープ 2.5m
1人でも60秒で設営できる手軽なワンタッチタープ。専用のフルフラップが1枚付属しているので、日差しや人目を遮断するのに役立ちます。1,000mmの耐水圧に加え、天井部分にはシームテープ加工が施されているため急な雨でも安心です。
- 使用サイズ(約):幅255×奥行き255×高さ200cm
- 収納サイズ(約):幅17×奥行き17×高さ124cm
- 重さ(約):5.6kg
- 素材:[本体]ポリエステルオックスフォード UPF50+ [ポール]ファイバーグラス
- 耐水圧:1,000mm
- 対応人数:-
クイックキャンプ 大型 ワンタッチタープ テント 2.0m×2.5m 2~4人用 フラップ付き 遮光 遮熱 耐水 キャンプ ハイキング
BUNDOK(バンドック) ワンアクションタープ200
設営は中央のジョイント部分を押し上げるだけ。名前の通り、誰でもワンアクションで組み立てられるタープテントです。高さが3段階に調節できるので、用途に合わせて使えます。
- 使用サイズ(約):幅200×奥行き200×高さ182・212・242cm
- 収納サイズ(約):幅19×奥行き19×高さ117cm
- 重さ(約):11kg
- 素材:[フレーム]スチール、ナイロン、ABS樹脂、ポリプロピレン [天幕]ポリエステル
- 耐水圧(約):800mm
- 対応人数:-
BUNDOK(バンドック) ワン アクション タープ 200 BDK-120KA カーキ 200cm
MASTERCANOPY(マスターキャノピー) ワンタッチタープテント 2M
設営時に指を挟まないための安全ボタン付きで、安心して組み立てができます。高さは3段階で調節が可能。屋根にはベンチレーションが搭載されており、通気性も良好です。
- 使用サイズ:幅200×奥行き200×高さ185・196・206cm
- 収納サイズ:幅23×奥行き23×高さ132cm
- 重さ:
- 素材:[フレーム]スチール [生地]300Dポリエステル [サイドシート]210Dポリエステル
- 対応人数:-
マスターキャノピー(MASTERCANOPY)ワンタッチタープテント 2M/2.5M/3M 三段階調節 スチールフレーム 風抜けベンチレーション 耐水 UVカット サンシェード 日除け 商用 アウトドア用(キャスターバッグ ペグ ロープ ウェイトバッグ付き)(3M,カーキ)
LOGOS(ロゴス) ソーラーブロック Qセットタープ220
UVカット率99.9%以上、遮光率は100%を誇る日差しに強いタープ。ソーラーブロック加工が熱と光をしっかり吸収するため、真夏でも快適に過ごせます。フレーム一体型の構造に加え、脚の伸縮もロックボタン式のため設営も簡単です。
- 使用サイズ(約):幅220×奥行220×高さ151・215・230cm
- 収納サイズ(約):幅20×奥行き20×高さ116cm
- 重さ(約):9.5kg
- 素材:[フレーム]スチール [シート]ポリオックス
- 耐水圧:1,000mm
- 対応人数:-
ロゴス(LOGOS) ソーラーブロック Qセットタープ220 71661022 UV-CUT率99%以上 ファミリー タープテント
【5人以上】タープテントおすすめ5選
5人以上での使用におすすめの大型タープテントを紹介します。使用サイズはもちろん、収納サイズや重さも考慮して自分に合ったタープテントを見つけてみてください。
Coleman(コールマン) パーティーシェードライト/360+
日光を90%ブロックするダークルームテクノロジーを搭載したモデル。日差しを防ぐことはもちろん、タープ下の温度が上がりにくいため真夏でも快適に過ごせます。高さは2段階で調節が可能。自立式のため、1人でも設営しやすいことも魅力です。
- 使用サイズ(約):幅360×奥行き360高さ265cm
- 収納サイズ(約):幅23×奥行き23×高さ88cm
- 重さ(約):13.5kg
- 素材:[シェード]75Dポリエステルタフタ(ダークルームTMテクノロジー) [フレーム]アルミ合金、スチール
- 耐水圧(約):3,000mm
- 対応人数:-
コールマン(Coleman) シェード パーティーシェードライト 360 グリーン/ベージュ
コールマン インスタントバイザーシェードII/M+
こちらもダークルームテクノロジー搭載モデル。シンプルでスタイリッシュなデザインも魅力です。別売りのフルフラップを活用すればリビングスペースを広げることもできます。
- 使用サイズ(約):[シェード]幅270×奥行き270×高さ254cm [フレーム]幅220×奥行き220cm
- 収納サイズ(約):直径19×高さ90cm
- 重さ(約):13kg
- 素材:[シェードスキン]75Dポリエステルタフタ(ダークルームTMテクノロジー、UVPRO、PU防水、シームシール) [フレーム]スチール
- 耐水圧(約):3,000mm
- 対応人数:-
コールマン(Coleman) インスタントバイザーシェードII/M+ 2000038823
クイックキャンプ スクリーンタープ 3m
ひもを引っ張るだけで設営できるワンタッチタイプ。全面メッシュやフルクローズにもできるので幅広いシーンで使えます。UPF50+で紫外線をしっかりカットできる点も魅力です。
- 使用サイズ(約):幅300×奥行き300×高さ210cm
- 収納サイズ(約):幅20×奥行き20×高さ135cm
- 重さ(約):9.7kg
- 素材:[本体]ポリエステル [フレーム]ファイバーグラス、スチール
- 耐水圧:1,000mm(天井部のみシームテープ防水加工)
- 対応人数:-
[クイックキャンプ] スクリーンタープ 3m UVカット QC-ST300 グレー
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) レニアスメッシュタープセット
虫の侵入を防ぐメッシュタープと、風や雨を避けるスクリーンパネルを全面に配置。巻き上げれば開放的なスクエアタープとしても使用可能です。両サイドには雨水を逃すフラップも付いており、雨が溜まって変形することを防いでくれます。
- 使用サイズ(約):幅310×奥行き330×高さ200cm
- 収納サイズ(約):幅80×奥行き20×高さ20cm
- 重さ(約):7.5kg
- 素材:[タープ]ナイロン190T(PU加工・防水) [スカート]PEクロス [メッシュ]ポリエステル1mmメッシュ [ポール]スチール
- 耐水圧:-
- 対応人数:4~5人
キャプテンスタッグ レニアス スクリーンメッシュタープ ット M-3165
マスターキャノピー ワンタッチタープテント メッシュスクリーン四枚セット
8人以上で使える大型のタープテント。4方向全てにメッシュスクリーンが付いているので虫の侵入を防げます。プライバシー効果もあり、ゆったりくつろげることもポイント。屋根には8個の排水穴があり、雨水が溜まりにくい仕様になっています。
- 使用サイズ(約):幅330×奥行き330×高さ295cm
- 収納サイズ:-
- 素材:ポリエステル
- 耐水圧:-
- 対応人数:8人以上
マスターキャノピー(MASTERCANOPY)ワンタッチタープテント メッシュスクリーン四枚セット 横幕/サイドシート 虫除け ガゼボ 庭 アウトドア 大型 組立簡単(3.3M,ブラウン)
キャンプ初心者必見!タープテント&ワンタッチタープおすすめ24選!
タープテントを上手に活用してお庭でレジャーを楽しもう
庭にタープテントを設営すると、雨や日差しを防いでくれたり目隠しになったりするためメリットが豊富です。デザイン性の高いものなら雰囲気もアップし、おうち時間がより快適なものになります。出したりしまったりするのが面倒と感じる人は、ワンタッチタープなど手軽に立てられるアイテムを選ぶことがおすすめです。お気に入りのタープテントを見つけて、バーベキューや水遊びなどを楽しみましょう。
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