鍛造ペグおすすめ20選！ほかのペグとの違いやメリット使い方も解説

鍛造ペグの選び方

鍛造ペグは種類が多く、キャンプ初心者はどれを選べばいいか迷うこともあるでしょう。利用するタープやテントをしっかり設営できるように正しい選び方を解説します。

長さで選ぶ

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鍛造ペグは、さまざまな長さの製品が各アウトドアメーカーから販売されています。利用するテントやタープをしっかり固定できる長さを選びましょう。

大きいテントやタープであれば30cm上の長いものを、ソロ用の小さいテントなら15cm前後の短いものでも十分です。ペグは長いほど固定力が高まりますが、鍛造ペグは重いため、むやみに長いペグばかり使用するのはナンセンス。タープであればメインポールを支える部分は長いペグ、それ以外は一段階短いものを使用するなど工夫してみましょう。

また風や雨など天候によって必要な長さが異なります。風が強ければタープがあおられたり、雨で地面がぬかるんだりするとペグが抜けやすくなるため、悪天候のときはいつものペグより一段階長いものを準備すると安心です。

【テント・タープの大きさ別】長さの目安は以下の通り。

• 一辺5m以上の大型タープ・コットン製の重いタープ・ファミリー用の2ルームテント……40～50cm
• 一辺3～5mのファミリーテント・タープ……30cm
• 一辺3m以下のソロ用テント・小さいタープ……15～20cm

形状で選ぶ

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鍛造ペグは、一般的なピンペグ(または丸型ペグ)と楕円形ペグがあります。主流はピン部分の丸いピンペグで、種類が多いので長さやデザイン、メーカーなど選択肢が豊富です。一方、楕円形ペグは、ピン部分が楕円形で刺したときにクルクルまわらず、固定力に優れています。しかし楕円形ペグは製品数が少なく、価格が高いため購入のハードルはやや高め。鍛造ペグならピンペグでも十分な固定力があるので、ロープを固定するかテントを固定するかなど、用途に合わせて使い分けましょう。

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また打ち込むヘッド部分の形状や広さも扱いやすさを左右します。多くの鍛造ペグのヘッドは1×1cm程度しかなく、特にキャンプ初心者はハンマーがヘッドにうまく当たらず手をケガしたり、ペグがまっすぐに刺さらなかったりすることもあります。そのため、ヘッド部分が広いものやフラットなものを選ぶのも1つのポイント。ペグを打ち込む作業は設営のスムーズさに大きく影響するので、扱いやすい形状のものがおすすめです。

カオチン電着塗装のペグを選ぶ

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鍛造ペグの主な素材であるスチールに限らず、金属はさびる性質があるため、さびを防止するカオチン電着塗装を施したものがおすすめです。カオチン電着塗装とは高い防錆力を誇る加工で、特殊な塗料にペグを浸し、電気を流すことでできる表面の被膜がさびの発生や傷つきを防止します。主に黒い塗料が用いられるため黒電着塗装とも呼ばれています。

ペグは地面に刺したりハンマーでたたいたりすることにより、傷がついてさびやすい道具です。こまめなメンテナンスも必要ですが、さびにくいものを選ぶのも賢い選択。塗装の表記がないアイテムもありますが、耐久性を重視したい人や海辺でのキャンプを楽しみたい人は、カオチン電着塗装と記されたものを選ぶと良いでしょう。

おすすめの鍛造ペグ20選

村の鍛冶屋 エリッゼステーク

鍛造ペグの代表格ともいわれるエリッゼステーク。その名の通り楕円形(エリッゼ)の鍛造ペグで、打ち込んだ際にクルクルまわらず地面にしっかり固定されます。ヘッド部分が広く的確に打ち込めるので、キャンプ初心者にも扱いやすい鍛造ペグです。

エリッゼ（ELLISSE）鍛造ペグ エリッゼステーク 28cm カチオン電着塗装 8本セット MK-280K MADE IN JAPAN

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村の鍛冶屋 エリッゼステーク アルティメットゴールド

通常のエリッゼステークの約2.5倍の強度があるエリッゼステークアルティメット。焼き入れと先端部に高周波焼き入れを施し、究極の硬さを実現しました。どのようなキャンプ場でもしっかり使えるペグがほしい人はもちろん、耐久性が高く長く使えるものがほしい人にもおすすめです。

エリッゼ（ELLISSE）鍛造ペグ 焼入れ エリッゼステーク Ultimate 28cm ゴールド MK-280UG MADE IN JAPAN (8本セット)

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村の鍛冶屋 エリッゼステーク パステルカラー

鍛造ペグの屈強なイメージとは異なる、優しい雰囲気のパステルカラーとつるっとしたツヤ感が魅力のエリッゼステーク。デイキャンプやピクニックなど、多様化するアウトドアシーンにマッチする新しい鍛造ペグです。エリッゼステークの丈夫さはそのままに、キャンプに彩りをプラスしましょう。

エリッゼ(ELLISSE) 鍛造ペグ エリッゼステーク 18cm 8本セット 粉体焼付塗装 MADE IN JAPAN (パステルカラーセット)

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スノーピーク ソリッドステーク30 6本セット

最強のタープやポール、テントを支える最強のペグとして誕生したソリッドステーク。ペグは消耗品という概念を覆す頑丈さで、多くのキャンパーに支持されるアイテムです。金属加工を得意とする燕三条の職人技で1本1本ていねいにつくられ、地面の硬さや天候に関わらずしっかりと打ち込めます。

スノーピーク(snow peak) ペグ ソリッドステーク30(6本セット) R-103-1 テント タープ 設営 アウトドア キャンプ

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スノーピーク最強鍛造ペグ「ソリッドステーク」の魅力は？エリッゼステークとの違いも

カラーステーク30 レッド

定番人気のソリッドステーク30にカラーモデルが誕生。自然の中で悪目立ちしない落ち着いた色味で、好みやほかの道具との組み合わせで選べる10色展開です。ペグを打ち込む適正角度の45度がわかるカラー塗装なので、キャンプ初心者でも正しくペグを打ち込めます。

スノーピーク(snow peak) カラーステーク30 レッド R-103-RD テント用品 キャンプ アウトドア

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スノーピーク ソリッドステークデルタ 20

ピン部分が三角形のソリッドステークデルタ20。曲線ではなく面で土と接するため、摩擦が増えて固定力がアップしました。ねじると土とペグの間にスペースができるので抜きやすくなり、フック用の穴が打ち込んだときに上になるなど、撤収のしやすさにも特化しています。

スノーピーク(snow peak) ソリッドステーク デルタ20 R-402 テント用品 キャンプ アウトドア

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ogawa TANZO PEG 28

粘り強い性質を持つクロムモリブテン鋼(スチールの一種)の鍛造ペグです。曲がりにくく固い地面にもしっかり刺さります。ヘッド部分が広いので打ち込みやすさはもちろん、大きなヘッドは芝生が長い地面でも認識しやすいのがメリットです。

ogawa(オガワ) キャンプ アウトドア 鍛造ペグ 10本セット 28cm 3198001

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Boundless Voyage(バウンドレスボヤージュ) 鍛造ペグ

強度の高さと圧倒的な軽さが魅力のチタン合金製ペグです。1本がわずか約11gしかなく、12本でも130g程度。荷物の軽さを重視する登山やツーリングキャンプ、ソロキャンプにもおすすめです。

iBasingo 12本セット チタン テントペグ 鍛造ペグ 超軽量 V型テントペグ 16.5cm 山地 草地 硬い地面 設営用具ステーク 収納袋付き A-Ti4008P

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IWANO(イワノ) IWANOペグ

日本のキッチン用品メーカーがつくる鍛造ペグは、タープやテントの設営以外にも利用できる便利な形状です。ヘッド部分にツノと呼ばれる突起があり、蚊取り線香や足元を照らすためのライトをかけられる優れもの。多用途に利用できれば、荷物も減らせます。

[ IWANO ] 鍛造ペグ 30cm 日本製 [抜かない限り抜けません] カチオン電着塗装 打ち込むときのグイグイ感がたまらない 抜きもラクラク 固定力も ペグ MADE IN JAPAN

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Daytona(デイトナ) アルミ鍛造ペグ

アルミの強度の低さを鍛造技術でカバーした鍛造ペグです。スチール製と比べて非常に軽量で、多くのペグが必要なシーンでも楽に持ち運びできます。側面に溝があり、地面との摩擦が大きくなるので抜けにくいのもメリットです。

[デイトナ] キャンプ用 ペグ アルミ鍛造ペグ 20cm 1本入り 37028

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TARAS BOULBA (タラスブルバ) マイティパワーペグ38

大型タープの設営におすすめの38cmペグです。長いので重さはありますが、深く刺さるので固定力が高く、楕円形ペグなのでクルクルまわらず地面にしっかりと刺さります。

タラスブルバ TARAS BOULBA マイティパワーペグ38 ./.

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Belmont(ベルモント) ドラゴンステーク 24 (8本セット)

ゆるやかな曲線がある珍しいデザインの鍛造ペグです。ドラゴンの背中をイメージしてつくられた形状はロープがかかりやすく、外れにくいのがメリット。また土との接触面積が増えるので地面から抜けにくいのも、このデザインならではの特徴です。

ベルモント ドラゴンステーク 24 8本セット BM-433

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Coleman(コールマン) スチールソリッドペグ30cm／1PC

鍛造ペグの中でも比較的低価格で、コストを抑えられるコールマンの鍛造ペグです。ヘッドの面積が広いので打ち込みやすく、キャンプ初心者にもおすすめ。同メーカーのペグケースにすっきり収まります

コールマン(Coleman) ペグ スチールソリッドペグ 30cm/1PC キャンプ 2000017188

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MeCLE(ミクル) 鍛造ペグ 20cm 10本 リラックスイエロー

さわやかなパステルカラーが目を引く、かわいらしい鍛造ペグです。ほかの人と違うものがほしい人や、サイトを華やかに演出したい人におすすめ。暗くても見やすかったり、ほかのペグと見分けがつきやすかったりするのがメリットです。

MeCLE 鍛造ペグ (20cm) 10本 [テント 固定 設置 打ち込み] MP-002-RY(リラックスイエロー)

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CAMPINGMOON(キャンピングムーン) 鍛造ペグ 麻留田ステーク 30cm 8本

ステンレス独特のつやっとした質感が美しい鍛造ペグです。黒いペグより可視性があり、カラーペグのように派手ではない渋い銀色がサイトを彩ります。塗装されていませんがステンレスはさびにくく、塗装がはげて見た目が悪くならないのが特徴です。

キャンピングムーン（CAMPING MOON） 鍛造ペグ ステンレスペグ 焼き入れ 強度HB366-388 麻留田ステーク 30cm 8本 K30-8P

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SHARE STYLE(シェアスタイル) 鍛造ペグ 30cm 16本セット

テントやタープなどのペグをまとめて準備したい人におすすめの16本セット。ペグは曲がったり紛失したりすることが多いので、予備として多めに持っておくと安心です。30cmペグでもやや軽量の160g(1本)なので、大量のペグを持ち運ぶ場合でも重さの負担を減らせます。

【シェアスタイル】鍛造ペグ 30cm 16本セット

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nda-style(エヌディエイスタイル) ペグ ハンマーセット

30cmの鍛造ペグ8本とロープ4本、ペグハンマーのセットです。必要な道具をまとめてそろえられるので、準備の時間がとれない人やキャンプ初心者にもおすすめ。全てが入る収納袋も付属されているので、収納や持ち運びもスムーズです。

【楽天1位獲得！】ペグ 30cm ペグハンマー セット テント 留め具 鍛造 ハンマー 木製ハンマー 鍛造ペグ 30センチ 8本 発光テントロープ4m4本 紐 収納袋 キャンプハンマー テントハンマー テント用ペグ テントペグ 杭 ソロキャンプ アウトドア用品 タープテント スチールペグ

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NEMO(ニーモ) ジャベリン ステーク

アメリカのアウトドアブランド・ニーモがデザインし、日本の職人技でていねいにつくられた鍛造ペグです。ピン部分はT字になっており、表面積を広くして固定力をアップした独自のデザイン。かっこいい見た目と品質のどちらも譲れない人におすすめです。

NEMO ニーモ ジャベリン ステーク

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SALTAHIKE(サルタハイク) バイトステーク

アーク型といわれる美しい曲線が目を引くバイトステーク。直線的なペグに比べて抵抗力が高く、約23cmと短めですが28cmペグと同等のパワーを発揮します。鍛造加工に精通したスペシャリストの技で生み出される品質の高さや、ていねいに仕上げられた造形美も大きな魅力です。

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ワークマン 鍛造(たんぞう)スチールペグ 25cm

ワークウェアだけでなく、オリジナルアウトドア用品も支持されるワークマンの鍛造ペグ。キャンプギアをこよなく愛するユーチューバーFUKUとのコラボアイテムです。鍛造ペグは短いものでも1本500円以上しますが、ワークマンの鍛造ペグは1本199円(税込)と驚きのコスパ！短すぎず長すぎない25cmで、ピン部分は一般的なペグよりやや細めの7mm。先端に向かって細くなる形状なので、全体的にスリムでコンパクトです。予算を抑えたい人や鍛造ペグを試しに使ってみたい人は、ワークマンの鍛造ペグをチェックしてみましょう。

詳細はこちら： 鍛造(たんぞう)スチールペグ 25cm

鍛造ペグの使い方

鍛造ペグは固く丈夫ですが、正しく使用しないとその高いクオリティをいかせず、タープやテントの安全性が低下することがあります。正しい使い方を理解して、かっこよくテントやタープの設営をしましょう。3つのポイントとメンテナンスについても解説します。

1. 地面に対して45～60度、ロープと90度が基本

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ペグの打ち込みは角度が重要です。地面に対して45～60度、ロープとペグの角度が90度くらいが基本です。ロープに引っ張られても抜けにくく、ロープがずれない角度を意識しましょう。風が強い日はロープをかけるフック部分まで打ち込むと、ロープが外れにくく固定力もアップします。

2. ペグの向きに合わせて打ち込む

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ペグを45～60度程度にセットしたら、真上からではなくペグの角度に合わせてハンマーで打ち込みます。真上から垂直に打ち込むと力が十分に伝わらなかったり、ペグが曲がったりするので、角度に注意しながらペグが適切な角度で刺さるようにしましょう。また、力任せにハンマーを振り下ろすのもNG。丈夫な鍛造ペグでも、強すぎる力では曲がってしまいます。最初は少しずつ打ち込み、ある程度刺さったらハンマーの重さを利用して深く打ち込みましょう。

3. 抜くときはフック穴を使う

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ペグを抜くときは、ハンマーのフックをペグの穴に差し込んで引き抜きます。抜きにくい場合はまわしたり横からハンマーでたたいたりすると、ペグと地面の接触面にスペースができて抜けやすくなるので試してみましょう。ハンマーにフックがない場合は、刺さっているペグに対してもう1本のペグをT字に引っかけて抜く方法もあります。

使用後のメンテナンス方法

使用後は泥や水分を乾いたタオルでふき取ります。雨のキャンプでドロドロに汚れてしまった場合は水洗いも可能ですが、金属製のタワシで強くこするのは傷つく可能性があるのでNGです。水洗い後は水気をふき取り、帰宅後にしっかり乾燥させるのがベスト。保管する際も湿気の少ない場所を選びましょう。

鍛造ペグは防錆塗装を施していますが、繰り返し使用して傷がついたヘッドや先端はさびやすい状態です。鍛造ペグの耐久性を過信せず、ていねいにメンテナンスをして大切に長く使いましょう。

正しいペグの打ち方を紹介！ペグを知って正しくテントを張ろう

鍛造ペグは強度や耐久性を重視する場合におすすめ！

鍛造ペグは、安全で快適にキャンプを楽しむための重要なアイテムです。風が強い日のキャンプでも丈夫な鍛造ペグを使えばロープがしっかり固定されるので、タープやテントが風で飛ばされたり、風であおられてキャンプに集中できなかったりするリスクを軽減できます。テントやタープに合ったサイズや形状の鍛造ペグを準備して、安全でかっこいいキャンプサイトをつくりましょう。

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