封筒型シュラフ(寝袋)おすすめ20選!失敗しない選び方も解説
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封筒型シュラフとマミー型シュラフの違い
出典:PIXTA
キャンプで快眠するための必須アイテム、シュラフ(寝袋)には、封筒型とマミー型の2種類があります。
封筒型シュラフは、名前の通り封筒のような長方形の寝袋。暑い日ならジッパーを広げてかけ布団のようにも使えます。
マミー型シュラフは、ミノムシのように人間の体にピタッと沿った密着感のある寝袋です。足先に向かって細くなったシルエットが特徴。
それぞれのメリット・デメリットは以下の表のとおりです。
メリット | デメリット | |
封筒型 | 寝袋内に余裕がある 寝心地が良い |
大きくてかさばる |
マミー型 | 保温性が高い コンパクト |
窮屈な寝心地 |
封筒型シュラフは、寝袋内にゆとりがあるので、足を動かしたり足を曲げて寝たりできます。そのため、キャンプでも普段の寝心地に近い状態でゆっくり休めるのが魅力のひとつ。ただし、布面積が大きくなる分、収納サイズがかさばってしまうのがデメリット。
マミー型シュラフは、体にピタッと沿うシルエットなので、封筒型シュラフに比べて保温性能が高いです。シュラフの中綿をダウン素材のものにすると保温力はさらにあがり、収納サイズもコンパクトに。ただし、シュラフ内は狭いので人によっては寝苦しく感じることもあります。
封筒型シュラフの選び方
寝心地が良く、肌寒い春・秋はもちろん、気温によっては布団代わりに使えて、さまざまなシーンで活躍するシュラフ。キャンプには必需品なので、あらゆるメーカーから発売されていて、どれを選べばいいのか悩む方も多いはず。そこで、数あるシュラフの中からあなたにぴったりの1本を見つけるために、選び方を5つのポイントにまとめてみました。
①求める寝心地に合わせて形を選ぶ
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はじめに、自分にあっているシュラフの形を決めるのが大切。1つ前の項目で紹介したように、シュラフには封筒型、マミー型の2種類があります。
封筒型シュラフは頻繁に寝がえりをうったり、足を曲げた状態で寝たり、寝心地を一番に重視する方にぴったり。また、大きくかさばってしまいがちなので、荷物の積載に余裕がある車移動の方にもおすすめですよ。
マミー型シュラフは保温性能が高いので冬キャンプに挑戦したい方におすすめ。また、物によってはかなりコンパクトにもなるので、移動手段が徒歩だったりバイクだったりと荷物の積載に限りがある方にピッタリです。
②中綿の素材にも着目!
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シュラフの中綿には「ダウン」と「化学繊維」の2種類の素材が主に使われています。それぞれのメリット・デメリットを以下の表にまとめてみました。
メリット | デメリット | |
ダウン | 軽くてコンパクト 保温性が高い |
濡れや湿気に弱い |
化学繊維 | 濡れや湿気に強い 丸洗いOK |
かさばる 保温性はダウンに劣る |
「ダウン」を使うシュラフは、軽くてコンパクトなのが最大の魅力。大きくかさばりがちな封筒型シュラフでも、ダウンが使われていると、手のひらサイズに小さくなるものもあります。ただし、ダウンは濡れてしまうと保温性が途端に落ちるので、キャンプ中の湿気や洗濯にもかなり気を使います。
「化学繊維」は濡れや湿気に強いので、お手入れや管理がとても簡単。丸っとそのまま洗濯機で洗えるようなシュラフもあります。ただし、大きくかさばってしまい、保温力はダウンと比べて落ちるので、春~秋のキャンプで車移動の方におすすめですよ。
③使用できる快適温度が大切
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シュラフは、その形、中綿の素材の違いによって保温性能が大きく違ってきます。キャンプをしたい季節、気温に合わせて、それぞれのシュラフに設定されている「対応温度」をチェックするのが大切です。
各メーカーによって違いはありますが「対応温度」には、「快適使用温度」「限界使用温度」の2種類が記載されていることが多いです。
- 快適使用温度:この温度域までの使用なら、快適な状態で眠れる温度
- 限界使用温度:基本的におすすめしないが、工夫次第でなんとか使用できる温度
仮に快適使用温度が10℃のシュラフなら、10℃より上の気温で使うとぐっすり眠れるよ、という意味です。
基本的に限界使用温度で使うのは推奨されていないので、快適使用温度で使えるシュラフを選ぶのが鉄則です。限界使用温度で選んでしまうと、特に冬キャンプでは寒くて全く眠れなかった…なんてことにもなるので要注意。
寒さの感じ方は人それぞれですが、寒がりさんの場合は快適温度よりも+5℃の環境下で使うと、寒さを感じることなくゆっくりと休めますよ。
④丸洗いOKだとお手入れも簡単!
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暖かい季節はもちろん、冬であっても寝ている間は思った以上に汗をかきます。そのため、寝袋はしっかりとお手入れしないと汗や汚れが溜まり汚くなってしまいます。
自宅の洗濯機で丸っとそのまま洗えるタイプのシュラフなら、常に清潔な状態が保てて、いつでも気持ちよく眠れますよ。
なお、洗うのが難しいダウンのシュラフであっても、気を付ければ洗濯は可能です。ダウン専用の洗剤を使って、手洗いで優しくていねいに洗えば清潔に保てます。ただし、どうしても手間と時間はかかるので、簡単に洗濯したいなら、丸洗いOKをうたっているシュラフを選ぶのがおすすめですよ。
⑤迷ったら信頼できるメーカーで選ぼう
選び方のポイントを押さえてみても、やっぱりどれにすればいいか迷ってしまうという方は、寝袋に強い有名メーカーの中から選ぶのも一つの手です。
主要な寝袋のおすすめメーカーは、モンベル・ナンガ・コールマンです。
モンベル(mont-bell)
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モンベルは登山、キャンプ用品を豊富に扱うアウトドアメーカーです。モンベルの封筒型シュラフは種類が豊富で、快適使用温度が-3℃~13℃までと幅広いラインナップが魅力。
また、同一モデルの封筒型シュラフなら2枚をつなげて、親子で寝るのにちょうど良い大きなシュラフとして使うことも。子供が小さいときは一緒のシュラフで、大きくなったら別々のシュラフとして使えるのでコスパもいいです。
さらに、L字型ジッパーを開ければ1枚の大きな布団へと早変わり。肌寒い季節からちょっと汗ばむ季節まで、あらゆるシーンで使えるシュラフが見つかります。
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ナンガ(NANGA)
出典:楽天
NANGAはダウン製品に強いこだわりを持ち、良質なダウンを厳選、洗浄、縫製まですべて国内で仕上げる技術力に自信がある、信頼のおけるメーカーです。
ダウンにこだわりがあるナンガの封筒型シュラフは、ダウンの保温力を発揮させるために、ボックスキルト構造という特殊な縫製を取り、寒い時期でも快眠できるように工夫されています。寒い季節に使う封筒型シュラフを探している方におすすめのメーカーです。
また、L字型ファスナー付きなので布団代わりにしたり、真冬ならマミー型シュラフを中に入れて保温性能をアップさせたり、工夫によってはオールシーズン使える優れものばかり。さらに、ナンガの寝袋は永久保証付きなので、万が一穴が空いても無料で修理してもらえる太っ腹さもポイントです。
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コールマン(coleman)
出典:Amazon
コールマンはキャンプをしたことがない人でも名前くらいは聞いたことがあるであろう、多くの人に親しまれている創業120年超えの老舗のアウトドアメーカーです。
コールマンの封筒型シュラフは、とにかく種類が豊富なのがポイント。たとえば、子供向けの小さいサイズだったり、親子3人で寝られる大判サイズだったりとサイズ感の選択肢も幅が広いです。
また、気温に合わせてカスタムできるシュラフがあるのも人気の理由のひとつ。頭のフードの有無で冷え込みの厳しい真冬から春のポカポカ陽気まで対応できるモデル。さらに、複数のレイヤーを組み合わせたり分割したりと1本で1年中対応できるモデルがあります。豊富なシュラフから選びたい方におすすめのメーカーです。
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