【パタゴニア プロビジョンズ】初の「ラガービール」が新登場!夏キャンプにもマッチする爽快な一杯で環境保護も
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パタゴニア プロビジョンズ初の「ラガービール」が登場!
ウェアをはじめ、アウトドア製品を数多く手がける「パタゴニア」。創業時から環境保護への取り組みで業界をけん引してきたことでも広く知られる企業です。
そんな独自のポリシーを掲げるパタゴニアですが、アウトドア製品にとどまらず、地球を修復する農業や調達方法を支援するための食品事業「パタゴニア プロビジョンズ」も展開。これまでに、シーフードやスープ、ワイン、日本酒などがラインナップされています。
Amy Kumler (C)2023Patagonia, Inc.
そんなパタゴニア プロビジョンズに新たに仲間入りしたのが、パタゴニアのビールとしては5作目となる「ロング・ルート・ラガー」(税込682円/355mL)です。これまでは香り豊かなで深い味わいのエールビールのみでしたが、今回は「初のラガービール」として、爽やかで飲みやすい逸品が開発されたのです。
数あるラガーの中でも、ドイツのミュンヘン発祥の伝統的な「へレス」を採用。キリっとした爽快な飲み口で、ホップの苦味は控えめ。アルコール分は4.2%と高すぎず、夏キャンプにもぴったりの一杯に仕上がっています。
また、パタゴニアらしいデザインも見逃せないポイント。テーブルに置くだけでアウトドアな雰囲気が一気に高まります!
“3.6mの根”が地球を救う!ビールにも適した「カーンザ」とは?
Photo by The Land Institute
実はこのビール、環境保護に大きく貢献する力も秘めているのです。その秘密は、原材料の穀物「カーンザ」にあります。カーンザは最大3.6mの長い根を伸ばす小麦の仲間の多年生穀物で、耕起や農薬がなくても成長するという特徴をもちます。
世界中で主食になっている小麦や米、トウモロコシなどの一年生穀物は、植え付け前に耕起が必要です。そのため、化石燃料に依存せざるを得ず、土壌破壊や多量の炭素放出などという環境への悪影響も少なくありません。
一方、カーンザは多年生穀物なので同じ場所で何年も生育し、地中に炭素を固定させることができます。長く成長する根は微生物に栄養を与える役割も担い、痩せた表土の再生にも貢献するのです。
カーンザが秘めているのは環境面へのメリットだけではありません。スパイシーな風味と苦みがあるので、ビールに独特の味わいをもたらします。環境を修復し、味わいもよいという大注目の植物なのです!
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