レトロな真鍮製ランタンが今、新しく、美しい。アウトドアの夜を幻想的に彩る「バーモントランタン」
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自然豊かなアメリカ・バーモント州で生まれたブランド
創業者が旅の途中で見つけた真鍮製のランタンが始まり
現在のCEOで二代目にあたるキルタン・カー氏
「バーモントランタン」は、アメリカ北東部にあるバーモント州の小さなガレージから始まったブランド。
キルタン・カー氏の父である創業者のジェファーソン・カー氏は、もともと大工の仕事をしており、悪天候が多いバーモント州ではランタンを仕事でも日常的に使用していたそうです。でも、当時使っていたランタンは主に鉄製などで、どのランタンにも納得していなかったのだとか。
そんな折、ヨーロッパ旅行をした彼がイタリアで見つけたのが、真鍮製の航海用ランタン。その美しさに惹かれて持ち帰り、知人からお土産でもらったインド製のランタンを見てさらにアイデアが閃き、そのインド工場と打ち合わせをしながらランタンを設計し始めたのが始まりでした。
今やランプは100種類以上。家族で力を合わせて世界中に美しい灯を届ける
子どもたちも出荷のお手伝い。創業者からその子どもたちへ、さらに孫へとバーモントランタンのマインドが受け継がれていく
出典:instagramu(vermontlanterns_japan)
バーモントランタンの日本正規代理店、カタセの展示会の様子
バーモント州の片田舎にある小さな納屋から始まった会社も、1998年の創業から25年経った今では100種類以上の商品が開発され、本社もバーモント州・ラトランド群という都市へ移動。大きくなった今でも、家族で助け合いながら魅力的でクオリティの高い真鍮製のランプやランタンを作り続けています。
日本へは、カタセが2022年4月から正規代理店として取り扱いを開始。真鍮製ランタンにおいてあまり選択肢のない日本のアウトドア業界でユーザーにも歓迎されており、イベントなどでも好評を博しているそう。「会社の人たちとキャンプに行くときに何種類か灯すと本当に幻想的できれいなんです。注目もものすごく集めますよ」と、カタセの相馬さんも惚れ込んでいる様子です。
創業者を感動させたランタンに似たシップランタンモデル
バーモント州という環境が育んだ機能美
アウトドアが身近な地域だから実用性もしっかり考慮
広大な森や野原が広がるアメリカ・バーモント州。ここで暮らす人々にとって、アウトドアを楽しむことは暮らしの一部
誕生日パーティを彩る大きなケーキの上にも真鍮製ランタンが輝く
そんなバーモントランタンの商品の魅力には、地域性というものが大きく関わっているようです。自然豊かなバーモント州は日常とアウトドアが非常に密接で、さらには自然災害も多いため、非常用の灯かりというのはどこの家庭にも欠かせないもの。そんなエリアだからこそ実用性も重視し、アウトドアに強いランタンが作られてきました。
例えば、代表的なミニオイルランプシリーズは小さくて持ち運びがしやすく、大きさに対して燃費がいいのが特徴です。また、シップチーフオイルランタンなどの航海シリーズは、もともとあらゆる悪天候下でも使えるように設計されていたもの。風雨に強く、真鍮の特性上、腐食にも強いため、思いがけない雨の中でも頼もしくサイトを照らしてくれます。
アウトドアでも人気のハリケーンランタンも他社メーカーと比べてもサイズが大きく、フレームの耐久性にもこだわっている。雪中キャンプでも大活躍!
シップチーフオイルランタンをはじめとする「航海シリーズ」は、四方が囲まれているので雨も風も平気
風雨にも強いハリケーンランタン
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