WEB制作×アウトドアの二刀流。「MAAGZ」にはクリエイティブなギアが満載!

「自然に恩返ししたい」思いから生まれたうんちの着火剤

開発キーワードは「焚き火まわりのアイテムで自然に還元できるもの」

出典:MAAGZ

出典:MAAGZ

Mサイズで約10分、Sサイズで約6分。草食動物のうんちを使っているため嫌な匂いもしない

MAAGZの商品の中でもひと際ユニークなのが、「動物のうんちの着火剤」。しかも、そのうんちは牛やキリン、アルパカ、バク、レッサーパンダと、動物園にいるような動物のものばかり。

この商品誕生のきっかけは、「いつもアウトドアで楽しませてもらっているのだから、自然に何かお返しできないか」という発想からだったそう。焚き火台RAPCAが誕生した後だったこともあり、「焚き火周辺のアイテムで考えてみよう」となった結果、誰かが口にした「インドでは牛の糞を乾燥させたものを煮炊きに使うらしい」という知識がヒントになりました。

とはいえ、動物のうんちから着火剤を作るというプロジェクトは、すべてが手探り。そもそも、原材料のうんちをどうやって手に入れるのか。うんちを、どうしたら燃えるのか。何を混ぜたら燃焼時間が長くなるのか…。全国の動物園に声をかけ、手を挙げてくれた長崎県の動植物園と協力して開発がスタート。半年に及ぶ実験を繰り返して、やっとの商品化となったそうです。

動物園へ足を運んでもらうきっかけにも

出典:MAAGZ

売り上げの一部は、野生動物の保護活動に役立てられる

このプロジェクトを進めるうち、もう一つの目標ができたと言います。それは、「新型コロナが収まったとき、この商品が動物園に足を運ぶきっかけになる」ということ。

商品を開発していたのは、ちょうど新型コロナが猛威を振るい、自粛が繰り返されていた時期。動物園も多くが休園していましたが、その間も動物園で動物たちは生活していたし、従業員の人達も働いていました。そんな動物や人の助けになればという思いも込めているそうです。

キリンやバク、アルパカといった珍しい動物たちのうんちを使った着火剤。パッケージに描かれた彼らのイラストに親しみを持って、動物園へ足を運んだキャンパーも少なからずいるのではないでしょうか。


木のぬくもりと質感を感じるシェラカップ

野生種の山桜を、職人が一つひとつ丁寧にろくろ挽き

出典:MAAGZ

焚き火台から始まったMAAGZですが、最近ではテーブルウェアやファッションにも徐々にアイテムを広げています。新商品の中で2022年に特に人気を博したのが、この「モクシェラ」

岩手県産の野生種の山桜は、寒いところでじっくりと育つため、目の詰まったしっかりとした材質。それを石川県の山中温泉地区にある漆器店が、日本伝統のろくろ挽きで一つひとつ丁寧に器の形にしています。

木目の美しさを生かすクリアなウレタン塗装、使っていて心地よく感じる形や厚み、スタッキングしやすいように持ち手は別で付けるなど、細部まで試行錯誤を重ねたシェラカップは、まるで生きているよう。

アウトドアの場ではもちろん、家庭でもサラダボウルやスープボウルに、また、ギフトとしても喜ばれそうです。

出典:MAAGZ

目の詰まった木を、さらに乾燥させてから職人が手の感覚で厚みや形を削り出していく。
時間と手間を惜しまず作られたシェラカップは、しっとりと吸い付くような質感で手になじむ


一つひとつストーリーを感じる、長い付き合いになりそうなギアたち

MAAGZのアイテムを深掘りすると、「遊ぶための道具」の枠を超えて、「ライフスタイル」が見えてきます。今回紹介したギア達も、自分らしいカスタマイズや自然との循環、日本の伝統工芸に触れるきっかけと、道具以上の付加価値を持ったものばかり。「買ってよかった」「レギュラーメンバー入り!」と、愛着を持つ人が多いのも納得です。「欲しいと思うもの」「おもしろいと思うもの」に誠実なものづくりをする注目ブランド、ぜひhinataストアでもチェックしてみてください!

MAAGZのアイテムをもっとみたい

hinataストアで見る

関連記事