
フライシートとは?その役割と必要性、フライシートがない場合の過ごし方について解説
専用のフライシートを使わないキャンプスタイル
出典:yahoo
専用のフライシートを使わずに、タープやシェルターをフライシートの代わりとしてその中にシングルウォールのテントをたてるカンガルースタイルでも、しっかりとフライシートの機能を果たしてくれます。しかし少人数なら専用のフライシートよりもリビングスペースを広く取れますが、ファミリーやグループだとリビングスペースに圧迫感が出てしまう場合も。シチュエーションによって使い分けがおすすめです。
夏におすすめのフライシートの代わり
メッシュなど風通しの良いシェルターや大型テントをフライシート代わりとし、中にシングルウォールのテント、またはフライシートを付けないインナーテントのみを張るスタイルは蚊帳のような役割になり、夏場も涼しく快適です。インナー(シングル)テントは1枚生地なので通気性もよく熱がこもりにくい、そして万が一雨が降ってもタープがあるので雨にはぬれずにすみます。
ogawa(オガワ)テント シェルターラナ
室内は広く開放的で、全面メッシュにすると風通しがよく虫の侵入も防げます。UV加工の生地は日差しを遮ってくれ夏も快適。設営はシンプルで2人いれば簡単にできます。
【hinataのおすすめポイント】
- 全面メッシュ・全開放もできる
- 出入り口の幅は85cm、荷物があっても出入りしやすい
- 天井にライナーシート、ベンチレーション付き
- ルーフ部分はシールド加工により日差しを軽減し涼しい
- 高さ210cmで広く開放的な室内
- 左右にベンチレーションがあり換気に便利
- 初めてでもわかりやすく1人で簡単設営
- 遮光性と通気性の良さで結露を防ぐ
- フルクローズしても圧迫感の少ないシェルター
- 6m×6m区画に収まる約10畳の床面積
- 広くても収納はコンパクトで軽量を実現
- ワンタッチ構造で、タープ内でも簡単設営が可能
- バックルで取り付けられるグランドシート付き
- 全面メッシュ仕様で通気性も良い
- 複数設置でグループキャンプでも個室感覚
- 収納はとっても小さく軽量でかさばらない
- 簡単設営&撤収
- 収納サイズもコンパクトで軽く、持ち運びも楽
- 遮光性・耐久性に優れた生地を採用
- 前室スペースができ、靴やちょっとした物の置き場に便利
- 荷物や靴置きに便利な前室スペースができる
- 天井の両サイドにベンチレーション搭載
サイズ:370×310×210cm
収納サイズ:74×25×25cm
重量:10.7kg(付属品除く)
素材:ポリエステル75d(耐水圧1800mm)
ogawa(オガワ) テント シェルター ラナ 3353
スノーピーク ランドステーションL
折り紙のようにいろいろなパターンの張り方ができ、セッティングバリエーションの多さは群を抜いています。天候や人数、スタイルによりロールアップさせたり飽きのこないタープ。
【hinataのおすすめポイント】
サイズ:約885×510×210cm
収納サイズ:約76×28×33cm
重量:8.2kg
素材:150Dポリエステルオックス(耐水圧3,000mm)
スノーピーク(snow peak) タープ/R ランドステーション L TP-820 [6-8人用]
冬におすすめのフライシートの代わり
冬に特におすすめのこのスタイル。シェルター等の中にインナー(シングル)テントをたてると、寝室とリビングスペースが同時にあたためられ、暖房効率も上がって驚きの暖かさを発揮します。ベンチレーション等で換気をしてインナーテントの結露も防げば、乾かす手間もなくなり撤収時間も短縮に。また冬は寒くて靴を脱ぐのも億劫になりがちですが、リビングスペースでもブーツや靴を履いたままで足元も暖かく過ごせます。
テンマクデザイン サーカス TC DX
しっかりとしたポリコットン生地は風を遮断し、冬は暖気を逃さないので暖かく快適。天井の高さが280cmと高く、かがんで移動しなくて済むと評判の広さ。重さがあるので、車移動でのキャンプにおすすめです。
【hinataのおすすめポイント】
サイズ:約420×442×280cm
収納サイズ:約63×27×27cm
重量:7.0kg
素材:フライコットン混紡生地
テンマクデザイン サーカスTC
DOD ヨンヨンベース
ソロやデュオでのキャンプで、ギアを全て中にいれて使用しても余裕のある広さ。テントやキャンプ用のベッドを配置しやすいサイズ設計にこだわっています。
【hinataのおすすめポイント】
サイズ:約420×370×210cm
収納サイズ:約50×24×27cm
重量:7.0kg
素材:ナイロン(耐水圧3000mm/UPF50+)
DOD ヨンヨンベース 4
カンガルースタイルにおすすめなテント
カンガルースタイルにする際はテントとタープ2幕張るので、テントはワンタッチ等なるべく設営が楽なものをつかうのがおすすめです。設営が簡単でカンガルースタイルに使いやすいテントをご紹介します。
DOD ワンタッチカンガルーテントS
カンガルースタイル専用につくられたテント。カンガルースタイルは基本的に、フロア以外に防水性が必要ないため、コットン100%の生地で結露を最大限に抑制し、テント内を快適に保ちます。Sサイズは大人2人、Mサイズは大人3人収容可能。
【hinataのおすすめポイント】
サイズ:約220×150×128cm
収納サイズ:約21×70cm
重量:4.3kg
素材:壁/コットン・フロア/ポリエステル(耐水圧5000mm)
DOD(ディーオーディー) カンガルーテントS コットン100%生地 ワンタッチ構造 グランドシート付き T2-616-TN
FIELDOOR カンガルーテント100
カンガルースタイル用に作られたコンパクトテントは、いろいろなタープ、シェルターとの相性も良い。お家の中やベランダでのおうちキャンプにも便利で、子どもの遊び用にも大活躍。
【hinataのおすすめポイント】
サイズ:約210×105×110cm
収納サイズ:約∅12×40cm
重量:1.6kg
素材:ポリエステル
FIELDOOR カンガルーテント100 インナーテント コンパクト 軽量 収納 大型テント シェルター トンネルテント 2ルームテント キャンプ アウトドア 屋内 ソロ
テンマクデザイン モノポールインナーテント メッシュ
夏にフロアレスのタープやローコットの上に置いての使用にとくにおすすめ。メッシュで風通しもよく、蚊帳のように虫も防いでくれます。
【hinataのおすすめポイント】
サイズ:約210×70×97cm
収納サイズ:約51×11×11cm
重量:1.14kg
素材:壁/ポリエステルメッシュ・フロア/ポリエステルタフタ(耐水圧1200mm)
テンマクデザイン モノポール インナーテント メッシュ
フライシートの設営時に気をつけるポイント
出典:楽天
ダブルウォールテントのフライシートやフライシート代わりのタープ等を張る際、しっかりとフライシートの役目を果たすためのポイントをご紹介します。
ダブルウォールテントのフライシート設営時
ダブルウォールのフライシートを張る時は、インナーテントの上に被せる際に前後を間違えないよう、シワがよってないか対角もよく確認しながらピンと張って固定していきます。ペグを打ち、ロープも緩まないように調節。しっかり張れないとフライシートとインナーテントの生地がペタッと付いてしまい、フライシート本来の機能を発揮できないので、説明書等よく確認しながら張りましょう。
タープやシェルター等をフライシート代わりに設営時
キャンプ場についてから困らないために、タープやシェルターと中に入れるテントのサイズ感をよく確認していきましょう。設置する場所によってデッドスペースができてしまったり、リビングスペースを圧迫してしまうので、フロアのサイズだけでなく、ポールや設置位置の高さも確認。また朝晩の寒暖差の大きい時期やタープをフルクローズにする際は、中にたてるテントをタープから少し離して設置すると結露を防いでくれます。
フライシートのみの販売
出典:楽天
メーカーによってフライシートのみの販売をしているメーカーもあります。長年の使用による劣化や、はじめはシングルウォールでの利用目的で、後にフライシートが必要になった場合にも便利です。長く愛用していきたいテント、カラー豊富なフライシートもあるので、きせかえのようにも楽しめます。
DOD ワンタッチカンガルー用フライシートS
DODのワンタッチカンガルーテントS専用のフライシート。前後2箇所が開放できて風通しが良いが、カンガルーテント自体の出入り口は1つなので、出入りに使えるのは片方のみです。
【hinataのおすすめポイント】
サイズ:約220×250×128cm
収納サイズ:約14×53cm
重量:2.2kg
素材:ポリエステル
DOD(ディーオーディー) カンガルーテント用フライシートS 専用 タン TF2-618-TN
フィールドア キャンプドーム200/ワンタッチテント200用 フライシート
フィールドアのキャンプドーム200、またはワンタッチテント200専用のフライシート。雨の日の使用にも強く、また豊富なカラー展開のなかから、気分でフライシートをきせかえさせる使い方もおすすめです。
【hinataのおすすめポイント】
サイズ:約325×205×135cm
重量:1.22kg
素材:ポリエステル(耐水圧2000mm以上)
FIELDOOR フィールドキャンプドーム200用 / ワンタッチテント(スクエア)用 フライシート 【8カラー】 ペグ+ロープ付 UVカット 耐水 シルバーコーティング キャノピー 簡単 (ダークブラウン)
フライシートは専用のものでなくてもあったほうが快適
登山やツーリング等、荷物を軽量にする必要のある時以外は、フライシートはあった方がキャンプが快適になり、テントの劣化も防げます。しかしフライシートは専用のものでなくても、タープやシェルター、大型のテント等で代用でき、場合によってはダブルウォールテントよりも過ごしやすいスタイルを作れることも。人数や天候、過ごし方等自分にあったスタイルで、次のキャンプスタイルを決めていくのも楽しいですね。
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