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車中泊におすすめの寝袋31選【冬用・夏用・オールシーズン対応】
元記事はこちら:車中泊におすすめの寝袋31選【冬用・夏用・オールシーズン対応】
車中泊に寝袋は必要?いらない?
車中泊に寝袋が必須なのか?というと、絶対に必要というわけではありません。なぜなら自宅の布団を持ち込むという選択肢があるからです。ただし、車中泊なら寝袋の方がトータル的におすすめです。
▶布団と寝袋のメリット・デメリット
メリット | デメリット | |
布団 | 寝心地が良い 準備が簡単 |
かさばる |
寝袋 | コンパクト 保温性が高い |
寝心地は劣る |
自宅で使うようなマットレスと布団を敷けば、車内でも自宅やホテル・旅館に近い快適な寝室空間をつくることができます。
ただし、布団を敷く広いスペースが必要なのでミニバンなど大きな車でないとできません。さらに、ミニバン並みの広さがあっても、車内スペースの多くを布団に取られてしまいます。その点、小さく丸めておける寝袋の方が、車の中という限られた空間で過ごす車中泊には向いていますね。
また、真冬の車中泊の車内は想像以上の寒さです。自宅と違って、車には断熱材が使われていないので外の寒さがダイレクトに車内に伝わります。寝袋はキャンプや登山などアウトドアで使うことが想定されており、布団と比べて保温性がバツグン。寒さのことを考えると寝袋の方が適しています。
このように車中泊では布団という選択肢がありながらも、寝袋の方がコンパクトで車に積載しやすく、寒さに強いため車中泊の寝室づくりには寝袋の方がオススメということになります。
車中泊の寝袋を選ぶ時のポイント
出典:PIXTA
車中泊には寝袋の方が適していることがわかったところで、車中泊で使う寝袋選びのポイントを解説していきます。わかりやすく3つのポイントにまとめました。これから車中泊に挑戦しようとしている人も車中泊の寝心地に満足していない人も是非チェックして、自分に合った寝袋を見つけてみてくださいね。
素材
寝袋の中綿の素材は「ダウン」と「化学繊維」の2種類があります。
ダウンは多くの空気を含んで軽くふかふか感があり、暖かく保温性が高いのが特徴です。放湿性も高いので蒸れも感じにくく快適です。また軽量かつコンパクトに収納できるので、防寒具などの荷物の多い冬の車中泊に最適です。そのため寒い冬で車中泊する場合は、ダウン製の寝袋を選ぶことをおすすめ。
春~秋にかけて暖かい季節の車中泊なら、化学繊維の寝袋でも十分。ただし、少しでも荷物を少なくコンパクトにしたいならやはりダウンの寝袋の方がおすすめです。
形や大きさ
寝袋は大きく分けて2種類の形状があります。身体全体を包み込み、頭もすっぽり納めることができるマミー型、そして長方形で頭の出る部分にゆとりがある封筒型です。
▶マミー型と封筒型のメリット・デメリット
メリット | デメリット | |
マミー型 | 保温性が高い コンパクト |
窮屈な寝心地 |
封筒型 | 寝心地が良い | 大きくかさばる |
首元までしっかりとカバーしてくれるマミー型は、隙間がなく身体へ密着するので保温性が高く暖かいです。また封筒型に比べると軽くてコンパクトにまとまるため、収納性を重視して選びたい人におすすめです。
そのため冬の車中泊の寝袋としてマミー型が最適。ただし、密着度が高いため、寝返りがしにくいところがあります。伸縮性のある素材の寝袋もあるので気になる人はこちらを選ぶと良いでしょう。
対して、春~秋の比較的過ごしやすい季節の車中泊なら封筒型がおすすめ。足を伸ばしてゆったりと眠れるので、寝心地を重視したい人にもぴったりです。ただし大きくかさばるアイテムが多いので、家族数人での車中泊など荷物が増えやすい場合は要注意!
また、寝袋のサイズは車内の広さや自分の身長に応じて、ちょうど良いものを選ぶと良いでしょう。マミー型の寝袋の場合、大きすぎて隙間が多いと保温性が生かされないため、自分の身長よりも5〜10cm程度大きいものを選びましょう。
使用温度
寝袋には使用する温度の目安というものが定められていることが多いです。メーカによって違いはありますが、「快適使用温度」「使用下限温度」「限界使用温度」などと書かれていることが多いです。
- 快適使用温度:この温度域までの使用なら、快適に眠れる温度
- 使用下限温度:男性が丸まって朝まで眠れる温度
- 限界使用温度:基本的におすすめしないが、工夫次第でなんとか使用できる温度
例えば、「快適使用温度 5℃」と記載されていれば、5℃以上のところなら何も心配なく朝までぐっすり眠れますよ、という意味。限界使用温度での利用は基本的に厳禁!寒がりさんは快適使用温度を参考に選ぶと良いでしょう。
なお、メーカーによってもこの温度表記は異なるので、購入時には表記されている温度が何を意味するのかも確認しておきましょう。
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