
冬キャンプ最強の暖房21選。テント内外の防寒はコレでバッチリ!
キャンプの暖房器具を選ぶポイント
利用シーンや電源の有無などによって、暖房器具の選び方が変わります。暖房器具を選ぶときの基準になるポイントを解説するので、参考にしてみてください。
【種類】石油ストーブ、薪ストーブ…など選択肢は5つ
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種類の多い暖房器具ですが、比較的持ち運びやすく、暖房効果も高い石油ストーブがバランスに優れています。燃料も簡単に手に入れることができ、調理にも活用できるのもメリットです。
石油ストーブには、空間全体を暖められる対流式、一方向をピンポイントで暖める反射式の2種類があります。テント内で使用する場合、対流式はテントの真ん中、反射式はテントの端に設置するイメージです。ほかにも薪ストーブや電気ストーブなどの暖房器具があります。それぞれのメリットとデメリットを紹介するので、選ぶときの参考にしてください。
種類 | メリット | デメリット |
---|---|---|
石油ストーブ | ・暖房効果が高い ・調理に活用できる |
・定期的なメンテナンスが必要 |
薪ストーブ | ・最も暖房効果が高い ・煙突から煙を排出できる ・調理に活用可 |
・専用のテント、煙突を併用する必要がある ・取り扱うために一定の技術が必要 ・価格が高い |
電気ストーブ | ・就寝時に使用しやすい ・燃料不要で利用可能 ・コンパクトなサイズの商品が多い |
・テント全体を暖めるには不向き ・電源を必要とする |
カセットガス | ・管理やメンテナンスが簡単 ・燃料が手に入りやすい ・コンパクトなサイズの商品が多い |
・燃焼時間が短い |
焚き火台 | ・炎を眺められる ・調理に活用できる |
・テントやタープ内での利用は難しい |
【シーン】テント内と屋外、どちらで使うか
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暖房器具は、屋内や屋外などの利用シーンにあわせて選択するのがポイント。冷たい風を直接受ける屋外では、暖房効果の高い薪ストーブや石油ストーブがおすすめです。炎のゆらめきを感じられる焚き火台は、キャンプの雰囲気を高めてくれます。
焚き火台以外は室内で利用できますが、石油ストーブや薪ストーブなどは取り扱いに注意が必要です。テント内での利用時に、とにかく安全性を考慮したい人は電気ストーブを選択するといいでしょう。
【重さ】軽量で持ち運びやすいものがベスト
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冬キャンプでは、防寒グッズや衣類などで荷物が多くなりがち。そのため、軽量で持ち運びやすい暖房器具を選ぶのがポイントです。
片手の場合は1~2kg、両手なら3~5kgが持ち運びやすい暖房器具の重さ。商品によって異なるものの、カセットガスや電気ストーブなどは重さが軽く、本体サイズもコンパクトなため持ち運びやすいアイテムが多い印象です。
ただし、カセットガスや電気ストーブなどは、大きいテントや大人数での使用時に暖房効果に物足りなさを感じることも。テントのサイズや使用人数に合わせて、暖房効果の高い石油ストーブや薪ストーブなども検討するのがいいでしょう。
【安全装置】火災・やけどの危険を防ぐ
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暖房器具に搭載されている安全装置は、やけどや火災などの危険から身を守ってくれる機能。一般的にテント内では火気を使用できないものとされているため、安全装置が搭載されているアイテムを選ぶと安心です。次の表で、代表的な安全装置の役割を紹介します。
安全装置の種類 | 機能 |
---|---|
対震自動消火装置 | 地震の揺れを感知して消火する |
不完全燃焼防止装置 | 酸素濃度が低くなり不完全燃焼する前に消火する |
圧力感知安全装置 | 圧力の上昇を感知したときに、ガスが止まる |
転倒時消火装置 | 暖房器具の転倒や強い衝撃が加わったときなどに、感知して消火する |
立消え消火装置 | 火が消えてしまったときに、ガスを止める |
【電源の有無】利用するサイトを確認
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電気で稼働する暖房器具を使用するときは、キャンプサイトに電源があるか確認しましょう。電源があるサイトでは、電気ストーブを使用できます。
ただし、多くのサイトでは1,000Wが上限なため、消費電力にも気を配りたいところ。1,000W以下で利用できる製品を選ぶのが良いでしょう。
電源がないサイトでは、電気が必要ない石油・薪ストーブの利用、もしくはポータブル電源を用意するのもひとつの方法です。
テント内のおすすめキャンプ用暖房器具
ここからは、テント内で使用できるおすすめのキャンプ用暖房器具を紹介していきます。テント内を暖めて、快適な冬キャンプを楽しんでください。
Aladdin(アラジン) ブルーフレームヒーター
1930年代にイギリスで誕生したブルーフレームは、なつかしさや親しみやすさを感じられるデザインが特徴。酸素がしっかり供給されているときは青色の炎になるため、正常に燃焼しているか炎の色で確認できます。
- サイズ:388×405×551mm
- 容量:4.1L
- 暖房出力:2.68kW
- 燃焼時間:15時間
- 重さ:8.5kg
- 暖房の目安:7~10畳
- カラー:グリーン、ホワイト、ブラック
- 安全装置:対震自動消火装置
アラジン (Aladdin) 石油ストーブ ブルーフレーム グリーン BF3911-G
Corona(コロナ) ポータブル石油ストーブ SX-E2923Y
高級感のある黒のメッシュガードが印象的なコロナの石油ストーブ。燃焼中や消火時の嫌な匂いを抑えてくれる触媒防臭装置が搭載されています。
- サイズ:510×452×324mm
- 容量:4L
- 暖房出力:2.87~2.15kW
- 重さ:8.4kg
- 暖房の目安:8~10畳
- カラー:ダークグレー
- 安全装置:給油時自動消火、対震自動消火装置
コロナ SXシリーズ ポータブル石油ストーブ SX-E2923Y-HD
ALPACA PLUS(アルパカプラス) ストーブ TS-77NC
国内にあまり流通していない、韓国ブランドのアルパカプラス。レトロモダンな雰囲気が漂うTS-77NCは、コンパクトながらも暖房効果の高い石油ストーブです。
- サイズ:420×350×350mm
- 容量:3.7L
- 暖房出力:3.0kW
- 燃焼時間:10時間
- 重さ:6.6kg
- 暖房の目安:1~9畳
- カラー:ベージュ、ブラック、グリーン、レッド
- 安全装置:対震自動消火装置
【 ALPACA PLUS (アルパカプラス) 公式ストア 】 小型石油ストーブ 石油ストーブ アルパカストーブ TS-77 NC (Black)
Snow Peak(スノーピーク) グローストーブ
キャンパーからの人気が高いスノーピークが展開している石油ストーブ。回すだけで点火できるため、誰でも簡単に操作できます。
- サイズ:388×388×474mm
- 容量:4.9L
- 暖房出力:2.54kW
- 燃焼時間(約):20時間
- 重さ(約):5.9kg
- カラー:ダークグレー
- 安全装置:対震自動消火装置
スノーピーク(snow peak) グローストーブ KH-100BK
TOYOTOMI(トヨトミ) 対流型 石油ストーブ KS-67H
遠赤外線効果で、テント内を暖められるトヨトミの対流式ストーブ。石油ストーブは徐々に芯が劣化しますが、KS-67Hはつまみの操作で芯を2段階上げられるため、2回分の替え芯費用を削減できます。
- サイズ:583×482×482mm
- 暖房出力:6.66kW
- 燃焼時間:9.7時間
- 重さ:11kg
- 暖房の目安:17~24畳
- カラー:ホワイト、ブラック
- 安全装置:対震自動消火装置、2重タンク構造
【トヨトミ】 対流形 石油ストーブ KS-67H(B) ブラック 日本製 【コンクリート】24畳/【木造】17畳
Iwatani(イワタニ) カセットガスストーブ デカ暖II
カセットガスながら、石油ストーブほどの暖房効果があるイワタニのデカ暖II。ガスを自動で遮断して消火する、安全装置が搭載されています。
- サイズ:361×311×364mm
- 暖房出力(約):1.35kW
- 燃焼時間(約):2時間30分
- 重さ(約):4.3kg
- 暖房の目安:4~5畳
- カラー:アイボリー
- 安全装置:不完全燃焼防止装置、立消え安全装置、転倒時消火装置、圧力感知安全装置
Iwatani イワタニ カセットガス ストーブ 手軽に持ち運び ポータブル タイプ NEWモデル デカ暖II小型石油ストーブ並みの暖かさ
イワタニ カセットガスストーブ ポータブルタイプ マイ暖
点火後1分で暖がとれる、立ち上がりの速さが特徴のマイ暖。弱運転で稼働すれば、ガス消費量を15%抑えられるエコな暖房器具です。
- サイズ:312×222×290mm
- 暖房出力(約):1.0kW
- 燃焼時間(約):3時間20分
- 重さ(約):2.6kg
- 暖房の目安:3~4畳
- カラー:アイボリー
- 安全装置:不完全燃焼防止装置、立消え安全装置、転倒時消火装置、圧力感知安全装置
Iwatani イワタニ カセットガス ストーブ 手軽に持ち運び ポータブル タイプ NEWモデル マイ暖
山善 電気ストーブ DS-D086
衝撃に強いスチール素材を採用した、2段式切替式の電気ストーブ。取っ手がついているため持ち運びやすく、ピンポイントで暖めたい場所に移動できる手軽さが特徴です。
- サイズ:305×135×365mm
- 消費電力:強800W、弱400W
- 重さ:1.7kg
- カラー:ホワイト、ブラック
- コードの長さ(約):1.6m
- 安全装置:転倒OFFスイッチ
[山善] 電気ストーブ ヒーター 小型 足元 転倒OFFスイッチ 出力切替2段階 簡単操作 ブラック DS-D086(B)
BRUNO(ブルーノ) カーボンヒーターノスタルストーブワイド
左右60°に首を振るブルーノのカーボンヒーターは、稼働音が気にならない静音設計。スリムで圧迫感を感じにくいため、テント内に設置しても狭く感じないのがうれしいポイントです。
- サイズ:252×655×252mm
- 消費電力:500~1000W
- 重さ:2.3kg
- カラー:テラコッタ、グラスグリーン、ブルーグレー、グレージュ
- コードの長さ(約):1.7m
- 安全装置:転倒時自動運転停止機能、温度過昇時停止機能、連続運転時(8時間)自動停止
BRUNO カーボンヒーターNostalStovewide グレージュ サイズなし BOE077-GRG
アイリスオーヤマ 電気ストーブ EHT-800W
世界各地を拠点にものづくりを行っているアイリスオーヤマの電気ストーブ。脚部分にコード収納フックが付いているため、持ち運びやすいのが特徴的です。
- サイズ:300×140×380mm
- 消費電力:400W/800W
- 重さ:1.7kg
- 電源コードの長さ(約):1.4m
- 安全装置:転倒OFFスイッチ
アイリスオーヤマ 電気ストーブ ヒーター 暖房器具 電気 足元 小型 省エネ 脱衣所 転倒時電源OFF 400W/800W 2段階切替 軽量 EHT-800W ホワイト
テント外のおすすめキャンプ用暖房器具
テント内だけではなく外でも暖をとりたい人は、テント外で利用できる暖房器具を選びましょう。テント外では、より高い暖房効果を発揮するものを選択するのがおすすめです。
ANEVAY(アネヴェイ) フロンティアストーブプラス
2003年に設立した英国アウトドアブランドのアネヴェイ。炎が見えるガラス窓がキャンプらしさを演出してくれる薪ストーブです。煙突やドアを見直し、燃焼効率を追求しています。
- サイズ:280×490×230mm
- 重さ(約):16.5kg
アネヴェイ フロンティア ストーブ プラス ANEVAY Frontier Stove Plus [本体のみ] 薪ストーブ キャンプ
ジアイアンフィールドギア タキビーキャン
正面に大きなガラスを搭載した薪ストーブ。ガラスドアを閉めれば、火の粉が舞うことなく安全に使用可能です。内部に付属されている専用の網を活用すれば、本格的な料理をつくることもできます。
- サイズ:270×1470×480mm
- 重さ:15kg
- カラー:ベージュ、ブラック、瀬戸内ブルー、オリーブグリーン
TA KI BE CAN (マットブラック) ロケットストーブ ロケットストーブ折り畳み 薪ストーブ campストーブ camp 薪 暖炉 キャンプ
ホンマ製作所 ストーブカマド SKS-410
火に関する製品を製造しているホンマ製作所の丸型ストーブカマド。使用するには、別売りの煙突などを購入する必要があります。天板で調理や水を沸かせるだけではなく、網を敷いてバーべキューすることも可能です。
- サイズ:410×683mm
- 暖房出力(約):7.0kW
- 重さ:13kg
- 暖房の目安:36~54畳
ホンマ製作所 ストーブカマド 幅40.5×奥行55×高さ68.5cm SKS-410
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) KAMADO 煙突ガラス窓付角型ストーブ
脚を広げるだけで簡単に組み立てられる角型のかまど煙突ストーブ。火力調整用の扉がふたつ付いているため、薪や炭を継ぎ足しやすいのが特徴です。ふたつ搭載されているゴトクが、効率的な調理を可能にします。
- サイズ:600×510×1,070・1,415・1,770mm
- 重さ:10kg
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) ストーブ BBQ KAMADO かまど 煙突 ガラス窓付 角型ストーブ 収納バッグ付き UG-75 ブラック 幅600×奥行510×高さ1070
Anlik(アンリック) 薪ストーブ
持ち運びやすいグリッドが両サイドについている薪ストーブ。両サイドのグリッドは、調理台や小物置き場としても活用できます。脚部分は折りたためる構造になっており、使用時も簡単に組み立てられます。
- サイズ:380×530×2,100mm
- 重さ:6.1kg
Anlik 薪ストーブ アウトドア調理 暖炉 キャンプ テント 煙突付き (ブラック/鉄製)
UNIFLAME(ユニフレーム) ファイアグリル
日本のアウトドアブランド・ユニフレームのファミリーキャンプに適したサイズの焚き火台。ファイアグリルの爪に網を載せられるので、四隅のスペースから簡単に火力調整できます。
- サイズ:430×430×330mm
- 重さ(約):2.7kg
ユニフレーム UNIFLAME 炭 ファイアグリル 683040
Mt.SUMI バッドボンファイヤー
初心者でも簡単に火起こしができる八角形の焚き火台。2次燃焼を引き起こす二重構造と深型の形状が、燃料効率を高める秘訣です。燃えやすいだけではなく、コンパクトに収納できる利便性のよさも兼ねそなえています。
- サイズ:490×490×280mm
- 重さ:7kg
【Mt.SUMI/マウントスミ】バッドボンファイヤー BS2106BBF (101718) 八角形 焚火台
Tschum(チャン) FIRE BOWL Lowimpact Large
ドイツ生まれのブランド・チャンの焚き火台です。パネルを組み上げる、武骨なデザインが特徴。シチュエーションに合わせて、パネルの枚数を変えられます。
- サイズ:直径500×170mm
- 重さ(約):4kg
チャン ファイヤーボウル ローインパクト ラージサイズ Tschum FIRE BOWL Lowimpact Large 焚き火台
tab. 缶ストーブSE
燃焼効率をさらに進化させた新機構フィックスストリームベースを採用した缶ストーブSE。薪や枯れ枝、木炭などのさまざまな燃料を使用できるのが特徴です。本体は全て分解できるため、くまなくお手入れできます。
- サイズ:直径196×276mm
- 重さ:1.24kg
[tab.(タブ)] 缶ストーブSE TB-SE
スノーピーク 焚火台Lスターターセット
耐久性の高い、1.5mm幅のステンレス素材を採用した焚き火台。オプションで用意されているグリルブリッジを使用すれば、焚き火調理も楽しめます。
- サイズ:455×455×315mm
- 重さ:5.5kg
スノーピーク(snow peak) 焚火台Mスターターセット SET-111
PASECO(パセコ) 対流型 石油ストーブ JKH-1
1974年に設立した韓国の老舗メーカー・パセコ。暖房効果が高いだけではなく、燃焼筒から天板までの距離が近いため時短調理が可能な石油ストーブです。
- サイズ:直径325×441mm
- 容量:5.3L
- 暖房出力:3.0kW/h
- 燃焼時間(約):18時間
- 重さ:5.3kg
- カラー:ブラック、グレー、タン、アルパイングリーン
- 安全装置:対震自動消火装置
PASECO パセコ JKH-1 アルパイングリーン 対流型 石油ストーブ 灯油 キャンプ アウトドア
テント内で効率的に暖まる方法
テント全体を暖められる暖房器具ですが、危険が伴うものや就寝中の使用に適さないものもあります。そのため、寒さ対策アイテムを併用するのが効率的です。
電気毛布や湯たんぽを準備
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電気毛布や湯たんぽを準備しておくと、安全かつ就寝中でも暖をとれます。電気毛布は、くるまるだけで体全体を暖められるアイテム。床に敷いて、底冷えを防ぐこともできます。
ガスや電気を必要とせず、お湯を注ぐだけで使用できるのが湯たんぽ。質感のいいゴム製、熱伝導率の高い金属製などの湯たんぽが展開されています。持ち運びやすく、ピンポイントで暖められるカイロを携帯しておくのもおすすめです。
アイリスオーヤマ 電気毛布
コントローラーを取り外して、丸洗いできるアイリスオーヤマの電気毛布。地面から伝わる冷気をシャットアウトして、快適な睡眠をもたらしてくれます。
- 使用サイズ:190×130mm
- 消費電力:60W
- 重さ:1.2kg
- コードの長さ:本体側/1m、電源側/2m
アイリスオーヤマ 電気毛布 敷き 洗える 190×130cm ダニ退治 セミダブル ダブル キャンプ 節電 省エネ スライド温度調整 敷き毛布 EHB-1913-T ブラウン
LOGOS(ロゴス) 断熱防水ピクニックサーモマット
断熱効果のあるアルミ仕上げを施したサーモマット。肌触りもよく、テント内に敷くことで快適なキャンプにできます。ロゴスのロゴがプリントされた帆布製ホルダーがついているため、持ち運びやすいアイテムです。
- 使用サイズ(約):195×155mm
- 重さ(約):0.9kg
ロゴス(LOGOS) 断熱防水ピクニックサーモマット(195×155cm)(LOGOS LAND) 71809732
尾上製作所 金属湯たんぽ黒
沸騰したお湯を入れるだけで暖をとれる尾上製作所の湯たんぽ。柔らかい肌触りのカバーは、高い保温性能を誇っています。
- サイズ:290×220×80mm
- 容量:2.4L
- 重さ:0.68kg
尾上製作所 金属湯たんぽ黒 容量2.4L
テントはスカート付きかチェック
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スカートとは、テント内の保温性を高めてくれるもの。テント内を効率的に暖めたい人は、スカート付きのテントを選択するのがおすすめです。
最大のメリットは、幕下から入り込む冷たい風をシャットアウトしてくれるところ。雨の侵入も防ぐため、テント内の快適性を高めてくれます。夏は虫の侵入を防いでくれる点も、スカート付きのテントを利用するメリットです。
暖房器具を使う際の注意点
冬のキャンプに欠かせない暖房器具ですが、使用時の注意点があります。危険なポイントをおさえて、安全に冬キャンプを楽しみましょう。
テント内の一酸化炭素中毒
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テント内で石油・ガスストーブなどを使用するときは、一酸化炭素中毒に注意しましょう。テント内での使用により酸素が不足してくると不完全燃焼を起こし、一酸化炭素が発生します。
一酸化炭素中毒を防ぐには、定期的な換気が必須。テントのサイズや換気口の大きさによるものの、1時間に1~2回の換気が推奨されています。また、一酸化炭素は無色無臭なため、一定数を超えると警報音で知らせてくれる一酸化炭素チェッカーが欠かせません。
一酸化炭素チェッカーは、50ppm以上で警報音を発するものを選ぶのがおすすめ。厚生労働省の基準では、一酸化炭素濃度を50ppm以下に保つことが推奨されています。
就寝時は暖房器具を消す
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基本的に、暖房器具を消してから就寝しましょう。暖房器具をつけっぱなしで寝ると、一酸化炭素中毒や火事になる恐れがあります。
就寝時に暖房器具を使用したい人は、一酸化炭素を発しない電気ストーブを使用するのがおすすめです。また、電気毛布や湯たんぽなどでも暖をとれます。
ただし、電気毛布や湯たんぽなどの長時間の使用で、低温やけどになることも。以下の条件で低温やけどになるといわれているので、暖房器具の温度を確認して、長時間の使用を避けるといいでしょう。
低温やけどになる目安
- 44℃:3~4時間
- 46℃:30分~1時間
- 50℃:2~3分
暖房器具のまわりに物を置かない
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熱を発する暖房器具のまわりには、物を置かないようにするのが基本。暖房器具のまわりに可燃性のものがあると、火事を引き起こす可能性があるためです。
たとえば、高温になる薪ストーブや石油ストーブにテントの布地がくっついていると発火します。不燃性の板やアルミホイルなどを敷くなど、安全に利用するための工夫が必要です。念のためバケツのなかに水を用意しておくと、もしものときに役立ちます。
冬キャンプにおすすめの暖房器具は石油ストーブ!
さまざまな暖房器具がありますが、冬キャンプデビューにおすすめなのは、扱いやすくて暖房効率の高い石油ストーブです。手持ちのテントの構造や使う場所、荷物の量なども考慮して自分にぴったりな暖房器具を選びましょう。ただし、火災や一酸化炭素中毒には十分注意して使用してください。
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