【検証】スノーピークのノクターンをレビュー!人気ランタンとの比較も

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スノーピーク「ノクターン」の特徴とは

スノーピークの「リトルランプ ノクターン」は、ガス缶を使用して小さな炎をともす屋外用のガスランタンです。シンプルでコンパクトな愛らしいたたずまいから長年にわたり多くの人に愛され、2016年にはグッドデザイン賞を受賞。そのデザイン性と機能性の高さはお墨付きです。

リトルランプ ノクターン

【基本情報】

  • サイズ:幅4.2×奥行き4×高さ10.5cm
  • 重さ:102g
  • 燃焼時間:[ギガパワーガス110]15時間 [ギガパワーガス250]35時間 [ギガパワーガス500]71時間
  • 素材:アルミニウム合金、ブラス、ゴム、ガラス、ステンレス鋼
  • セット内容:本体、収納ケース

スノーピーク(snow peak) リトルランプ ノクターン/雪峰祭2023秋 2023 EDITION FES-147 GIGA POWER (GOLD)110g,220g,450g(ガス別売り)

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雰囲気抜群!スノーピーク「ノクターン」の使用感をレビュー

「やさしい明かりが雰囲気抜群」といった口コミが見られる「ノクターン」を、hinataスタッフが実際に使ってみました。以下の観点でその使用感をチェックし、ノクターンの魅力や使用上の注意点を本音でレビューします。

  • デザイン
  • サイズ
  • 明るさ
  • 風への耐久性
  • 燃焼時間

【デザイン】控えめながら繊細でスタイリッシュなたたずまい

ノクターンはその小型でシンプルなデザインが魅力のひとつです。ノクターンとよく比較される製品に、同じくガスランタンであるColeman(コールマン)の「ルミエール」があります。ルミエールが高さ18.3cmなのに対してノクターンは10.5cmとおよそ半分の高さです。

また、ルミエールは曲線的なデザインでオールドランタンを彷彿とさせるクラシカルなフォルムですが、ノクターンは直線的な本体と繊細なデザインの部品をそなえ、シンプルかつスタイリッシュな印象を受けます。

ノクターンは、サイトの中で派手に目立つアイテムというより、独特の存在感でおしゃれな雰囲気を演出するアイテムなのです。

コールマン ルミエールランタン

【基本情報】

  • 使用サイズ(約):幅7.3×奥行き6×高さ18.3cm
  • 重さ(約):210g
  • 燃焼時間(約):28~38時間
  • 素材:-
  • セット内容:本体、収納ケース

コールマン ルミエールランタン 205588

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コールマンルミエールランタンとスノーピークノクターンを実際に比較してみた!

【サイズ】手のひらサイズのコンパクトさ

前日の通りノクターンは高さ10.5cm。日本人の手のひらの長さは平均10.2cmなのでちょうど「手のひらサイズのコンパクトさです。ガス缶を装着していない状態だとより小さく感じるためか、スタッフからも「写真で見るより小さくてかわいい」との声があがりました。

【明るさ】周囲をほのかに照らす癒やしの光

点灯した際のノクターンは控えめでやさしい明るさが特徴的です。キャンプサイトや食卓を煌々と照らすというよりは、徐々に暗くなる周囲の雰囲気に溶け込むような小さな光なので、ノクターンをメインランタンとして使うことはむずかしいでしょう。この日はスノーピークのローテーブル「IGTスリム」に置いて検証しましたが、幅94×奥行き40.3cmのテーブル全体を、作業ができるほどには十分に照らしきれませんでした。

そういった実用的な明るさよりも、暗くなったキャンプサイトで静かに揺れる炎そのものを楽しむことがノクターンの醍醐味といえそうです。

[左]最小火力 [右]最大火力

明るさは、ノクターンに付いているツマミをひねり、ガスの噴出量を増減することで調節できます。この日は夕方から弱く湿った風が吹きはじめ、火力調節のためにガスを弱めるとすぐ火が消えてしまう事態に見舞われました。使用する場所や天候、ガスの残量や状態によりますが、精密な火力調節はむずかしいと考えて良さそうです。

【風への耐久性】不意に炎が消えていることがあるので注意

中程度の火力のノクターンに、強弱2段階調節可能な小型扇風機で風を当ててみました。真横から風を当てた際は思いのほか炎は消えづらく、弱風であれば5cmほどの距離まで接近しなければ炎は消えませんでした。「消えやすい」との口コミを確認していたため、もっと遠くからの風でも消えることを予測していたので意外な結果です。

とはいえ、風のせいで着火がなかなかうまくいかなかったり、炎が安定したと思ったら不意に消えてしまったり、ということが5〜10分おきに複数回発生。特に暗闇でノクターンを使用する際は、すぐ再着火できるようわかりやすい場所にライターやガストーチなどを置いておくと安心でしょう。

また、酸欠や一酸化炭素中毒のおそれがあるため、ノクターンは室内、車内、テントなどでは使用できません。風のない穏やかな気候の日に屋外で楽しみましょう。

【燃焼時間】最大71時間の長時間燃焼

スノーピークから発売されているODタイプのガス缶は「100」「250」「500」の3サイズあり、いずれもノクターンの燃料として使用可能です。ノクターンのガス消費量は1時間につき7gで、ガス缶それぞれのガス容量によってノクターンの燃焼時間が変わるため、使用したい時間や荷物のキャパシティとのバランスを考えてガス缶を選びましょう。

また、スノーピークのガス缶には「ギガパワーガス イソ(通称:銀缶)」シリーズと、「ギガパワーガス プロイソ(通称:金缶)」の2種類があります。プロイソは-40°Cでも着火できるプロパンガスと-10°Cで着火できるイソブタンが混合されているため、寒冷地でも使えることが特徴です。

ガス缶の容量 ギガパワーガス 110 ギガパワーガス 250 ギガパワーガス 500
燃焼時間 15時間 35時間 71時間

ギガパワーガス110イソ

【基本情報】

  • 使用サイズ:直径9×高さ6.5cm
  • 正味量:100g

スノーピーク(snow peak) ギガパワーガス110 イソ GP-110SR

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ギガパワーガス110プロイソ

【基本情報】

  • 使用サイズ:直径9×高さ6.5cm
  • 正味量:100g

スノーピーク(snow peak) ギガパワーガス110 プロイソ GP-110GR

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【収納】専用ケースが付属

収納ケースに入ったノクターン(収納ケースにはフタが付属します)

ノクターンには幅6×高さ11cmほどの白いプラスチックケースが付属しており、本体を安全に運べます。プラスチック製なので、踏んだり投げつけたりといった衝撃には耐えられない可能性がありますが、バッグに入れて運搬するだけであればキズや衝撃からノクターンをしっかり守れそう。

それでも不安な場合は部分的にでも内側へフェルトシールを貼ったり、ノクターンを薄手のクロスやエアキャップで包んでから収納するというのもひとつの手です。また、コンパクトゆえにバッグの中で行方不明に…とならないよう、運搬の際はバッグのポケットや小分けのポーチに収納することをおすすめします。

リトルランプ ノクターン

【基本情報】

  • 使用サイズ:幅4.2×奥行き4×高さ10.5cm
  • 重さ:102g
  • 燃焼時間:[ギガパワーガス110]15時間 [ギガパワーガス250]35時間 [ギガパワーガス500]71時間
  • 素材:アルミニウム合金、ブラス、ゴム、ガラス、ステンレス鋼
  • セット内容:収納ケース

スノーピーク(snow peak) リトルランプ ノクターン/雪峰祭2023秋 2023 EDITION FES-147 GIGA POWER (GOLD)110g,220g,450g(ガス別売り)

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