「さびる」という常識を覆した鉄製フライパン!「Tetsu」でアウトドア気分がさらに高まる
スキレットやダッチオーブンなどの鋳鉄クッカーは、キャンプ気分を高めてくれるギアの一つ。しかし、放っておくと「さびる」という手間があるのも事実です。その常識をくつがえした鉄製クッカーが「Tetsu」シリーズ。神奈川県綾瀬市の自動車関連部品などを製造する工場の技術で実現した、ある処理に秘密がありました!
鉄のデメリットに打ち勝った「Tetsu」シリーズ
自動車関連の加工産業を中心に数多くの町工場でにぎわう神奈川県綾瀬市で、1971年に誕生したのがナウ産業です。厚板加工を得意とする金属加工メーカーで、厚物プレス加工や大型トラック部品などで高い技術を持っています。その技術を生かし、一般消費者向けに誕生したのが、「Tetsu」シリーズです。
鉄製の製品は、蓄熱性が高く、高温・短時間で調理できるメリットがあります。ただし、油をなじませるシーズニングの手入れが必要で、サビが発生しやすいという懸念もあります。そんなデメリットを解消するために生まれたのが、同シリーズです。## サビを抑える“チッカ黒染め処理”の秘密
鉄製ギアの大きな懸念としてあるのが、サビの発生。Tetsuシリーズは、“チッカ黒染め処理”でサビの発生が抑えられているのが特徴です。この処理は、工業用の歯車などの摩耗してはならない部品で使われ、表面を硬化させる技術です。その副産物のようなものとして、サビの防止があります。
電気釜に鉄鍋を入れ、アンモニアガスを熱分解させることで、窒素が鉄の表面から内部に侵入。鉄の外側の表面が窒素と結びつき、サビに強い窒化化合物に変化。そのため、表面に強力なバリアのような層ができ、鉄製品にもかかわらず、酸化しにくい商品が誕生しました。## サビ防止だけではないチッカ処理のメリット
このチッカ処理のメリットはサビの防止だけではありません。もともとは表面硬化が目的の技術。処理を施すことで、その硬度が鉄の7倍に。もともと頑丈な鉄製品が、さらに強化されます。金属製の調理器具を使用しても、キズがつく心配は無用。料理後、そのまま包丁などで切り分けたり、金属製のへらやたわしが使えます。
厚さも3.2mmで、五徳の上でもずれない重さ。洗い物や物の出し入れの手間を減らせ、一般家庭に限らず、アウトドアでも便利な製品です。
鉄のマットな質感はキャンプにもピッタリ!
チッカ処理は、表面をコーティングさせるわけではなく、素材に浸透拡散させる処理です。食器洗い乾燥機を使用しても問題ありません。使い続けてコーティングが剥がれたりするリスクがないうえ、鉄の溶出で現代人が不足がちな鉄分の補完もできます。 そして、鉄ならではの素材感は魅力的。そのマットな質感やごつごつとしたフォルムは、アウトドアで使うのにうってつけです。現在Tetsuシリーズは7商品を展開。自分のキャンプスタイルに合ったものを選べます。Tesu Panは、片手で扱いやすい仕様に。食材の温度に負けず、しっかりと熱を蓄えるのが鉄の特性で、ジューシーかつ旨みを感じるられる料理を味わえます。
【基本情報】
商品名:Tetsu Pan(テツパン)
本体サイズ:410×260×40mm
重さ:約1260g
価格:14,300円(税込)
購入はこちら:Tetsu Pan## 大量の料理やアウトドアにもおすすめ!
3~4人分の料理を作りたいときには「Tesu Kaku Nabe set」が推し!たくさんの量を一気に調理できる大きさは、一般家庭でもアウトドアでも重宝します。高温・短時間で、熱を逃がさず料理ができるので、そのまま鍋として使用できます。持ち手も大きめに設計されているので、つかみやすく鍋のまま料理を楽しめます。
【基本情報】
商品名:Tetsu Kaku Nabe set (テツカクナベセット)
サイズ:本体 340×280×78mm
蓋 265×265×60mm
重さ:本体 約2500g
蓋 約1130g
価格:31,350円(税込)
購入はこちら:Tesu Kaku Nabe set## 小さめの鍋でスキレットの役割も
小さめのサイズで蓋までついた製品が「Tetsu Konabe set」です。油なじみも良いTetsuシリーズ。その小鍋サイズは、スキレットの役割も果たしてくれます。また、蓋までついているため、蒸したりすることも可能。さまざまな使い方を考えるのは、アウトドアギアを使う醍醐味の一つです。
【基本情報】
商品名:Tetsu Konabe set (テツコナベセット)
サイズ:本体 270×180×32mm
蓋 266×166×25mm
重さ:本体 約850g
蓋 約430g
価格:22,000円(税込)
購入はこちら:Tetsu Konabe set## 綾瀬市の技術者の想いが詰まった製品
綾瀬市には、高い技術と思いが詰まった製品づくりを行っている企業が多数あります。その地域を盛り上げるために、市内の中小企業の経営者を中心に、一般消費者向けに新たな商品を研究する組織が「あやせものづくり研究会」。今回のTetsuシリーズも、この研究会での試行錯誤を経て、ナウ産業が商品化を手掛けました。開発者のモノづくりへのこだわりの詰まったTetsuシリーズで、アウトドア料理をレベルアップさせてみましょう。公式はこちら:あやせものづくり研究会
Follow @ssn_supersports