「パリ五輪」日本勢メダル獲得ラッシュ!ロンドン、アテネ超えが確定でリオ五輪以上にも期待
メダル獲得の期待がかかる半井重幸(写真:松尾/アフロスポーツ)
パリオリンピックも残り2日間となったが、日本勢のメダル獲得ラッシュが止まらない。
今回のパリオリンピックから正式種目となったブレイキンでは、女子競技で湯浅亜実が金メダルを獲得。
レスリング男子フリー57キロ級の樋口黎やレスリング女子57キロ級の櫻井つぐみも金メダルを獲得。
スポーツクライミングでは、安楽宙斗が日本男子初の銀メダルを獲得している。
卓球男子団体では3位決定戦で敗れるなど悔しい競技もあったが、日本勢は確かな結果を残している。
大会17日目を終えた時点で日本が獲得したメダル数は、「金メダル16個、銀メダル8個、銅メダル13個、トータル37個」となっている。
史上最高のメダル獲得数となった東京オリンピックの58個には届かない可能性が高いが、それでも近代のオリンピックではトップクラスの獲得数となりそうだ。
近代オリンピックにおける日本のメダル獲得数
・2016リオデジャネイロオリンピック 金メダル12個、銀メダル8個、銅メダル21個 トータル41個
・2012ロンドンオリンピック 金メダル7個、銀メダル14個、銅メダル17個 トータル38個
・2008北京オリンピック 金メダル9個、銀メダル8個、銅メダル8個 トータル25個
・2004アテネオリンピック 金メダル16個、銀メダル9個、銅メダル12個 トータル37個
まだまだメダル獲得数が伸ばせる日本
すでにパリオリンピックでは37個ものメダルを獲得している日本は、残り2日となった大会中にまだまだ獲得数を伸ばしてくれるはずだ。
卓球女子団体は決勝進出を決めており、銀メダル以上が確定している。
レスリング男子フリー74キロ級の高谷大地、レスリング女子62キロ級の元木咲良も決勝進出しており、銀メダル以上が確定している。
さらには「SHIGEKIX」の愛称で知られるブレイキン男子の半井重幸や女子やり投げの北口榛花、スポーツクライミングの森秋彩など、メダルが期待できる選手も試合を予定している。
こういった流れを踏まえれば、ロンドンオリンピックやアテネオリンピックだけでなくリオデジャネイロ以上のメダル獲得数も現実的であるといえるだろう。
判定に泣く試合も多くメダル候補者が早期敗退となる種目も目立ったが、全体的に見れば大きな結果を残したオリンピックだったと評価されるのではないか。
大会18日目となる8月10日は、いったい何個のメダル獲得速報が流れるのだろうか。
日本人選手の活躍を期待しよう。
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