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最高の一瞬『40歳で引退。欧州でコーチへ』元プロサッカー選手・長谷部誠
今回から4回にわたって、サッカー界の話題の人の昔の写真を紹介したいと思います。
まずは、2023-24シーズンで現役を引退した長谷部誠さんです。
2002年に静岡県の藤枝東高校から浦和レッズに加入。2008年にドイツへ渡り、合計22年間サッカー選手としてプレーしてきました。
私が彼を始めて撮影したのは2003年8月2日のJ1ファーストステージ第15節 ジェフユナイテッド市原対浦和レッズ(国立競技場)の試合でした。この試合のメンバー表を確認してみたら、彼はFW(フォワード)登録されていて、背番号17番で先発出場していました。MF(ミッドフィルダー)としての印象しかなかったので驚きでした。
浦和には山田暢久選手、坪井慶介選手、鈴木啓太選手、永井雄一郎選手などが先発メンバーに入っています。そのなかで長谷部選手は最年少の19歳でした。浦和は日本代表監督も務めたハンス・オフト監督、市原はイビチャ・オシム監督でした。どちらの監督もすばらしく、試合も面白かったことを覚えています。
また、長谷部選手は日本代表として2010年、2014年、2018年のワールドカップにも出場して、チームキャプテンとしても頼れる存在でした。
40歳での現役引退となりましたが、引退後は所属していたフランクフルトのU-21のコーチに就任。新たな道を志した彼の今後が楽しみです。
▼高橋 学(たかはし・まなぶ)
1975年、福島県福島市生まれ。東京ビジュアルアーツ写真学科でスポーツフォトを専攻。1996年より(有)ジャパンスポーツで実績を重ねてフリーランスに。現在はサッカー、フットサル、陸上、フィギュアスケートなど様々なスポーツを取材している。
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