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THINK SPORTS『速く走る』
小学生の運動会シーズンだ。そこで常に話題になるのが、どうしたら子どもが速く走れるようになるか、である。
子どもの体力低下、運動能力低下が言われて久しい。外遊びが少なくなったからなど、様々な理由が挙げられているが、走る機会が少なくなったためか走り方そのものがよくない、という指摘も最近は多い。きれいなフォームで走れない子どもが多く出てきているのは、スポーツ関係者にとっては気になるところだろう。
親が子どもを走り方教室に通わせるといった話題も、度々メディアで取り上げられている。
走り方がよくない部分として典型的なのは、
・肩に力が入りすぎて腕をしっかり振れない
・腕が横振りになってスピードが上がらない
・腰が落ちてしまって足が速く回転しない
・真っすぐ前を向いて走れない(姿勢が崩れている)
などが挙げれられるようだ。
やはりいずれも走る機会が少なかったことで、走り方がわからない現象のように見える。
解消法としては、
・腕を大きく前後にリズミカルに振る練習
・ヒザを高く上げながら走る練習
・軽くジャンプしながら走る練習
などがあるという。
そしてこうしたフォームを鏡の前でやって自分でチェックしたり、動画を撮ってチェックするのも効果があるそうだ。
また体を普段から動かしていない子が多いという点もあり、練習そのものを効果的にする体幹トレーニングや、練習前後のストレッチもやったほうがいい。
このような情報を一般に広く共有することが、カッコ悪い走り方、遅い走りの解消につながるのではないだろうか。
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