最高の一瞬『戦い続ける男_デ・パウル(サッカー)』

 

カタールワールドカップで気になった選手の2人目は、アルゼンチンのロドリゴ・デ・パウル選手です。

 

前回紹介したイングランドのジュード・ベリンガム選手は、運動量が豊富でも軽やかな感じなのですが、このデ・パウル選手は周りの相手をすべてなぎ倒すような、ゴリゴリ戦うプレーをします。

 

加えてものすごい運動量で超人的な働きをするので、すっかり目を奪われてしまいました。

 

顔つきは優しいんです。メッシがゴールしたときに喜びの輪に近寄っていくときなど、本当に気のいい青年といった感じです。

 

でも、体はゴツくてラガーマンのよう。相手との接触プレーも厭わずにガンガンぶつかっていく様が印象的でした。

 

グループリーグは全3試合フル出場。もう倒れてしまうんじゃないかというくらいの献身的な運動量を見せていて、汗の量も尋常ではなかったです。

 

この選手もボールによく絡むので、ついつい撮る枚数が増えてしまいがちでした。

 

 

▼佐野美樹(さの・みき)

東京都生まれ。写真家いしだまことに師事後、スポーツフォトグラファー梁川剛のアシスタントを経てフリーに。サッカーやレスリングを中心としたスポーツだけでなく、人物ポートレートや料理など、広告やエディトリアルにて幅広い分野で活動している。カタール・ドーハでは大好きなビリヤニを思う存分堪能した。

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