レアル・マドリードとの対戦で見えた現実。清水エスパルス 反町康治GMが考える『Glicoチャレンジツアー』の価値【PR】
『Glicoチャレンジツアー』の価値向上が新たなビジネスチャンスに
ーここからは、Jクラブとスポンサー企業との関係性についてお伺いしたいと思います。長年エスパルスをサポートされているグリコさんとの取り組みについて、どのように評価されていますか?
まず、長期にわたって我々のパートナーとしてサポートしていただいていることに、心からお礼を申し上げたいです。特に、アカデミーの活動は露出する機会が多くないにもかかわらず、選手やクラブの成長を考えてスポンサードしてくれることは、本当に感謝してもしきれません。
我々としては、それに見合う対価として、引き続きトップチームで活躍できるような選手をたくさん輩出していきたいです。今後もこの素晴らしい協力関係を大切に育み、さらなる相乗効果を生み出していけるよう努めていきたいと思います。
ー協賛いただいている『Glicoチャレンジツアー』の今後の展望についてはいかがでしょうか?
今回、インターナショナルな試合もできたわけですが、さらにスケールアップして欧州の名門クラブとも対戦できるようになれば理想です。例えば、ユヴェントス、バイエルン・ミュンヘン、チェルシーやマンチェスター・ユナイテッド。これらのチームも参加するとなれば、大会の価値は飛躍的に上がります。
これはJFA時代に得た知見ですが、アンダー世代の代表大会では参加国の質が大会の価値を左右します。『Glico CUP』はクラブチーム単位の国際大会という点で珍しく、大会の評価が高まればグリコさんにとっては新たなビジネスチャンスが生まれる可能性もあります。
今後、権威ある大会としての地位を確立できれば、海外でのブランド価値向上にも大きく貢献できるはず。これからも共に、よりスケールアップした大会にしていきたいですし、同時に、我々エスパルスもこの舞台で優勝争いができるよう、チーム力を高めていきたいところです。
ーJリーグ発足当初からグリコさんとパートナーシップを結んでいらっしゃいますが、この30年で社会や経済の状況も大きく変化しました。そういった中で、スポンサー企業が求める価値や期待することに、どのような変化があったとお感じですか?
かつて私が選手だった頃は、試合に勝つことが全てという考え方もありました。しかし現在は、SDGsの理念のもと、社会にどれだけ貢献できるかが重視される時代。エスパルスとしても、新しい価値観を取り入れ、様々な社会貢献活動に取り組んでいます。
一方で、チームの強化がそのまま社会貢献に直結することも事実です。例えば、チームが強くなり試合に勝つことで地域全体が元気になったり、人々の生きがいになったりする。そういう意味で、私の役割は、エスパルスを強くすること。そのためには、アカデミーから選手を育成し、しっかりとした土台を作ることが重要だと考えています。
ー最後に、今後の強化方針やクラブの展望についてお聞かせください。
やはりチームの強さを長期的に維持するには、アカデミーからの一貫した育成が不可欠です。今回の『Glicoチャレンジツアー』は、その取り組みの一環でした。目に見える結果はすぐには現れませんが、こうした地道な土台づくりこそが、安定したチーム力の向上につながると確信しています。
今後も、このような活動を積極的に推進していくことで、エスパルスのブランド価値を高めていくと同時に、常に勝利を追求できる実力のあるチームを作っていきたいと思います。
■Glico cupの様子はYoutubeチャンネルにてご視聴いただけます。
https://www.youtube.com/@BalonQTV
■Glicoチャレンジツアーの詳細はこちら
https://www.s-pulse.co.jp/news/detail/53617
■江崎グリコ株式会社 スポーツサポートプロジェクトの取り組みについて
https://www.glico.com/jp/csr/sports/
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