ナイキのサッカースパイクの特徴と魅力とは?
ナイキ(NIKE)と言えば、現代で活躍するスポーツ選手の多くが愛用している世界的スポーツメーカーですよね。
1972年に設立されて以降、サッカーというスポーツにおいても様々なシリーズのスパイクを発売し、人気を獲得しています。
ナイキの社名はギリシャ神話の勝利の女神「ニケ(Nike)」が由来であると言われています。
日本のメーカーとは違う「カッコ良さ」に憧れて購入したことがあるという人も多いのではないでしょうか?
この記事では、そんな「ナイキのサッカースパイクの特徴と魅力」について解説していきたいと思います。
ナイキのサッカースパイクは主に3種類
ナイキのスパイクは、3つのシリーズがあり、それぞれに違った特徴と魅力があります。
どのシリーズもオシャレさはもちろん、機能面でも違った特徴を持っています。
購入する前にはぜひそれぞれの特徴や魅力を理解した上で購入するようにしましょう。
どのシリーズも若干足幅が狭くなっているので、足幅が狭めの人と特に 相性が良いメーカーです。
価格帯は練習用の「アカデミー」、練習にも試合にも使用できる「プロ」、試合専用の「エリート」の順に高くなっています。
さらに、ソールの種類も3種類(土グラウンド用の「HGソール」、人工芝用の「AGソール」、天然芝用の「FGソール」)というように分かれています。
スピードと加速力に特化した「マーキュリアル」
マーキュリアルは、軽さを追い求め、加速力と推進力に特化したモデルとして開発されたシリーズとなっています。
初速が大事であるサッカーというスポーツにおいて、これ以上ない特徴を兼ね備えたスパイクだと言えるでしょう。
アッパー部分はマイクロファイバー素材が採用されていて、人工皮革でありながら天然皮革のような柔らかさを実現させています。
また、「スピードリブ加工」が施されているので、トップスピードでもしっかりとボールコントロールができるようになっています。
サイドバックやウイングのポジションでプレーする選手には最適なスパイクと言えるかもしれません。
これまで「ヴェイパー」や「スーパーフライ」「ビクトリー」といったモデルが発売されています。
攻撃の起点を生み出す「ティエンポ」
20年以上の歴史を誇るシリーズが、この「ティエンポ」です。
「攻撃の起点を生み出す」というコンセプトが示すように、ゲームメーカーにおすすめのスパイクとなっています。
その特徴は、「上質なカンガルーレザーを採用している」という点です。
足によく馴染むので、繊細なボールタッチも実現可能となるのです。
天然皮革は水との相性が悪いというマイナス点もあるのですが、このティエンポではアッパー部分に「サポートケージ加工」と独自の撥水加工を施しているので、大きな弱点のないスパイクになっています。
これまでに「レジェンド」、「レガシー」といったモデルが発売されています。
コンセプトが「攻撃の起点」というものなので、MF専用のスパイクのようにも感じますが、実際には一流のセンターバックの選手が好んで履いています。
現代サッカーの攻撃の起点はセンターバックであるということがスパイクからも読み取れますよね。
ファントム
これまで「ファントムビジョン」と「ファントムヴェノム」という2つのモデルが合ったファントムですが、2020年からは「ファントムGT」が代わりに登場しています。
ナイキスパイク史上最もデータを駆使して開発された「ファントムGT」は、抜群のボールタッチを実現できるという特徴があります。
ファントムGTの「GT」とは、「ジェネレーティブ・テクスチャ―」の略称で、アッパー全体に加工された凸型のテクスチャーを表したネーミングとなっています。
スパイクの表面がボールを捉えすぎないような最高のバランスとなっているのです。
ナイキのサッカースパイクはこれまでどんな選手が愛用されてきた?
ナイキは、世界的なメーカーであるがゆえに、名だたる一流サッカー選手がそのスパイクを愛用しています。
・ケビン・デ・ブライネ選手(ファントム)
・ファン・ダイク選手(ティエンポ)
・ラファエル・バラン選手(ティエンポ)
・ジェラール・ピケ選手(ティエンポ)
・エデン・アザール選手(マーキュリアル)
・アダマ・トラオレ選手(マーキュリアル)
・冨安健洋選手(ファントム)
・上田綺世選手(ファントム)
彼らの最高のプレーをナイキのスパイクが引き出していると言っても過言ではないでしょう。
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