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JFA夢フィールド建設の先にある思い。東亜道路工業がスポーツインフラに力を入れる理由【JFAパートナー企画 #7】

「ピッチ・カリオカ」最高のパフォーマンス発揮のために

​​新田:建設を担当させていただいた高円宮記念JFA夢フィールド内のビーチサッカーピッチ(愛称:ピッチ・カリオカ)が2021年6月に完成しました。日本のビーチサッカーフィールドとしてトップレベルの施設で、ビーチサッカー日本代表の活動拠点となっています。

構想段階からJFAさんと細部までこだわって作ったので、とても感慨深いですね。砂の質や排水口の場所など、細部までこだわりました。良いものを作るために、何度も話し合いましたね。

島田:担当された現場監督の方が他のビーチサッカー場を視察されていたのが印象的でした。「あそこはこういう砂質だった、こうした方が良いのでは」などと積極的に意見を出してくれていました。完成図をイメージをしながら共に最高のものを作り上げる過程は、とてもやりがいがありました。

現場に顔を覗かせても、皆すごくフランクに話してくださいました。「こういうところが難しくて、苦戦しているんです」などと。非常に良い距離感で、一緒に作り上げられたと感じています。

​​新田:われわれだけでは、どのようなピッチにすればプレーしやすいのか、理想の施設を作ることはできません。利用者目線から意見を多く取り入れ、利用者・施工者が一体となってビーチピッチを造り上げられたことは非常にいい経験だったと感じています。今後もグリーンプロジェクトパートナーとして、最高のパフォーマンスが発揮できる施設づくりを目指していきたいです。

ピッチ・カリオカ

JYDと目指すスポーツインフラで街づくり

​​新田:日本では、子どもたちがサッカーを楽しめるフィールドがまだまだ整っていません。トップレベルの施設だけではなく、未来ある子どもたちのためにサッカーができる環境を整えていきたいです。そのためには47都道府県のサッカー協会とも連携して、地域単位でのスポーツ施設づくりにも積極的に関わっていきたいと考えています。子供も大人もサッカーが楽しめて、サッカー場が地域のシンボルになるような場所を増やしていきたいと思います。

東亜道路工業では、計画から完成後の活用方法まで一貫した施設づくりを提案しています。未来をしっかりと見据えたスポーツ施設を提案し、脱炭素化への対応やDX(デジタルトランスフォーメーション)を活用した先進技術による取り組みなど、時代に応じたインフラ作りにも取り組んでいきたいと思います。

今後は、SDGsに対応したインフラ作りが求められていくと感じています。例えば、弊社がフランスのColas社と取り組んでいる太陽光発電舗装もそのひとつです。道路面に太陽光パネルを敷き詰めて、電力供給に繋げる仕組みになっています。太陽光発電のパネル設置場所という課題を解消するだけでなく、今後普及すると考えられるEV(電気自動車)の給電システムの電源としても期待されています。将来的には、スタジアムやフィールドの駐車場にも取り入れ、施設内の電力を賄うなど環境に配慮したスポーツ施設づくりを構想していきたいと思います。

太陽光発電舗装施工例

また、近年は官民連携事業にも力を入れています。スポーツ施設や公園のリニューアル事業、学校など公共施設の跡地利活用などに取り組む中で、環境やニーズに応じたスポーツ施設を提案しています。そこに人が集まり、楽しみ、笑い、学び、地域や人と共に成長するスポーツ施設を目指して、地域活性化に貢献したいと考えます。
道路の社会インフラ整備から始まった社会貢献活動への想いは、少しずつ色々な分野で花を咲かそうとしています。これからの東亜道路工業に是非ご期待ください。

JFA Youth &Development Programme について詳細はこちら!↓

JYDへの日本サッカー協会の思いもAZrenaで取材させていただきました!こちらもぜひご覧下さい!

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