【日本代表/WEB取材】明日の先発? 関口優志は「非常にワクワクしている」

12日に開幕したFIFA フットサルワールドカップ リトアニア2021。日本代表は、14日(火)20時(日本時間15日、2時)にグループリーグ初戦、アンゴラとの戦いに臨む。試合前日の13日、オンライン取材が行われた。

試合前日の本当に最後のオンライン取材、ブルーノ監督と選手2人が応じてくれると連絡が来たのは13(月)の朝のこと。明日のアンゴラ戦に向け代表チームの広報がチョイスした選手は、キャプテンの吉川智貴とゴレイロの関口優志だった。「明日の先発は、もしや」そんなふうに邪推しつつ、「試合の50%を決める」としばしば言われるゴレイロの、決戦に向かう心境を聞いた。

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ワクワクしています。早く試合がしたい。

──いよいよ明日初戦ですが、準備は万端ですか?
そうですね。いい準備ができてここまで来たので、ワクワクしています。

──W杯を逃した2016年の話題で恐縮ですが、あれから5年が経ち、日本が再び世界の舞台に戻ってきた。関口選手はどんな想いですか?
僕自身はW杯に出たことがないので、戻ってきたというよりは、初めて挑戦するという意味合いが強いです。やはり、フットサル日本代表としての歴史を途絶えさしてしまって、こうやって再びW杯に出られるという意味では、今までの日本のフットサルの歴史を塗り替えるべく、ベスト16を超えていくために全力で頑張っていきたいです。

──初のW杯の舞台に臨むにあたり、先輩からのアドバイスは?
「W杯に向けて」というこだとアドバイスはもらっていません。ただ、戦術だったりフットサルに直接関わる部分では、色々なアドバイスを先輩からもらってきました。代表を経験する中で教わったこともたくさんあります。

──前日の公式練習でW杯のピッチに入ってみて?
はじめに言ったように非常にワクワクしたという思いと、やっぱりW杯の装飾がしっかりされていて「ああ、W杯なんだな」と「早く試合がしたいな」という想いがありました。

──アンゴラに対策は? ビデオなどはもう見られた?
チームとしてアンゴラのビデオは、まだこれからです。ゴレイロとしてとチームとして見ることになると思います。個人としてはYouTubeなどにあがってる動画を見て、自分の中でアンゴラに対するイメージを作ってきました。

──その中でゴレイロとして注意する部分は?
戦ったこともない相手を映像で見た僕のイメージですが、やはり個人の能力値、1対1の仕掛けなどは高いものを持っている。一方で、チームとしての決まり事は多いチームではない、と僕は認識しているので、能力の高い個の部分はしっかりと抑えないといけないと感じました。

──矢澤大夢選手が先日のオンライン取材で「シュートがたくさん来るというよりは、たまに来るピンチが数的不利の大きなピンチになるとゴレイロ陣で予想している」と話していましたが?
そうですね。僕自身もそう思いますし、仮想アンゴラという位置付けのモロッコとの試合でもそうだったんですが、スペインなどと試合をした時ほどボールが飛んでくるわけではなかったです。カウンター1本が大きなピンチになる、ということも起こると思うので、そういうピンチで失点をしないためにしっかり準備をして取り組んで行かないといけない。ワイルドカードでの進出や得失点差ということも視野に入れて、最小失点でより多く得点を取るという目標をチームとして掲げながら、しっかりとグループステージを突破できるように頑張っていきたいと思います。

──明日の先発は、いつ監督から伝えられるんですか?
いつもの流れだと「試合に出発する前のミーティングの中で言われる」か、「会場に入ってからアップする前にゴレイロ陣が呼ばれて言われる」かの2パターンがあるので、どっちになるかは明日になってみないとわからないです(笑)。

──前日パターンはなんですね。では明日、日本の勝利を期待しています。
はい。頑張ります。

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