• HOME
  • 記事
  • その他
  • Sports Job Network。日本最大級のスポーツ業界求人情報サイトは、どのように出来上がったのか?

Sports Job Network。日本最大級のスポーツ業界求人情報サイトは、どのように出来上がったのか?

スポーツ界で生き残れる基準は“業界にとって役に立つか立たないか”

河島徳基氏

スポーツ系で起業している人もいっぱい見てきて、生き残っている人もいれば、そうでない人もいる。正直、「この人は何がしたいんだろう」と思うこともありました。「起業をしてこんなビジネスをやりたい!」と言っているのだけど、全然腑に落ちないものもありますし、そういう人はいなくなっていきます。僕らがその仕事をやるかやらないかという線引きは、“スポーツ業界にとって本当にそれが役に立つか立たないか”なんですよね。何かしらスポーツに貢献できるもの、という点です。僕は、根底にはそういった想いを持っています。

とにかく今のスポーツ界は問題だらけだと思うんですよね。噴出しているものもあれば、特に噴出していないけど問題になっているものもあって。そういったものを解決していかないといけないんです。なので、まず1つは何を解決したいのかというところを考えなければいけない。そして、その問題を解決したらどんな世界になるのかという話をするのもそうですし、どうやって解決するのかも大事ですよね。

ITが遅れているという問題点もあれば、どうITでスポーツを活性化していくのかということも重要です。「なんでもいいので、スポーツの仕事をしたい!」というよりも、スポーツ界における課題を摘出して、その中からみんなで解決していかないといけない課題を見つけ、どの課題に自分が取り組めるのかというのを考えられる人が必要とされています。

あとは、スポーツ界が発展していくための大きな要素は、お金なんです。お金が回っていないと発展もできないので、自分が実現したいことを叶えるには、どうやってお金を回していくのか。スポーツで稼いだお金をスポーツに投入してどうやって発展させていくか。そこのレベルに自分を置き換えていかないといけないんじゃないかと思います。

前編はこちら

関連記事