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「スポーツスポンサードには無限の価値がある」東京冷機工業がアースフレンズと歩む理由

社内運動会とともに、総勢約900人を集めてバスケット観戦

私は仕事柄、様々なパーティーや交流会に足を運びますが、山野さんとお会いして、スポーツがもつ力を感じました。バスケットボールへ強い熱意と同じ共感性をもつ企業人が会に集まっているので、とにかく親しくなる速度が早いんです。またバスケットボールに関心を寄せる企業の多さにも驚きました。

それまでは、スポンサーとしてスポーツを応援するという発想は全くもっていませんでしたね。おそらくアースフレンズでなければ、山野さんでなければそう思わなかったかもしれません。

山野さんには実際に会社にも来ていただいて、スポーツクラブ経営について講演していただきました。山野さんの熱意に触れた社員たちが、アースフレンズをスポンサードする事に前向きになってくれたきっかけになったと思います。知らないままでは「なぜそんなことをやるの?」と思われがちなので、生の声を聴けたことは大きかったと感じています。

2019年10月には、マッチデー・スポンサーという形で試合に携わりました。試合前の会場で社内運動会を開催して、のちの試合観戦では弊社のお客様を大勢招待いたしました。総勢900人くらいになったと思います。様々な方々と交流が生まれ、試合を見て感動を分かち合う。山野さんと出会えて本当に良かったと感じました。



スポーツにはコロナ禍でも大きな影響力がある

2020年2月には、バスケ好きの大学生を集めて「カレッジカップ」の開催をサポートしました。この大会もアースフレンズさんの試合前に会場をお借りして、各大学のAチームではなく、Bチームで頑張っている学生に参加していただきました。まさに私が発信した「惜しくもレギュラーに選ばれなかったバスケ部員達へ活躍の場を提供する」というメッセージが、形になった瞬間ですね。

![](https://res.cloudinary.com/linksports/image/upload/w_1000,q_80/azrena/2020/06/10031609/20200609181609-1024×768.jpg)
*カレッジカップの模様*

残念ながら新型コロナウイルスの影響もあって、その後も様々なイベントを企画していましたが中止を余儀なくされてしまいました。スポンサーとして費用対効果を測るのは、まだ先の話ですが、スポンサー費用をビジネスだけで回収しようという考えはもっていません。スポーツには無形の効果がある。また将来、実を結ぶつぼみがたくさん存在すると感じているからです。

社内でもバスケットボール部が立ち上がりました。取引会社のチームと試合をして盛り上がっていますし、先日は仁平拓海選手にも練習に足を運んでいただきました。今後はアースフレンズさんへのスポンサードをきっかけに、私共トウレイに興味をもってくれる方々が増えてくれば有難いと思っています。またアースフレンズさんの成長過程を見守っていくことも楽しみの一つですね。

コロナウイルスによる影響は計り知れないものがありますが、メリットもあると思います。企業活動で言えば、業務手順の抜本的見直しによる効率化などは、この機でなければできなかったことです。また時間を有効に使って、自己啓発に励みスキルを身に着けるのも良いでしょう。様々な角度から日常を見直し、長期的な視点でチャレンジしていくことが大切だと思います。

またスポーツも多くの人を元気づけています。試合ができない状況でも、再開に向けて黙々とトレーニングを続けるアスリートの姿は、多くの人に伝わっているはずです。「早く試合を見たい」という人の頑張る糧にもなりますね。その意味でも、スポーツがこの機に社会へ与えた影響は大きいと思います。

スポーツに興味がなかった私が、こんなにスポーツがある日常が待ち遠しくなるとは思いませんでした。選手の皆さんも同じ気持ちと思いますが、その苦しさはスポンサーとして携わっているからこそ分かる部分もあります。再開後は溜まりに溜まったエネルギーを、存分にコートで爆発してほしいです。

そして忘れないでほしいのは、スポーツを支えているのは選手だけではないということです。表舞台に立てなくても、裏方として支えている方々がたくさんいます。今は苦しい状況ですが、みんなで一丸となって乗り越えていただきたいですね。

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