THINK SPORTS『ゾーンに入る』

「イメージどおりのプレーができて、活躍した」

「練習してきたことが発揮され、実力を出し切って優勝した」

トップアスリートの世界で度々聞かれる、「やることなすこと、すべてがうまくいく」無双状態。よく「ゾーンに入った」という言葉で表現されることがある。

「今日はボールがよく見えて、すごくいいプレーができる!」

「今日は調子がよくて、いつまででも走っていられそう!」

一般のスポーツ愛好家のなかでも、こうしてゾーンに入った経験がある人がいるかもしれない。しかし、トップアスリートたちは、このゾーンに入るためのさまざまなテクニックを持っている。

自分のやるスポーツに対しての、挑戦と技能のバランスがいい時に、このゾーンに入りやすいという。実力がないのに高い目標ばかり狙ってもうまくいかないし、反対に実力はあるのに目標が低いと、やる気がなくなってやはりゾーンに入れないそうだ。

つまり、現在の自分の実力と、目指す結果とのバランスをとるのが大切になる。

まずは自分の今の状態を分析し、どんな目標を立てるのかが重要だ。それがうまくハマれば、このゾーン体験を味わえるかもしれない。

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