最高の一瞬『サラブレッド_畠田瞳(体操)』

2019世界選手権シュツットガルト大会個人総合の写真です。

畠田選手は、両親が体操選手というサラブレッド。お父さんはオリンピック選手でした。2019年はユニバーシアード大会にも出場していて、そこで4つの金メダルを獲得しています。

写真の段違い平行棒を得意としていて、体幹が強く、脚力もあります。妹の畠田千愛選手も体操選手で、姉妹で将来の女子体操界を引っ張っていくことが期待されています。

体操を始めた小さいころから、お母さんがコーチをしていますが、早稲田大学の大学生になった現在もセントラルスポーツに所属して、そちらでお母さんの指導を受けながら練習を行っています。

内村航平選手の回に、体操は練習がすごく大切ということを言いましたが、いい練習をするには練習環境とコーチが大切です。

畠田選手は、いい練習環境をずっと変えずにやっているのが大きいのだと思います。

▼藤田孝夫(フジタ・タカオ)

1964年、香川県三豊市生まれ。小学、中学、高校と、明けても暮れても野球の日々。そんな環境下、なぜかTVで観たオリンピックに心惹かれ、後にスポーツカメラマンを志し上京。オリンピックを目指すアスリートを主体に撮影。

1985〜1990年(株)フォートキシモト スタッフフォトグラファーとして在籍後、1991年〜フリーランス。オリンピックは1988年カルガリー大会から2018年平昌大会まで夏冬17回連続取材中。

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